BREGUET-ブレゲ

2022.06.01

BREGUET

ブレゲ

1775年創業、時計の進化を200年早めた『時計界のレオナルド・ダヴィンチ 』

1775年にアブラアム・ルイ・ブレゲによって生み出された最も古い歴史を持つ時計ブランドです。

ブレゲが開発した機構は1780年に信頼性の高い自動巻上げの仕組み「ペルペチュエル」機構をはじめ、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーター、ひげゼンマイ、パラシュート耐衝撃機構など、現代の高級腕時計に備えられている機構が多くあり、現在の腕時計に備わる機構約70%を発明・改良されたといわれています。
さらに装飾でも、ギョーシェ文字盤、ブレゲ針、ブレゲ数字など現代時計の定番が多く存在します。

アブラアン-ルイ・ブレゲが1809年に販売したトゥールビヨン・レギュレーター「No.1176」。文字盤には繊細なクル・ド・パリやフランケ装飾が施されている。

有名なエピソードが、フランス王妃マリー・アンワネット
超複雑懐中時計『No.160

「あらゆる技術と複雑機構・機能をすべて組み込んだ時計」の注文により、1783年に注文されてから44年、王妃の死から34年を経て完成したこの時計は「マリー・アントワネット」と名付けられ、ブレゲの最高傑作となりました。
完成前にブレゲ本人が亡くなってしまったため、その後弟子が製作を引き継ぎ完成に至りました。
複雑で精巧な造りの時計は天才時計師であるブレゲでしか造り得ない時計として歴史に名を刻む作品となりました。

複雑懐中時計『No.160』マリー・アントワネット

 

3代目ルイ・クレマンは1870年、工房長のエドワード・ブラウンに時計部門の売却をし、ブレゲは創業95年で創業家の手を離れる。

1970年にはパリの宝石細工商ショー目兄弟がブレゲの商標を買取、76年に工房をスイス・ジュウ渓谷へ移転。

1999年にETAなどを擁する世界最大の時計製造グループ『スウォッチ グループ』に買収され、申請ブレゲとして躍進を続けている。

洗練されたデザイン『クラシック

マリンクロノメーター(航海用精密時計)『マリーン』 

アブラアン-ルイ・ブレゲの傑作懐中時計「スースクリプション」にインスパイア『トラディション

カテゴリー最新記事