切手買取2021年11月04日

【オリンピック記念切手の買取相場】選手のデザインは人気!?種類ごとの価値や東京2020オリンピック切手についても紹介

2021年に東京でオリンピックが開催されたことから、かつてのオリンピック記念切手にも関心が高まっています。

そこで今回は、オリンピック記念切手の買取相場や東京2020オリンピック切手などについて詳しく紹介します。

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オリンピック記念切手の買取相場

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オリンピック記念切手」とはオリンピックの開催記念として発行される切手です。

1896年に開催された第1回アテネ大会から発行されていて、オリンピックの開催に合わせて世界中で記念切手が発行されています(※注)。

開催各国で発行されるオリンピック記念切手ですが、日本では一般的に国内で開催されたオリンピック記念切手を指します。

以下では、日本で開催された「オリンピック記念切手」と、大会募金のために発行された「オリンピック大会募金切手」に分けてご紹介します。

※注:第1回のアテネ大会では記念切手が発行されていますが、次の記念切手の発行があったオリンピックは第7回のアントワープ大会です。

第2~第6回のオリンピックでは、記念切手の発行がありません。

1964年東京オリンピック切手

第18回オリンピック東京大会記念切手

第18回オリンピック東京大会記念切手」は、1964年の東京オリンピック開催を記念して発行されました。

未使用や美品の現存数は多いですが、消印の希少性や発行時のエラーなどにより価値が上がる場合もあります。

概要(図案)発行年額面買取相場(シート)
聖火台と競技人物1964年5円〜100円
国立(霞ヶ丘)競技場1964年10円〜300円
日本武道館1964年30円〜400円
国立代々木競技場1964年40円〜600円
駒沢体育館1964年50円〜1,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

東京オリンピック大会募金切手

東京オリンピック大会募金切手」は、1964年開催の第18回東京オリンピックの大会資金のために発行された切手です。

1961~1964年まで6回に分けて、20種類が発行されています。

買取価格は基本的に額面ベースですが、目打ちなしやインク漏れなどのエラー切手は価値が上がります。

概要(図案)発行年額面買取相場(小型シート)
第1次:槍投げ、飛込み、レスリング1961~1964年5+5円第1次:~500円
第2次:柔道、水球、平均台1961~1964年5+5円第2次:~350円
第3次:バスケットボール、ボート、フェンシング1961~1964年5+5円第3次:~350円
第4次:バレーボール、ボクシング、ヨット1961~1964年5+5円第4次:~500円
第5次:自転車、馬術、ホッケー、射撃1961~1964年5+5円第5次:~1,000円
第6次:カヌー、サッカー、重量あげ、近代五種1961~1964年5+5円第6次:~1,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

札幌オリンピック記念切手

札幌オリンピックの記念切手」は、1972年の札幌オリンピック開催を記念して発行されました。

発行枚数が多く、未使用・美品の切手が数多く現存しているため、買取価格は額面もしくは、それ以下となるケースが多いでしょう。

札幌オリンピック冬季大会記念切手

札幌オリンピック冬季大会記念切手」は、1972年の札幌オリンピック開催を記念して発行された切手です。

概要(図案)発行年額面買取相場(シート)
滑走1972年20円~400円
ボブスレー1972年20円~400円
フィギュアスケート1972年50円~500円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

札幌オリンピック大会募金切手

札幌オリンピック大会募金切手」は、1972年の札幌オリンピックの大会資金のために発行された切手です。

概要(図案)発行年額面買取相場(シート)
スキージャンプ1971年15+5円~300円
ホッケー1971年15+5円~300円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

長野オリンピック記念切手

長野オリンピック記念切手」は、1998年に長野で開催された冬季オリンピックを記念して発行された切手です。

発行年が新しく、現存する数も多いため、高価買取は望めないでしょう。

長野オリンピック冬季競技大会記念切手

長野オリンピック冬季競技大会記念切手」は、長野オリンピックを記念して1998年2~3月まで発行されました。

図案は全部で10種類です。

概要(図案)発行年額面買取相場
競技種目5種
・スノーボード
・カーリング
・スピードスケート
・クロスカントリースキー
・アルペンスキー
1998年80円10種組み合わせシート:〜700円
5種の花
・ミヤマリンドウ
・リュウキンカ
・クロユリ
・ヤマシャクヤク
・カタクリ
1998年50円10種組み合わせシート:〜700円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

長野オリンピック大会募金切手

長野オリンピック大会募金切手」は、長野オリンピックの寄付金を募るために発行された切手です。

開催前年の1997年2月~同年3月までに4,000万部が発行されています。

概要(図案)発行年額面買取相場(シート)
エンブレム+競技1997年80+10円~1,600円
スノーレッツ(大会のマスコットキャラクター)1997年80+10円~1,600円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

長野オリンピックの記念切手は、Prix Olympia賞を受賞した切手です。

Prix Olympia賞は、各大会に合わせて世界中で発行される記念切手の中から、金賞、銀賞、銅賞が各1点ずつ選ばれます。

長野オリンピック記念切手は、日本発行のスピードスケートの図案が銀賞を受賞しています。

東京2020オリンピック切手の価値は?

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2020年の東京オリンピック開催を記念して、以下の切手が発行されています。

概要発行年額面買取相場(シート)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金)リ)2019年3月12日920円(82円+10円 切手10枚1シート)~700円
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金)2019年8月26日940円(84円切手10枚1シート)~700円
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京2020聖火リレー2020年3月10日840円(84円切手10枚1シート)~700円
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会2021年6月23日2100円(84円切手25枚1シート)〜1,700円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

東京2020オリンピック・パラリンピックは、異例の延期があった大会でもあるため、将来的に切手の価値が上がるかもしれません。

東京2020大会日本代表選手 メダリスト公式フレーム切手

メダリスト公式フレーム切手」は、オリンピックのメダリストを称賛する形で発行される切手です。

オリンピック・パラリンピックともに、大会期間中にメダルを獲得した選手達の写真がプリントされた切手がすぐに発行されます。

販売はシート単位(切手5枚の1セット)です。

メダリスト公式フレーム切手は種類が多いため、全51種類のメダリストの切手を集めたメダリスト公式フレームも郵便局より販売されています。

⦁ 価格:76,500円
⦁ 販売期間:2021年9月8月~同年9月14日まで

上記の通り販売はすでに終了しています。

メダリスト公式フレーム切手は、切手コレクターにとって魅力的なコレクションの一つでしょう。

また東京2020大会では、柔道男子・女子、競泳女子をはじめ、スケボーやサーフィンといった新種目のメダリストの切手も発行されました。

特にスケボーやサーフィンなどは、これまでのオリンピック種目としては目新しく、世間の注目を集めた競技でもあります。

こうした要因が付加価値となれば、将来的に価値が上がるかもしれません。

人気のオリンピック記念切手

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ここでは、海外のオリンピック記念切手の中で、日本でも人気があるものを紹介します。

ポーランドオリンピック切手

ポーランドオリンピック切手」は、1964年に開催された東京オリンピックポーランドで発行された切手です。

1960年のローマオリンピックを記念して発行されたものと、1964年に開催された東京オリンピックを記念して発行されたものがあります。

アンティーク調のイラストと色使いが評価され、コレクターの間でも人気の切手です。

日本では見かけることも少ないですが、それほど買取価格は高くありません。

概要(図案)発行年額面買取相場(発行時別)
全部で8種類
・マラソン
・重量挙げ
・リレー
・ボクシング
・サッカー
・カヌー
・ハイジャンプ
・走り高跳び
1964年・2.50zt(ズウォティ)
・90gr(グロシュ)
~1,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

ロサンゼルスオリンピック切手

ロサンゼルスオリンピック切手」は、1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックに合わせて発行された切手です。

世界各国でオリジナルのものが発行されており、それぞれの切手が日本でも流通しています。

なかでも、開催国アメリカで発行された切手は人気が高いです。

しかし、ロサンゼルスオリンピック切手は発行数も多く、アメリカ本国では高値で売れることがないと言われおり、日本でも買い手の多い切手ではありません。

しかしコアなコレクターや外国切手の買取専門店ならば、最大1万円近くまで値が付くこともあります。

概要(図案)発行年額面買取相場(発行時別)
オリンピック競技の図案で24種類1964年20セント
40セント
全種類:~10,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

ヘルシンキオリンピック切手

ヘルシンキオリンピック切手」は、1952年に開催されたヘルシンキオリンピックの記念切手です。

買取価格は状態によって大きく変動しますが、外国切手の中でも高価買取が期待できる切手です。

ヘルシンキオリンピック切手を高値で売るには、外国切手を扱う業者を選ぶとよいでしょう。

概要(図案)発行年額面買取相場(発行時別)
全6種類
・水泳
・陸上
・フェンシング
・カヌー
・ボート
・馬術
1953年20~75フラン~10,000円

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

オリンピック記念切手を買取に出す際の注意点

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オリンピック記念切手を高値で売るためには、切手の価値をある程度知っておく必要がります。

ここでは、切手価値を見極めるポイントを見ていきましょう。

発行枚数を調べる

切手の価値を上げる要素はさまざまですが、特に大事なのが希少性です。

オリンピック記念切手は発行枚数が多く、未使用や美品の商品が流通する傾向があります。

さらに記念切手は年々発行枚数が多くなっているため希少性が乏しく、付加価値が低いのが現状です。

人気のある切手かどうかを調べる

切手の買取価格は、市場での人気にも左右されます。

需要がある切手は高値で取引されることがほとんどです。たとえば、東京オリンピック2020の切手は大会開催から間もないものの、すでに額面より高値で売買されたケースがあります。

オリンピックに限らず、大きなイベントなどを記念して発行された切手などは人気が集まるため、図案・色や保存状態により価値が高くなる可能性があるでしょう。

保存状態に気を配る

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保存状態も、切手の価値を左右する要因です。

切手はデリケートなため適切な保管を怠ると、すぐに傷んでしまいます。

特に破れた切手は買取不可となる場合もあるため注意が必要です。

切手の保管方法についてはこちら

仕分ける

バラ切手が多い場合は、事前に仕分けておきしましょう。

バラのままでは買取業者が査定するときに手間がかかるため、査定時にマイナス評価がつき、減額あるいは買取不可となる場合もあります。

業者によっては仕分け方が決まっていて、希望に沿って整理している場合は査定にプラスされることがあるので確認しておきましょう。

シートのほうが高く売れる

オリンピック記念切手は、シート(複数枚綴りでセットのもの)のほうがバラ切手より高値が付きます。

シートの状態であればコレクションとしての付加価値が付きますが、1枚でも切り離されていれば減額の対象となります。

手持ちの切手がシートの状態ならば切り離さずに保存しましょう。

消印があっても処分しない

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切手の消印は使用済みを表すものですが、必ずしもマイナス要素となるわけではありません。

消印によっては希少価値が付く場合があります。

たとえば、オリンピック記念切手は、コレクションとして未使用のまま保存される傾向があるため、消印が押されている切手のほうが価値が上がる場合があります。

また、「初日印」がある場合も買取額が上がる可能性が高いでしょう。

特に初日印の消印・封筒・切手は「初日カバー」と呼ばれ、コレクターからのに人気が高い商品です。

手持ちのオリンピック記念切手に消印が押されているなら、査定士に依頼してみましょう。

第18回オリンピック東京大会記念切手は高値での買取が期待できない

東京オリンピック2020の開催に伴い、1964年の東京オリンピックの切手が再注目を集めています。

しかし現存数の多さから、1964年オリンピック東京大会の切手は高値買取が期待できません。

現在でも未使用・美品の切手が豊富に流通しているため、額面ベースが買取の基準価格です。

一方で消印のあるものはプレミアが付き、高価買取される場合があります。

複数の業者から見積もりをとる

オリンピック記念切手の買取を検討するときは、必ず複数の業者から見積もりをとりましょう。

買取価格には相場がありますが、それはあくまで目安です。

どこの買取業者でも、必ずしも相場の値段が付くとは限りません。

特に外国で開催されたオリンピック記念切手などは、市場に精通している買取業者に査定を依頼するのがよいでしょう。

また買取業者の中には悪質な業者もいるため、安値で買い叩こうするケースがあります。

買い叩きを回避する意味でも、複数の業者に査定を依頼することが大切です。

専門的な知識をもった査定士がいる業者に依頼する

切手の買い取りは専門の査定士がいる業者に依頼するようにしましょう。

切手の買取を行なっている業者には、金券ショップやチケットショップなどもあります。

しかし、切手の査定には専門的な知識が必要です。

専門の査定士がいる買取業者であれば、切手を見極める鑑定力があるだけでなく、その切手の市場や販路にも詳しいためより適切な査定が期待できるでしょう。

まとめ

オリンピックの記念切手は、流通量の多い切手です。

フリマサイトなどでも取引が盛んですが、額面以上の価格で売るのは難しく、買取価格は額面ベースとなります。

しかしオリンピック記念切手には、エラー切手などの特殊な切手もあります。

また外国で開催されたものや、消印付き切手なども特殊性が高い切手です。

買取を検討中の記念切手があれば、ぜひウリエルへご相談ください。

専門知識と経験豊富な査定士が、適切な査定で対応します。

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