沖縄切手・琉球切手は
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「沖縄切手(琉球切手)」は、アメリカ軍統治時代に発行されたものなので、流通数が少なくコレクターに人気の切手です。1枚で数万円もの価格が付くものもあり、切手の中でも高価買取が期待できます。ウリエルでは沖縄切手を1枚〜切手アルバムまで買取可能です◎ぜひ無料査定でお手持ちの切手の価値をお確かめください!

お客様の声

  • 期待通り高く買い取ってもらえました!
    出張買取沖縄切手60代女性千葉県習志野市にお住まいのお客様

    出張買取を利用しました。丁寧で雰囲気の良い方で、切手アルバムも期待通り高く買い取ってもらえました。非常に満足しております。ありがとうございました。

  • 接客が素晴らしく、気持ち良く取引きできます。
    出張買取沖縄切手60代男性東京都武蔵野市にお住まいのお客様

    スタッフは皆さん接客が素晴らしく気持ち良く取引きできます。切手の買取ではメジャーな買取店をいくつか利用したことがありますが、対応の良さと相場の高さのバランスは一番だと思います。次回以降もお願いしたいと思います。

  • 対応が早く、丁寧です。
    出張買取沖縄切手50代男性沖縄県那覇市にお住まいのお客様

    初めて郵送の買取を利用しましたが、対応はすべて早いと感じました。電話での説明や資料は初心者に優しく、とても丁寧だと感じました。切手については、長く押し入れにしまってあった祖父のコレクションなので、痛んでいないか心配していましたが、連絡が来て、予想以上の金額で嬉しかったです!

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沖縄(琉球)切手について

沖縄切手

沖縄(琉球)切手とは

沖縄(琉球)切手とは、太平洋戦争後、アメリカ軍によって統治されていた沖縄で使用されていた切手を指します。

その経緯から、図柄に円や銭ではなくアメリカ通貨が表記されたものや、日本語表記が存在しないものもあります。

沖縄の風景や文化が取り入れられたその図柄は、アメリカ軍統治下にあった影響もあって独特のデザインを持ち、切手コレクターに人気があります。

沖縄が本土復帰する際に発行停止となったため希少価値が高く、現在でも一部のものは高値で取引される傾向にあります。

沖縄切手と琉球切手の違い

広義での総称としては「沖縄(琉球)切手」なのですが、厳密にいうと「沖縄切手」と「琉球切手」は別物です。

「沖縄切手」は、沖縄および奄美群島で1945年~1953年6月の期間に発行された切手のことを指します。

これは太平洋戦争終結後にアメリカ軍により占領され、軍による統治が行われていた機関と重なります。

一方「琉球切手」は、沖縄で1953年7月~1972年5月14日の期間に発行された切手のことを指します。

これはアメリカ軍政府により樹立された琉球政府の郵便局で発行されたものです。

額面表記は円ではなく、初期はB円(アメリカ占領下の沖縄や鹿児島の奄美群島などで流通した擬似紙幣)建て、後期はドル・セント建てとなっています。

いずれも、1972年6月3日の沖縄本土返還をもって廃止されています。

沖縄(琉球)切手の種類・相場について

沖縄(琉球)切手の種類

第1次普通切手

初版:1948.7.1 発行
再版:1949年発行

第2次普通切手

1950.1.21 発行

はと航空切手

1950.2.15 発行

琉球速達切手

1950.2.15 発行

琉球大学開校記念切手

1951.2.12 発行

植林記念切手

1951.2.19 発行

琉球政府創立記念切手

1952.4.1 発行

改訂加刷切手

1952年発行

建造物シリーズ切手

1952~1953年発行

ペルリ来琉100年記念切手

1953.5.29 発行

第3回新聞週間記念切手

1953.10.1 発行

第4回新聞週間記念切手

1954.10.1 発行

動式電話開通記念切手

1956.6.8 発行

天女航空切手

1958.7.1 発行

ドル表示数字切手

1958~1961年発効

第1次動植物シリーズ

1959.8.10 発行

第2次動植物シリーズ

1961.1.10 発行

西表政府立公園

未発行(1971.8.30発行予定)

沖縄 第1次普通切手

第1次普通切手は1948年7月1日に発行された初版と、1949年に販売された再版のものがあります。

図柄に変化はありませんが、使用された紙の色に違いがあります。初版は灰白色、再版は白色なので見分けるのは容易です。

価格は初版のほうが圧倒的に高く、額面40銭のものが2,000円程度、1円のものになると1枚10,000円を超える金額で買取がされています。

一方再版になると価格はぐっと下がり、1枚100円程度で取引されています。

改訂加刷切手

改訂加刷切手には、10円のものと100円のものが存在します。

100円の改訂加刷切手は、沖縄(琉球)切手の中でも最高の価格を持つ切手です。

取引金額は数万円から、中には10万円を超えるものもあります。

なぜこんなにも評価が高いかといいますと、存在の特異性と希少性が際立っているからです。

この切手はそもそも、沖縄在住の外国人のために高額の航空切手が必要になり、急場しのぎで作られたものです。

そのため発行部数は8,000部と少なく、使用期間も1952年4月~1953年3月までの1年間ほどでした。

地元の印刷所で刷られたため、文字に欠けがあったり不揃いであったりという点も、この切手を味わい深くしており人気の一因となっています。

また図柄に「RYUKYUS」と印刷されているものは、「第二次普通郵便の6種」と「ハト航空」、速達切手の「タツノオトシゴ」、「琉球大学開校記念」とこちら改訂加刷切手の2種のみです。

こういった要因が絡み合い、現在では非常に貴重なものとして海外の収集家からも人気が高い切手になりました。

10円の改訂加刷切手も同様に貴重なものですが、こちらの買取価格は100円切手ほどではなく、版により500~2,000円程度で取引がされています。

天女航空切手

天女航空切手は、エアメール用として発行された切手です。

沖縄に古来より伝わる天女伝説にちなみ、天女が空を飛ぶデザインが描かれています。

全5種類で、15円(青緑色)、20円(紅色)、35円(黄緑色)、45円(茶色)、60円(灰色)が存在します。

発行は第1次から第3次まで3回行われ、それぞれデザインや額面表記が違っています。

買取価格は1,000円ほどで取引されています。60円のみ2,000円ほどの値が付くこともあります。

天女航空切手はエアメール用という事情から、当時の激しい物価の値動きに合わせる必要がありました。

そのため、急遽金額を改訂し加刷されたものが存在します。

この加刷切手はに印刷のムラや反転などが出ることがあり、それらには高値がつけられるものもあります。

「逆加刷9$」と呼ばれるものには、実に10万円の値が付いています。

はと航空切手

はと航空切手は航空切手として1950年2月に発行されました。

全3種類で、8円(青色)、12円(緑色)、16円(紅色)が存在します。

アメリカ軍統治下で初めて発行された航空切手であり、デザインはアメリカ軍より懸賞付きで公募されたものでした。

図柄において特徴的なのは「琉球郵便」ではなく「RYUKYUS」と表記されている点で、これは種類が少なく貴重なものです。

はと航空切手はそれぞれが発行部数20万枚と少なかったため、現在ではプレミアが付き比較的高い値段で取引されています。

16円が400円程度、12円が1000円程度、8円が2500円程度で買取されています。3種類揃えば、5000円程度で取引されます。

ドル表示数字切手

ドル表示数字切手は、沖縄で通貨切り替えが行われた1958年9月に発行されました。

この特徴的なデザインは、¥マークと$マークが組み合わされたもので、全12種類存在します。

単位
1/2¢、1¢、2¢、3¢、4¢、5¢、10¢、25¢ 紫色
25¢ 青紫色
50¢ 灰色
50¢ アイボリー台紙
1$ 赤紫色


沖縄では1948年より、占領期の擬似紙幣である「B円軍票」が法定通貨でした。

このB円が、占領軍の命令により1958年にドルへと切り替えられます。

そのため切手の額面もB円からドルに切り替える必要があり、沖縄の印刷所で刷られることになったものです。

買取価格は額面により開きがあり、10¢までの7種は100円程度で取引されています。

これが25¢以上のものになると数百円~1,000円程度になり、台紙がアイボリーのものや糊付期のものはさらに高値で取引されています。

琉球政府創立記念切手

琉球政府創立記念切手は、1952年4月に琉球政府の創立を記念して発行されました。

沖縄は太平洋戦争の敗戦以降、アメリカ軍により統治されてきました。

この統治は1952年に琉球政府といういわばアメリカの傀儡政府を樹立させることで終止符を打たれます。

この時点で沖縄は名目上、琉球という「国」として独立したことになります。

沖縄では1958年まで軍票である「B円」が法定通貨であったため、琉球政府創立記念切手はこのB円が使用された「B円切手」といわれるものです。

使用された期間が短いため、人気が高いものとなっています。

この琉球政府創立記念切手は、今では存在しない琉球政府という国で同様に廃止されたB円という通貨単位で発行された切手として、収集家の間で高い評価を得ています。

買取価格は数千円であり、プレミアム切手として流通しています。

琉球大学開校記念切手

琉球大学開校記念切手は、国立大学である琉球大学の開校を記念して1951年に発行されました。

琉球大学は沖縄県唯一の国立大学であり、当時は首里城の跡地に建てられていました。

発行部数が限定されていたため人気は高く、市場では1,000~1,500円程度で取引されています。

また、いわゆるエラー切手が高額で売買されています。

植林記念切手

植林記念切手は、1951年に発行されました。

図柄の樹木は沖縄県の県木である「リュウキュウマツ」であり、「蔡温」という人物の名前も記されています。

そのため、この切手は「蔡温切手」と呼ばれることもあります。

蔡温は18世紀の琉球政治に多大な貢献をした人物であり、積極的な林業政策を行ったためこの切手に記されることになりました。

発行年度が古いため高い希少価値があります。

そのため買取価格は高く、美品では2,000円程度の値段で取引されています。

沖縄(琉球)切手の中で高価買取が期待できるものは?

シリーズが揃っている

沖縄(琉球)切手には数種類の切手がシリーズとして発行されているものや、デザインが同一でも額面が異なる物が存在します。

これらの切手はすべて揃っていると価値が上がるものがあり、単品で売却するより買取価格も上昇します。

特に第1次普通切手、第2次普通切手、天女航空切手などはその傾向が強くあります。

エラー切手

エラー切手とは、一言でいえば「印刷ミスした切手」のことを指します。

当然本来の商品としては不良品ですので、発行の過程で除去されてしまいます。

しかし何らかの理由で除去されず、世の中に流通してしまうものが存在します。

この世に二つとないものが多いため、収集家からは珍重され、高い値段が付くこともしばしばあります。

沖縄(琉球)切手では、「天女航空加刷」「琉球大学開校記念」などのエラー切手が高値で取引されています。

1958年以前に発行された切手

1958年以前に発行された切手は、特に高く評価されます。

沖縄(琉球)切手全体では、発行期間は1945年から沖縄が本土復帰した1972年までです。

この期間のうち、ドルへの通貨切り替えが行われた1958年までは、アメリカ軍に制定された擬似紙幣である「B円軍票」が法定通貨でした。

このB円が通用したのは1945年から1958年までの13年間のみであり、その間に発行された「B円切手」と言われる切手には高い希少価値があるのです。

「第一次普通切手」の旧版1円切手や、「改定加刷切手」の100円切手は特に評価が高く、数万円単位で買取が行われることもあります。

劣化の少ない美品

劣化の少ない備品は高く買い取ってもらえます。

古くて価値のある切手ほど、変色したり劣化しやすいものです。

保管状態がよく当時の姿を保っていればいるほど、評価は高くなります。

沖縄(琉球)切手を少しでも高く売る方法

まとめて査定に出す

切手を査定に出す場合、バラバラで持って行かずにある程度整理をし、まとめてから依頼するようにしましょう。

切手は物自体が小さく強度も低いため、違う種類のものが入り混じっていたりすると、整理するだけでも店側の負担になります。

そのため、買取金額から整理費用を減額されてしまうのです。

種類・額面だけでも整理し、見た目にもわかりやすい状態で査定に出すようにすれば、査定のプラスポイントになります。

消印(スタンプ)のある使用済でも査定に出してみる

通常であれば、消印(スタンプ)のある切手は価値が下がってしまいます。

しかし沖縄(琉球)切手では、消印(スタンプ)があっても高値が付くものが存在するのです。

特に沖縄が本土復帰した1972年頃に発行された切手は、その希少性を煽る風潮から投機目的で購入されるものが多くありました。

それらの切手は本来の目的で使用されたものが少ないため、当時の消印(スタンプ)がはっきり記されたものには、希少価値が付く可能性があります。

保管には注意が必要

沖縄(琉球)切手に限りませんが、切手の保存状態で価値は劇的に変わります。

シミ、ヤケ、擦れ、折れ、破れ、ヨレなどがあると、買取価格はかなり下がってしまいます。

切手は湿気に弱く、劣化が進みやすい品物です。

特に古くて価値のある切手は、変色などが進行するスピードが高いため注意が必要です。

空気に触れないよう密閉し、湿気の少ない冷暗所に保管するようにしましょう。

しかしどんなに良い保管方法でも、一般家庭ではどうしても劣化が進んでしまうものです。

大切な価値ある切手が劣化のため買値が付かなかった、などということにもなりかねません。

まずは一度、実績ある専門の買取業者に相談することをおすすめします。

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沖縄切手買取に関する
よくあるご質問

  • 手元にある切手の価値が不明ですが査定はしてもらえますか?

    はい、価値が不明でも査定させていただきます。切手の専門知識をもつ査定士が拝見し、適正な買取価格をご提示させていただきます。

  • 切手が古く、額面が円ではなく「銭」なのですが買取可能ですか?

    古い切手の中には、非常に価値のある切手もございます。全ての切手が買取できるとも限りませんが、査定は無料ですので、ぜひお問い合わせください。

  • バラ切手1枚からでも査定はしてもらえますか?

    切手には、1枚でも数十万の価格が付くプレミア切手などが存在します。1枚からでも査定させていただく事は可能ですので、お気軽にお問合せください。

  • 消印のついている使用済みの切手は買取していませんか?

    使用済みの切手は、基本的に買取しておりません。しかし、価値の高い切手であれば使用済みでも買取可能な場合がございますので、ぜひお問い合わせください。

  • 汚れていたり、破れてしまっている切手は買取してもらえませんか?

    切手の欠損具合によりますが、価値の高い切手であれば買取できる可能性があります。実際にお見せいただかなければ判断致しかねますので、無料査定をご利用ください。

  • 切手は時期によって価格変動しますか?

    コレクターの減少により、切手の買取価格は年々減少傾向にあります。切手をお持ちの方は、お早めのご売却をおすすめしております。

  • プレミア切手とは何ですか?

    額面以上の価値がある切手のことです。たとえば発行枚数が少ない切手は、入手困難なためプレミア切手になりやすい傾向があります。また、発行枚数が多くても現存枚数が少ない切手もプレミア切手となる場合があります。

  • 切手が大量にありますが、仕分けしてから査定に出した方がいいのでしょうか?

    仕分けされていない切手でも、そのまま査定に出していただいて問題ございません。ウリエルでは”仕分けされていないから”といった理由で査定をお断りすることはございません。1枚1枚丁寧に査定させていただきます。

  • 台紙が付いていますが問題ないですか?

    バラ・シートと同じく台紙貼り切手も査定させていただきます。過去にお客様の予想を上回る買取価格が提示できた事例もございます。ご遠慮なくお問い合わせください。

  • 店頭買取を利用したいです。切手も対応してくれますか?

    もちろん対応いたします。現在、店頭買取は混雑回避のため予約制です。お手数ですが事前にお申込みください。

  • 切手はどのように査定されるのでしょうか?

    出張買取・店頭買取では、担当の査定士がお客様の目の前で査定いたします。また、店頭買取ではお客様のプライバシーを配慮した上で査定をさせていただいております。他のお客様に会話を聞かれたり、お品物を見られることはございませんでご安心ください。

  • 査定をキャンセルした場合、料金は発生しますか?

    いいえ、キャンセル料はいただきません。買取価格にご満足いただけない場合は遠慮なくお申し付けください。ウリエルでは査定料・出張料・送料などお客様にお支払いいただく料金は一切ございません。

切手買取コラム

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