Grand Seiko-グランドセイコー
2022.06.01
Grand Seiko
グランドセイコー
1960年世界最高級の腕時計を作り出す決意からスタート
1960年誕生『初代グランドセイコー』
『クラウン』をベースに高精度化が図られ、国産では初めてスイス・クロノメーター検査基準秀級規格に準拠したモデルとして登場。
当時上級国家公務員の初任給が12,000円だった時代に、25,000円という破格の高級時計として発売。
『初代グランドセイコー』歩度証明書つきで発売された。
1967年には『44GS』は、5振動の手巻き時計として最高精度の時計を誇り、燦然と輝くウオッチを目指した3つのデザイン方針と実現のための9つの要素を定義し、セイコースタイルを確立しました。
1968年には自動巻き10振動の『61GS』、手巻き10振動『45GS』、女性用10振動『19GS』を発売。
国産初の自動巻き10振動モデル『61GS』
当時最高峰モデルとして、10振動により等時性に優れ、姿勢差、外乱の影響などに対してもより安定した高精度を実現。
1969年『グランドセイコーV.F.A (Very Fine Adjusted)』
ゼンマイのトルクを高め、テンプの振動数を10振動に進化させ飛躍的に精度向上を図り、姿勢差や外的影響による歩度の変化も低減。
精度は日差±2秒、月差±1分以内という機械式腕時計の極限を追求した超高性能モデルを発売。
グランドセイコー『61GS V.F.A』
世界初のクオーツ 『9Fクオーツ』
1988年グランドセイコー初のクオーツ式時計『95GS』が発売されます。
たんす並の大きさであったクオーツの機構を腕時計サイズに小型化の成功。
年差±10秒という非常に高精度なモデルは、年差クオーツムーブメントで使用されていた水晶振動子と比較して、耐温度特性、耐湿度特性、耐衝撃特性のすべての面において優れた水晶振動子を選りすぐり使用することで、実現しました。
リーズナブルな価格で正確な腕時計として多くの人々に支持されます。
グランドセイコー『95GS』
クオーツ式時計の登場により、グランドセイコーの名は世に知ら締めましたが、一方で『クオーツショック』と呼ばれ機械式時計のブランドすべて大きな打撃を受けました。
第3のムーブメント『スプリングドライブ キャリバー9R65』
1977年機械式とクオーツ式の技術を融合した新たなムーブメントの構想が生まれます。
電池や蓄電池を使わず自己完結型でありながら、クオーツ並みの高精度を実現させる第3の新ムーブメントです。
1999年に新たなムーブメント『スプリングドライブ』が誕生し、グランドセイコーに搭載されるまで4年の月日がかかりました。
効率の良い自動巻き機構と72時間のパワーリザーブを実現させ、グランドセイコーの冠を付けることはできなかったためです。
20年以上の月日をかけ、2004年グランドセイコー『スプリングドライブ キャリバー9R65』が発売されます。
ゼンマイのほどける力を水晶振動子が精確に制御する独創の機構、自動巻きスプリングドライブ。
クオーツ同等の高精度(平均月差±15秒、日差±1秒相当)
グランドセイコー『9R8シリーズ』
駆動方式は「スプリングドライブ」、動力伝達方式は「垂直クラッチ方式」。ぜんまいで駆動するクロノグラフの中で、最も正確で信頼性の高いクロノグラフを作りたいという思いから開発されたグランドセイコー初のクロノグラフ。
ブラックセラミックモデル
スプリングドライブムーブメントを搭載し、グランドセイコーとして初めてセラミックスをケース全面に採用したモデル。
次世代ムーブメント『スプリングドライブ5DAYS』
薄く、強固でありながら、長持続・高精度・美しさを備えた次世代のスプリングドライブ「9RA5」を搭載したダイバーズウオッチ。
次世代ムーブメント 『9SA5メカニカルハイビート 36000 80Hours』
毎時36000振動ハイビートムーブメント、最大巻上時約80時間持続のロングパワーリザーブ
新キャリバー『9SA5』