お酒買取

中国酒

中国で造られたお酒の総称が中国酒です。中国酒といえば紹興酒が有名ですが、高価買取される中国酒は「白酒」という蒸留酒です。白酒の中でも貴州茅台酒（マオタイ酒）は常に需要が供給を上回る人気商品で、高価買取されています。貴州茅台酒はウィスキー・ブランデーに並ぶ世界3大蒸留酒の1つで、中国ではお祝いの席で飲まれるお酒です。中国国内で転売目的や投機目的での需要が増えており、定価を上回る価格で流通しています。他にも買取可能な中国酒はたくさんありますので、まずはお気軽にご相談ください。

ウィスキー

麦やトウモロコシなどの穀物が原料の蒸留酒で、アルコール度数は40度を超えます。世界には5大ウィスキーと呼ばれるものがあり、産地や原料、製造方法が細かく規定されています。

ウィスキーの中では、熟成年数の長いスコッチやバーボン、ジャパニーズ・ウィスキーなどが高値で売れやすいものになります。近年、ジャパニーズ・ウィスキーの人気が世界中で爆発したため、「山崎」などは入手困難になっています。銘柄次第ではジャパニーズ・ウィスキーも高額で売れるでしょう。

ブランデー

ブランデーとはブドウから造られる蒸留酒のことで、フランスのアルマニャックとコニャックが有名です。ブドウ以外にも、リンゴから造られるカルヴァドスのようなフルーツブランデーもあります。熟成年数ごとに以下の呼び名（表記）で分類されており、熟成年数が長いほど高価になります。

①スリースター
②V.S.（Very Special）
③V.S.O.P（Very Superior Old Pale ）
④ナポレオン
⑤X.O（Extra Old）
⑥Hors d’âge(オール・ダージュ)、Extra(エクストラ)、Heritage(ヘリテージ)など

ワイン

ブドウが原料の醸造酒で、赤・白・ロゼなどの種類があります。同じメーカーのワインでも、ヴィンテージ（造られた年）によって味や価格が変わるのが特徴です。フランス・スペイン・イタリアが3大ワイン産地ですが、近年では日本を含め世界中で高品質なワインが生まれています。特に高値がつきやすいワインには以下のような種類があります。

シャンパン

フランス・シャンパーニュ地方で、瓶内二次発酵という方式で造られた発泡性ワインをシャンパン（シャンパーニュ）といいます。各メーカーのシャンパンは大きく分けて3種類あります。複数ヴィンテージのワインを混ぜて造られるノンヴィンテージのスタンダードシャンパン。単一ヴィンテージのワインのみで造られるヴィンテージ・シャンパン。特に優れたヴィンテージのみで造られるプレステージ・シャンパン。特にプレステージ・シャンパンが高価買取の対象で、以下のような銘柄があります。

日本酒

お米を醸造して造られるお酒が日本酒です。原料や米の精米歩合の違いによって醸造酒・純米酒・吟醸酒に分類されます。最近は世界中で日本酒ブームが起きており、海外のミシュラン星付きレストランのワインリストにも掲載されているほどです。海外での人気の高まりを受けて、一部の日本酒は入手困難になりプレミア価格で取引されています。海外から買い付けや酒蔵見学に来日する愛好家も多いため、日本酒の需要はかなり高いといえるでしょう。生産本数が少ないものや限定品、「サミットで提供された」など海外で話題になったものが高価買取される傾向にあります。

焼酎

焼酎は日本の伝統的な蒸留酒で、蒸留方法の違いにより甲類焼酎と乙類焼酎（本格焼酎）に分類されます。産地や原料の個性を強く感じることができる乙類焼酎の方が人気があります。原料には麦・芋・米・シソ・栗など様々な種類があり、高価買取される焼酎の多くは芋焼酎です。特に高値がつきやすい焼酎は、小さい蔵元が造る生産本数の少ない焼酎です。このような焼酎は入手困難なプレミア焼酎と呼ばれ、蔵元の販売価格の何倍もの価格で流通しています。

泡盛

沖縄列島で造られる蒸留酒で、分類的には本土の乙類焼酎（本格焼酎）と同じものになります。原料にタイ米を使用することや蒸留方法の違いなどから、乙類焼酎にはない個性的な味わいになっています。泡盛特有の魅力は「古酒」です。ウィスキーや焼酎、ワインですら100年を超えて熟成するものはほとんどありません。しかし、泡盛は大切に保管しておけば100年〜200年経ってもおいしく飲める古酒へと熟成を遂げるのです。高価買取が期待できる泡盛は「熟成年数が長い古酒」「受賞歴があるもの」「生産数が少ない限定品」「離島の泡盛」などです。

スピリッツ

穀物や植物などを原料とした蒸留酒を総称してスピリッツといいます。穀物の蒸留酒をベースにジュニパー・ベリー（ねずの実）などの香草・薬草類の香りをつけたジン。同じく穀物を原料とする蒸留酒を白樺の炭でろ過して造るウォッカ、サトウキビの糖蜜や搾り汁を蒸留したラム、竜舌蘭という植物が原料のテキーラが有名です。数年前からセレブの間で人気となっているプレミアムテキーラや、熟成年数の長いラムなどが高値で取引されています。

リキュール

スピリッツをベースに、果実・薬草・ナッツなどの成分や香りを移したお酒をリキュールといいます。そのまま飲むことは少なく、カクテルの材料や料理・デザートに使われることがほとんどです。プレミアものと呼ばれるリキュールがないため、高く売れるものは少ないといえます。ただ、中には生産終了などで予想以上に高値で売れるものがあるかもしれません。飲む予定がないリキュールは、まず査定で価値を確認してみることをおすすめします。薬草系リキュールのシャルトリューズVEPや、シャルトリューズ・エリキシル・ヴェジタルなどは価値の高いリキュールになります。

ビール

ビールは麦芽が原料の醸造酒です。ビールは大きく分けると「ラガー」と「エール」の2タイプになります。ラガーとは上面発酵酵母を使って発酵したもので、すっきり喉越しを楽しむタイプです。一方、エールとは下面発酵酵母を使用したもので、フルーティな香りの個性あふれる味わいが楽しめます。ビールはさらに「ピルスナー」や「スタウト」などスタイルで細かく分類することができ、世界には100以上のスタイルのビールがあります。日本のビールの多くはラガータイプで、スタイルはピルスナーです。外国産の珍しいビールや日本の限定品クラフトビールなどは高値がつくこともあります。

その他のお酒

上記に名前のない銘柄のお酒も買取対応しております。「そもそも何のお酒かわからない」というものでも、お気軽にお問い合わせください。