骨董品買取2025年03月14日

丹波焼の買取相場!高く売れる丹波焼の特徴や少しでも高く売るコツを解説!

丹波焼は日本六古窯のひとつとして知られ、歴史的価値の高い作品が多く存在します

本記事では、高価買取になる丹波焼の特徴や人気作家、少しでも高く売るコツなどを解説します。買取相場についてもご紹介しますので、適正価格で売却するための参考にしてみてください。

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丹波焼の買取相場

丹波焼の買取相場
種類買取相場
     市野信水 丹波茶入 「雲の宿」~8万円
     松井康成 練上壺~20万円
     石田陶春 丹波肩衝茶入~2万2,000円
     丹波焼 水指(作家不明)~10万円

     ※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

丹波焼の買取価格は、作品の状態や作家の知名度、希少性などによって変動します。

たとえば人気作家の作品は、~数十万円で取引されるケースも珍しくありません。作家が不明の場合でも、江戸時代以前に作られた古丹波と呼ばれる作品の場合は高額査定が見込めます。

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丹波焼の人気作家一覧

丹波焼の人気作家一覧

丹波焼には数多くの有名作家が存在し、それぞれの作品には独自の魅力と価値があります。以下の作家は、伝統を継承しながらも、各々の持ち味を活かした作風や釉薬づかいが評価されています。

  • ・市野信水
  • ・大西雅文
  • ・清水一也
  • ・森本陶谷
  • ・正元直作
  • ・松井康成
  • ・今西公彦

ここでは、丹波焼の人気作家7名をご紹介します。

市野信水(いちの しんすい)

市野信水は、釉薬と土味を活かした独特の質感が特徴の作家です。1968年に初代信水が「信水窯」を築き、丹波焼の持つ自然釉の美しさを活かした作品を多く手がけました。

現在、二代目信水がその伝統を受け継ぎ、主に茶道具・花入れ・食器などを制作しています。素朴で味わい深いデザインが特徴で、茶道界や骨董市場での評価も高いです。

市野信水の作品は、オークションサイトなどでも高額で取引されており、その人気の高さが伺えます。

大西雅文(おおにし まさふみ)

大西雅文は、歴史ある窯元「丹文窯」の四代目当主として、伝統技法を活かしつつも斬新な造形に挑戦することで注目を集める作家です。

伝統的な登り窯を使用し、丹波の土と顔料を活かした独創的な作風が特徴です。特に「赤丹波」と呼ばれる作品は、ワイルドで勢いのあるデザインが魅力で、多くのコレクターから人気があります。

大西雅文の作品は、丹波焼の新たな可能性を広げるものとして注目されており、高価買取の対象となることが多いです。

清水一也(しみず かずや)

清水一也は、江戸時代に築窯された窯元「のぼり窯」の10代目として、丹波焼の伝統を受け継ぐ陶芸家です。

備前焼の陶芸家・隠崎隆一氏に師事し技術を磨いたルーツから、焼き締めの技法を用いた作品を多く制作しています。特に焼成時に通常の2倍の薪を使用し、自然釉で仕上げる「黒丹波」シリーズなどが人気です。

これまでに個展・グループ展など多くの展覧会に参加し、その作品は骨董市やオークションなどでも高い評価を受けています。

森本陶谷(もりもと とうこく)

森本陶谷は、古丹波のテイストを取り入れつつ独自の釉薬使いとデザイン性で人気を集める作家です。1940年に生まれ、父である初代陶谷氏に師事し、作陶の道に入りました。その後1974年に兵庫県無形文化財に指定されています。

茶碗や茶入、水指などの茶道具を専門に制作しており、各流派の家元や大徳寺の禅僧からも高い評価を受けています。

森本陶谷は、丹波焼の伝統美を感じさせる逸品を多く手掛けており、高価買取されやすい作家の一人です。

正元直作(しょうげん なおさく)

正元直作は、丹波焼の中で最も歴史ある窯元「直作窯」の陶芸家です。伝統的な丹波焼の技法をベースに、土味を生かした力強さのある作風が特徴です。日常使いの器から本格的な茶道具まで幅広い作品を手がけています。

特に有名な作品には、白丹波柑子口徳利「銘桜川」、石黒釉浮徳利、海老徳利があります。多様なニーズに応える柔軟な作風は、初めて丹波焼を購入する人にも好評です。

用途と美しさを両立させた作品は実用性が高く、ゆえに買取時の人気も安定しています。

松井康成(まつい こうせい)

松井康成は、革新的な技術と芸術性を融合させた作品で国内外から高い評価を得ている作家です。

中国、朝鮮、日本の古陶磁を研究し、色の異なる土を練り合わせる独自の技法で、現代的な美しさを持つ丹波焼を生み出しています。数々の展覧会で受賞を重ね、1993年には重要無形文化財「練上手」の保持者(人間国宝)として認定されました。

松井康成の作品は、現在多くの美術館で所蔵されていることから、市場での価値も高騰する傾向があります。

今西公彦(いまにし まさひこ)

今西公彦は、丹波焼の持つ伝統的技法と現代性を巧みに調和させる作風で注目されている作家です。丹波焼に深い愛情を持ち、日々古窯跡を訪れ陶片や土を採取するなど、丹波焼の源流を探求しています。

個展をきっかけに料理店からの依頼も多く、制作の前には依頼主とじっくり話し合うなど、長く愛される作品づくりを徹底しています。

土や釉薬へのこだわりから生まれる独特の作品は、コレクターや愛好家の間で人気が高く、買取価格も高額になりやすいです。

高価買取につながる丹波焼の特徴

高価買取につながる丹波焼の特徴

同じ丹波焼でも、作品の製作年代や保存状態、作家や窯元などによって大きく評価が変わります。その中でも、以下のポイントを把握しておくことで高価買取が期待できます。

  • ・保存状態が良い作品
  • ・古丹波(こたんば)の作品
  • ・名工の作品
  • ・付属品がそろっている作品

ここでは、高価買取につながる丹波焼の特徴についてご紹介します。

保存状態が良い作品

丹波焼は、傷がつくと味わいが損なわれやすいという特徴があるため、作品にひび割れや欠けがないことは、査定価格に大きく影響します。

また、落款や装飾がはっきり残っているか、汚れが少ないか否かも査定時に影響するポイントです。日常使いの器であっても保存状態が良ければ思わぬ高値が付くことがあります。

ただし、作られた年代が古い作品などは、多少劣化が見られても査定に影響しないこともありますので、一度査定士に見てもらうことが大切です。

古丹波 (こたんば)の作品

古丹波焼とは、江戸時代以前に作られた丹波焼のことです。長い歴史を経て現存していること自体が希少で手に入りにくいため、骨董愛好家やコレクターの間で人気が高い傾向にあります。

美術館や茶道家からの需要もあるため、高価買取が見込めるジャンルの代表格といえます。実際に、桃山時代の古丹波の壺が〜15万円で取引されたケースもあります。

古丹波は入手困難な作品であるため、コレクターの間で需要が高まり、買取価格に反映されやすいです。

名工の作品

作家自身の知名度や受賞歴によって、作品の買取価格に差が出ることも少なくありません。評価の高い名工が手がけた丹波焼は、コレクターズアイテムとしても注目度が高いです。

たとえば、人間国宝の松井康成の作品は、その技術と人気の高さから、買取相場は〜20万円程です。作者のサインや落款が入っている作品は、より高額査定が期待できます。

人間国宝をはじめとして、伝統工芸士など肩書を持つ作家の作品は市場価値が高くなりやすいです。

付属品がそろっている作品

丹波焼には、作品に合わせた共箱や証明書、説明書などが付属している場合があります。

共箱とは、陶磁器などの美術品を収納・保護するために作られた専用の木箱のことです。特に、丹波焼などの伝統工芸品では、作家自らが箱書き(署名や銘)を施した共箱があると、作品の真贋を証明する手がかりになり、査定額が上がりやすくなります。

共箱や証明書などの付属品の有無は、査定額を大きく左右するポイントとなるため、押さえておきましょう。

丹波焼を少しでも高く売るコツ

丹波焼を少しでも高く売るコツ

丹波焼を高く売るためには、査定や取引の際に押さえておきたいポイントがあります。ここでは、丹波焼を少しでも高く売るコツについてご紹介します。

  • ・作家・窯元・落款を確認する
  • ・共箱などの付属品をまとめて売る
  • ・定期的に手入れをして保存状態を良くする
  • ・骨董品に詳しい買取業者に依頼する
  • ・出張買取を利用する

売却を考えている場合は、まずこれらの要素をチェックして査定に出しましょう。

作家・窯元・落款を確認する

高額査定を狙うなら、まずは所有している丹波焼がどういった特徴を持つのか詳しく把握することが大切です。丹波焼は落款や窯印、作家名が刻まれている場合が多いので、それらの情報を確認しましょう。

名の知れた作家や由緒ある窯元の場合、一般的な丹波焼より高額査定がつきやすいため、作品の詳細な情報を査定士に伝えることで、正当な評価を得やすくなります

作り手によって作品の価値は大きく変わるため、売る前に作家名や窯元、落款をしっかり確認し、価値を把握することが大切です。

共箱などの付属品をまとめて売る

作品の来歴を証明する共箱や証明書、書付などがそろっていると、買取価格がアップしやすいです。

中でも共箱に記載された作家名や落款は、真贋を判断する手がかりにもなります。箱の表には作品名が書かれ、裏には作者の名前が記されていることが多いです。共箱の有無で、査定額が数倍変わるケースも少なくありません。

共箱や証明書などの付属品がある場合、さらに高い査定額が期待できるので、手持ちの作品を見直してみることが大切です。

定期的に手入れをして保存状態を良くする

陶磁器は経年による汚れや傷がつきやすく、状態が悪いと査定額が低くなります。特にカビや水シミは取り除くのが難しいため、事前に適切な保管方法を知っておくことが大切です。

汚れがついてしまった場合は水などは使わず、乾いた布で優しく拭きましょう湿気の多い場所を避け、通気性の良い場所で保管することも有効です。

お手持ちの丹波焼に汚れやひび割れがあると買取価格が下がるため、日頃から丁寧に手入れをし、良い状態を保つことが大切です。

骨董品に詳しい買取業者に依頼する

丹波焼の作品は、作家名や焼成時期によって微妙な違いがあるため、査定には豊富な専門知識が欠かせません。

適正な査定額を提示してもらうためには、骨董品や美術品に詳しい業者を選ぶことが大切です。丹波焼の価値をしっかりと理解している鑑定士がいれば、作品に込められた魅力や歴史を正しく評価してもらえるでしょう。

事前に評判や口コミを調べて、安心感のある業者に依頼することで、作品の真価を見落とすリスクが下がります。

出張買取を利用する

丹波焼のような陶磁器は、持ち運びの際に割れるリスクがあります。大きな壺や数が多いコレクションなど、自分で持ち込むのが難しい場合には出張買取が便利です。自宅に査定士が来るため、破損リスクを最小限に抑えながら査定を受けられます

査定額に納得できなかった場合、その場で売却をキャンセルすることもできるため、安心して依頼できます。複数の骨董品もまとめて一度に査定してもらえるため、効率的に査定できることも出張買取の大きな利点です。

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買取ウリエルでは、骨董品に精通した経験豊富なスタッフが一品ずつ丁寧にチェックし、適正価格をご提案します。作品の背景まで踏まえて価値を見出す鑑定が強みであり、保存状態や付属品などの細かいポイントも見逃しません

また、無料の出張買取サービスを行っており、自宅にいながら安心して売却いただけます。「まずは丹波焼の買取について知りたい」などのお問い合わせも可能ですので、電話やメールでお気軽にご相談ください。

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まとめ

丹波焼の買取では、作品の状態や作家の評価、付属品の有無が大きく関わります。特に、古丹波や名工が手掛けた作品などは高額査定が期待できるので、事前に作家名や窯元などを把握しておきましょう。

また、丹波焼本来の価値を最大限に引き出すためには、骨董界全般の知識が豊富な買取業者を選ぶことが大切です。

買取ウリエルでの骨董品の買取実績は、以下のボタンからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

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