ワインの買取価格の相場はどのくらい?高価買取の査定ポイントやヴィンテージワインとは何かについても解説します。

ワインのご売却は買取相場が高騰している「今」がチャンスです!ステイホームもあって、おいしいと評判なアタリ年の、思い出の年産の、そんなワインを味わいたいと需要が増えています。ワインの買取には、その価値を見極める眼力が重要です。ウリエルでは経験豊富な査定士が誠意をもって査定し、高価買取を行っています。

ワインの買取例

  • 千葉県香取市出張買取
    買取日:2023/09/01ワイン

    ペリエジュエ/ベル エポック ロゼ/2004年 750ml シャンパン

    買取価格
    ¥25,000
  • 神奈川県横浜市出張買取
    買取日:2024/02/15ワイン

    ドンペリニヨン/エノテーク1983年 木箱付

    買取価格
    ¥130,000
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ワインの種類

ワインの種類

ワインの特徴は産地によって異なります。

醸造方法や産地の個性からワインの価値をみていきましょう。

ブルゴーニュ

ブルゴーニュワインはフランス東部のブルゴーニュ地方を中心として生産されるワインの総称です。

ブルゴーニュワインは「ワインの王様」と呼ばれ、高級ワインのイメージを持つ人が多いでしょう。

ワインの王様と呼ばれる理由はワインの醸造方法にあり、単一品のブドウで醸造されてことで唯一無二の味わいを誇るからです。

また、赤ワインには「ピノノワール」、白ワインには「シャルドネ」のみが使用され、その年ごとに生産量は異なりますが他のワインに比べて少なめです。

希少価値が高く、ワインの王様と呼ばれる味わいを誇るブルゴーニュワインは、高級ワインの部類に入るので高値が付きやすい傾向にあります。

ボルドー

ボルドーワインはフランスの南西部で生産されるワインのことです。

ブルゴーニュワインが「ワインの王様」と呼ばれるのに対してボルドーは「ワインの女王」といった呼び名があります。

生産方法は複数種のブドウから醸造され、単一品から醸造されるブルゴーニュワインとは違い、生産量はかなり多めです。

生産量が多いことから、価値はミドルクラスからハイクラスまでさまざまあります。

数千円で購入出来るものもあれば、中には数十万円する当たり年のものもあるので、価値はそれぞれ調べる必要があります。

カリフォルニア

ワインといえばフランスのイメージが強いですが、アメリカで生産されるカリフォルニアワインも引けを取らないクオリティだと言われています。

理由としては、カリフォルニアの気候がブドウの栽培に適していることに加え、最新の科学や研究結果を反映させているので、高品質なワインを製造出来るのです。

平均数千円で購入出来るカリフォルニアワインですが、中には「オーパス・ワン」「ドミナス」「スタッグス・リーブ」「ハーラン・エステート」のような数十万円もの値段が付くワインもあります。

イタリア

イタリアは世界一のワイン生産量を誇る国で、水よりワインが安いといった特徴があります。

現地では1Lが1~2ユーロ(約100円~200円)で販売されていて、日本で見かけるイタリアワインのほとんどが数千円で購入出来ます。

とはいえ、イタリアワインの中でも高級部類にはいるものもあり、「バローロ」「バルバレスコ」「キャンティ」「プロセッコ」などが有名です。

物にもよりますが、数万円~数十万円程値段が付くことがあります。

日本

日本のワインの代表的な生産地は、山梨、長野、山形、北海道です。

また日本ワインとは国産ブドウ100%で製造されたものを指し、国内で生産されているワイン全てが日本ワインというわけではありません。

そういった特徴から日本ワインの生産量は少なめですが、国内では数千円で取引されています。

高いものでも数万円で取引されるのが一般的です。

その他のワイン

その他のワインの産地には、イタリアやスペイン、ドイツなどがあがります。

ドイツは世界的に珍しい白ワインの生産国で、高級な白ワインを生産しています。

イタリアワインは数千円で購入出来るものがほとんどで、それを上回るコストパフォーマンスの良さを発揮しているのがスペインワインです。

もちろん中には高いものも存在しますが、全体的に安価で楽しめるのがスペインワインの特徴です。

高価買取されるワインの銘柄

高価買取されるワインの銘柄

高価買取される代表的なワインの銘柄を集めてみました。

それぞれ特徴や価格相場について紹介していきます。

エシェゾー

エシェゾーはフランスのブルゴーニュ地方にある、フラジェ・エシェゾー村の畑です。

ここで栽培されるブドウは、最上級のブドウを栽培する特急畑「グラン・クリュ」に格付けされ、そのブドウを使ったワインは高級品として取り扱われています。

エシェゾーで栽培されるワインには、この後紹介するグランエシェゾーの他に84のドメーヌ(ワインの生産者)が存在し、その味や価格は千差万別です。

オーパスワン

オーパスワンはカリフォルニアワインの代表格です。

毎年の気候や状況に合わせて生産方法を調整する、生産への徹底したこだわりが高い値段が付く理由の一つでしょう。

特に2000年代から多くのワイン評論家に賞賛され始め、価格がジワジワと上がり続けています。

販売平均額は35,000~40,000円程です。

グランエシェゾー

エシェゾーの最初の小区画であるエシェゾー・デュ・ドシュ。その下に位置する
9.14ヘクタールのクリマがグラン・エシェゾーです。

有名なワインの作り手であるDRC(ドメール・ド・ラ・ロマネコンティ)が造るグランエシュゾーは平均20~50万円程の価値が付いています。

DRCが手がけるワインは全部で9種類あり、グランエシェゾーはその中で6番目に位置づけされています。

サッシカイア

サッシカイアはイタリアのトスカーナ地方で生産されているワインです。

イタリアワインは比較的カジュアルな値段で販売されていますが、サッシカイアは別格。

世界的な評価を獲得してることから、これからもどんどん価格は高騰していくことが予想されます。

特に2011、2012、2013年の評価が高く、1万円前後の買取価格が付いています。

シャトー・オー・ブリオン

1855年のパリの万博博覧会によって第1級の称号を与えられたワインを5大シャトーを呼びますが、シャトー・オー・ブリオンはその中の一つです。

また、5大シャトーの中ではもっともリーズナブルな特徴があります。

そうはいっても第1級品に認定されているため、平均7~10万が相場です。

シャトー・カロン・セギュール

シャトー・カロン・セギュールは、フランスのボルドー地方メドック地区のサンテステフ村で生産されているワインです。

こちらは先ほど紹介したメドックの格付けの中で第3級に選ばれています。

第3級と第1級では大きな差がありそうですが、シャトー・カロン・セギュールは第3級の中でもかなり高評価を得ているワインなので、ヴィンテージにもよりますが1万円程度で購入可能です。

シャトー・ディケム

シャトー・ディケムの造る貴腐ワインは世界最高峰のワインだと評価されています。

フランスのボルドー地方にあるソーテルヌ地区を拠点にし、厳しいブドウ選定や3年以上の熟成を経て生産されるのが特徴です。

そんなシャトー・ディケムの価格相場は、375mlで30,000~40,000円、750mlで40,000~70,000円が平均値でしょう。

シャトー・ペトリュス

シャトー・ペトリュスは、フランスのボルドー地方にあるポムロールで生産されているワインです。

世界的に有名なロマネ・コンティと並ぶ希少性で、高価なものになると100万円を超えます。

高額になる理由は希少性だけではなく生産地にもあり、バランス良く水分調整を行える恵まれた土壌から生産した、完璧なメルロー(黒ブドウの品種)を使用しているからです。

シャトー・マルゴー

シャトー・マルゴーも5大シャトーの一つで、ワインにあまり詳しくない人でも聞いたことがあるかもしれません。

メドックの格付け当初、第1級のワインは3つ選ばれましたが、シャトー・マルゴーは初めからその立ち位置に今現在まで居続けています。

そんないつの時代にも評価され続けるシャトー・マルゴーの価格相場はさまざまで、10000円で購入できるものもあれば、20~25万円もの値段が付くヴィンテージ品まであります。

シャトー・ムートン・ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトは、もともと格付け第2級のワインでしたが、現在では第1級の5大シャトーに選ばれています。

第2級から第1級へ格上げされたケースはシャトー・ムートン・ロートシルトが初めてで、現在ではラベルを集めるコレクターがいるほど人気のワインです。

価格相場は製造年によって異なり、もっとも高い2000年のヴィンテージ物は希少価値が高いので最低でも約20万円します。

シャトー・ラトゥール

シャトー・ラトゥールも5大シャトーに選ばれている第1級のワインです。

5大シャトーの中でも特に人気が高く、その理由には不作年だとしても醸造する際、努力でカバーし、結果的に予想を上回る仕上がりになる場合が多いからでしょう。

つまり、どんな不作年でも高品質を保ち、期待を裏切らないワインだということです。

気になる価格相場はヴィンテージや保存状態によって異なりますが、通販サイトでは9~11万円の間で販売されています。

シャトー・ラフィット・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルトも第1級に格付けされている5大シャトーです。

1855年に第1級に格付けされて以来、今現在まで一度も第1級の座を譲り渡したことのない、ボルドーを代表するトップシャトーだと言えます。

こちらもヴィンテージや保存状態によって異なりますが、価格相場は80000~110000万円の間です。

スクリーミング・イーグル

スクリーミング・イーグルはカルトワイン(カルフォルニアワイン)の最高峰として君臨する希少価値の高いワインです。

年間約6000本しか製造されず、この数字はロマネ・コンティの製造本数とほとんど同じです。

日本での価格相場はかなり高額で、60~80万程で取引されることがほとんどです。

モンラッシェ

モンラッシェはフランスのブルゴーニュ地方で製造され、世界で最も偉大な白ワインだと評価されています。

生産量が少ないことに加え、世界中から愛される人気のワインなので、価格相場はかなり高めです。

日本の一般市場に出回っている高いものでは100~120万円ほどします。

ラ・ターシュ

ラ・ターシュはDRCが手がけるワインの一つで、DRCワインの中でもロマネ・コンティの次に高いワインです。

時にはロマネ・コンティを超える品質を誇るラ・ターシュも出現することから「ロマネ・コンティの弟」と呼ばれています。

価格相場は40~130万円と幅広く、ヴィンテージによって変動します。

リシュブール

リシュブールもDRCが手がけるワインの一つで、全9種類ある中で4番目に高額なワインです。

年間生産数は約12,000本で、当たり年には先ほどのラ・ターシュに匹敵するほどの品質を誇ります。

価格相場は30~100万円と、ラ・ターシュほどではありませんが、かなり高額なワインです。

ロマネコンティ

ワインに詳しくない人でも耳にしたことがあるであろうロマネ・コンティは、世界一高額のワインです。

極端に少ない生産量に加え、世界中で争奪戦が繰り広げられるため、世界一高額のワインの立ち位置となっています。

そんなロマネ・コンティの日本での価格相場は200~400万円とまさに世界一。

ヴィンテージ1945年のものは3Lサイズですが、3億3千万の値が付いています。

ワインの買取について

ワインの買取について

ワインの買取を依頼する場合、注意すべきポイントが4つあります。

それぞれ詳しく解説していきますので、実際に買取を依頼する前にチェックしてみてください。

高価買取のポイント

高価買取してもらうには以下のポイントを確認していきましょう。

  • 保存状態が良いか?
  • 箱や替え栓などの美品が揃っているか?
  • バカラボトル等を使っているか?
  • 人気がある銘柄や年代なのか?

保存状態のチェック方法

ワインの保存状態を知るために、まずはコルクのチェックをしていきましょう。

コルクにカビが生えている場合がありますが、カビの色に注目してください。

黒いカビであれば問題ありませんが、青カビの場合はワインに臭いが移っている可能性があるため、飲めない代物になっていることがほとんどです。

また他にも液漏れの確認や、変色していないかを確認していきましょう。

正しい保存方法は?

ワインの正しい保存環境は、温度が13~15度で、湿度70~75%が理想の環境です。

また紫外線の当たらない温度変化が無い、静かな環境が良いでしょう。

日本で保存する場合、四季による温度変化には注意が必要です。

買取できないワインは?

買取できないワインの特徴は以下の4つです。

  • 開封済みのワイン
  • ボトルに致命的なヒビや欠けがある
  • 目減りや液漏れが酷い
  • 法人名以外の個人名がラベルに記載されている

ヴィンテージワインとは?

ヴィンテージワインとは?

ワインにおいてヴィンテージとは、ブドウが収穫された年を表します。

たとえば、ヴィンテージ2020年のワインであれば、2020年に収穫されたブドウを使用しているということです。

また、一般的には時間が経過したことで付加価値がついたワインのことを指します。

多くの人が「古い」や「高級品」のようなイメージでヴィンテージの意味を捉える人が多いですが、ヴィンテージワインの正式な意味合いは「ブドウの収穫年がわかるワイン」なのでご注意ください。

ワイン買取に関する
よくあるご質問

  • 引っ越しの際に古い洋酒や空き瓶などが出てきました。あまりきれいな状態でもないし、箱もないですが買い取ってもらえますか?

    未開封であれば、古くても買取の対象となります。また、バカラボトルなど、空き瓶も査定の対象となりますのでまずはご相談ください。

  • 倉庫に眠っている大量のお酒を買い取ってほしいです。

    大量のお酒であっても問題ございません。また、お客様に持ち運びの負担がない「出張買取」がおすすめです。出張料や査定料など無料でご利用いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

  • 洋酒を買取に出そうか悩んでいます。相談だけでもいいですか?

    もちろんご相談のみでも大丈夫です。分かる範囲でかまいませんので、お問い合わせ時にお手元の洋酒についての情報をお伝えください。

  • 査定をキャンセルした場合、料金は発生しますか?

    ウリエルでは、査定料や買取手数料、キャンセル料、出張費用などすべて無料でご利用いただけます。お客様にご負担いだだく料金は一切ございません!お気軽にご利用ください。

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