ウイスキー「山崎55年」はなぜ高い?5つの理由と購入方法を徹底解説!
ウイスキー好きの間で語り継がれる「山崎55年」は、その希少性から非常に高値で取引されています。
本記事では、原酒の管理技術やブランドの評価など、多角的な観点から山崎55年の魅力と高価格の理由を解説します。
さらに、山崎55年を購入する方法もご紹介しますので、併せて参考にしていただけると幸いです。
ウイスキー「山崎55年」はなぜ高い?5つの理由を解説!
商品名 | サントリー シングルモルトウイスキー 「山崎55年」 |
価格(税込) | 330万円 |
数量 | 100本限定(国内) |
販売日 | 2020年6月30日 |
山崎55年は、サントリーの長い歴史の中でもトップクラスに希少なウイスキーです。
ここでは、山崎55年が高価格となる主な理由5つを詳しく解説します。
- ・熟成期間が長い
- ・希少価値が非常に高い
- ・歴史的価値が高い
- ・高い技術と豊富な経験を経て作られた
- ・ブランド価値が高い
熟成期間が長い
山崎55年は、1964年以前に蒸溜・貯蔵した熟成モルト原酒のみを使用して作られています。
ウイスキーの年数表記のルールとして、複数の原酒をブレンドした場合は「最も熟成年数が短い原酒の酒齢」を示すことになっています。
つまり、55年熟成された原酒の他に、さらに長く熟成された原酒も使われているのです。
長期熟成により木樽の中で蒸発も多くなるため、熟成が進むほど生産量が減り、価値が上がります。
熟成期間の長さそのものが、風味や希少性、価格の高さに直結しているのです。
希少価値が非常に高い
山崎55年は、200本の限定販売(日本で100本、海外で100本)であり、その希少性から市場価値が非常に高くなっています。
2020年に香港で開催されたオークションでは8500万円で落札され、日本のウイスキー史上で最高値記録を作りました。
定価は330万円(税込)ですが、その希少性から海外のオークションで毎回10倍以上の値段がついており、世界中のコレクターから注目されていることが伺えます。
数量の限定性が需要を高め、結果として価格も跳ね上がっているのです。
歴史的価値が高い
山崎55年は、日本のウイスキー産業が世界的に認知される以前の、1960年代の原酒が使われています。
時代背景を考慮すると、その原酒は日本のウイスキー産業の伝統と歩みを体現する貴重な遺産とも言えます。
また、原酒が製造された「山崎蒸溜所」は、1923年創業で日本最古のモルトウイスキー蒸溜所として知られています。
国内外のウイスキー史に名を残す一品として、飲酒用だけでなくコレクターズアイテムとしての需要も高まっているのです。
高い技術と豊富な経験を経て作られた
55年以上もの間、品質を保ちながら原酒を管理するためには、卓越した技術と何十年にもわたる経験が必要です。
山崎蒸溜所にはベテランの職人たちが多く在籍し、長年培った経験を生かして原酒を管理してきました。
長期熟成のウイスキーでは、樽の成分が出すぎて渋くなってしまうため、熟成のピークを迎えた原酒をブレンダーが厳選し、丁寧にブレンドして作られています。
その結果、微細な味の差を見極めながら、高品質なウイスキーへと仕上げることができるのです。
ブランド価値が高い
日本のウイスキーの中でも、山崎は数々の国際的な賞を受賞した実績を持つトップブランドです。
2023年に開催された、世界的な酒類コンペティション「ISC」では、山崎25年が「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞しました。
本賞は、全部門の「トロフィー」の中から傑出した製品1品のみに授与されるもので、コンペティションにエントリーした全部門約2,300品の頂点に立ちました。
世界的な人気に加え、そのブランド力が相乗効果となり、今後ますます山崎55年の価格も跳ね上がると考えられます。
ウイスキー「山崎55年」を購入する方法
非常に入手困難な山崎55年を購入する際は、偽物や不当なプレミアム価格に注意が必要です。
オークションや個人取引が増えるほど、初心者には相場を見極めるのが難しくなるため、信頼できる店舗やサイトをチェックすることが大切です。
ここでは、山崎55年を購入する方法について4つご紹介します。
- ・店舗・公式通販で購入する
- ・Amazonで購入する
- ・楽天で購入する
- ・メルカリで購入する
店舗・公式通販で購入する
2020年6月30日に発売されて以降、現時点で公式から再販の予定などは公表されていません。
当時は、先着ではなく抽選で100本販売されました。購入方法は、サントリーの公式サイト上で個人情報を入力のほか、独自の作文を記載する必要がありました。
「抽選」にも関わらず作文の提出を求めたのは、山崎に対する想いがあり、すぐに転売しない人を選出するためと考えられます。
今後同じような方法で販売されるとは限りませんが、タイミングが合えば最も安心して購入できる方法です。
Amazonで購入する
Amazonでは、個人や業者がプレミアムウイスキーを出品する場合があり、山崎55年も稀に出品されることがあります。
2025年1月時点で出品は確認できませんでしたが、「山崎25年」や「山崎18年」などの人気銘柄は出品されており、今後「山崎55年」も出品される可能性があります。
Amazonは即購入可能な便利な方法ですが、高額な取引となるため、偽物のリスクに注意する必要があります。
購入前には出品者の信頼度を確認し、レビューや相場をじっくり比較してから検討することが大切です。
楽天で購入する
楽天はポイント還元などのメリットがあり、タイミングによっては実質的な負担を軽くできる可能性があります。
2025年1月時点では、完品のものがおよそ1億円で出品されています。
非常に高額であるため、その分ポイントも数百万単位で付与され、楽天ポイントセールの時などに購入すれば、さらに高還元が期待できます。
楽天での購入は、ポイント還元などの特典を利用できるメリットがありますが、信頼性の確認と価格の高騰に注意が必要です。
メルカリで購入する
メルカリでは個人間の取引が可能であり、高級ウイスキーも数多く出品されています。
2025年1月時点で山崎55年の出品は確認できませんでしたが、今後出品される可能性もあり、タイミングが合えば購入できます。
一方、真贋には十分な注意が必要で、購入前には商品詳細や画像、評価コメントを入念に確認し、リスクを最小限に抑えることが大切です。
メルカリは手軽に購入できますが、商品の真偽が不明な場合やトラブルに巻き込まれる可能性があるため、十分な注意が必要です。
ウイスキー「山崎55年」は買取でも大人気
高額査定が期待できる山崎55年は、中古市場でも需要が高く、買取額も高騰する傾向にあります。
状態が良くボトルの付属品などが揃っている場合、数千万円の査定額になることは間違いありません。
また、山崎55年は空ボトルですら数十万円の価格で取引されることがあります。
売却を検討する際には、いくつかの買取業者やオークションサイトを比較し、納得できる価格を提示してくれるところを選ぶことが大切です。
ウイスキー「山崎55年」の査定は買取ウリエルにお任せください
山崎55年のような高額なウイスキーを査定に出す際は、専門的な知識と実績のある買取店を選ぶことが不可欠です。
買取ウリエルでは、ボトルの保存状態や付属品の有無はもちろん、希少価値や市場の動向なども考慮して、公平な価格を提示いたします。
状態によっては空ボトルの買取もできますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
山崎55年は限られた本数に加え、ブランドの知名度の高さも影響して、非常に高値で取引されています。
購入を検討している場合は、正規ルートや評判の良い通販サイトをこまめにチェックし、真贋を見誤らないようにすることが大切です。
また、売却する場合は信頼できる査定先を選ぶことで、適正な価格を提示されやすくなります。
買取業者選びに迷っている方は、ぜひ一度買取ウリエルの無料出張査定をご利用ください。
2つの買取方法