切手買取2024年11月05日

高く売れる切手の買取相場を一覧で紹介!海外切手の特徴も解説

ウリエル 高額切手 アイキャッチ

希少な切手にはプレミア価格がつくことがあり、高いものだと数千万円で取り引きされるケースもあります。

本記事では、高く売れる切手の買取相場の一覧や、切手を高く売る方法について紹介しています。

また、切手の売却を検討している方は、買取専門業者ウリエルをご検討ください。

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高く売れる切手一覧

日本の切手

切手は、はがきや手紙などでよく目にする63円切手、84円切手が一般的です。

切手の買取において、これらの普通切手は切手そのものの金額よりも低く買い取られます。

一方、プレミア切手と呼ばれる希少価値の高い切手は、本来の金額よりも高値で買取されることがほとんどです。

プレミア切手には、手彫りで製造された手彫切手や、国家行事を記念して発行される記念切手などが挙げられます

手彫切手とは、手彫りの版を用いて印刷した切手です。手作業で作られるため見た目にバラつきがあり、状態によって価値が変わります。一方、記念切手は発行枚数が限られており希少性が高いことから、高い値がつきやすいのが特徴です。

以下では、高額買取の対象になる切手とその買取相場を紹介します。

 高額買取の対象になる切手買取相場
日本切手竜文切手(1871年)~100,000円
竜銭切手(1872年)〜65,000円
桜切手(1872年)〜数千万円(バラ)
鳥切手(1875年)〜数十万円
田沢切手(1913年〜1937年)~100,000円(バラ)
明治銀婚記念切手(1894年)〜数千円(バラ)
〜数十万円(シート)
東宮ご婚儀記念切手(1923年)~100万円
琉球切手(1945年〜1972年)〜数万円(バラ)
〜数十万円(シート)
見返り美人(1948年)~6,000円(バラ)
~50,000円(シート)
月に雁(1949年)~7,000円(バラ)
~30,000円(シート)
ビードロを吹く娘(1955年)~数百円(バラ)
~数千円(シート)
犬山こども博覧会切手(1949年)~100円前後(バラ)
~20,000円前後(シート)
日本万国博覧会記念切手(1970年)~350円(シート)
飛行試行切手(1919年)〜5万円前後(バラ)
龍虎の図(1950年)〜1万円(シート)
外国切手英領ギアナ1セント・マゼンタ(1856年)数億円
赤猿(1980年)~100,000円(バラ)
~1,000,000円(シート)
毛沢東切手(1967年〜1973年頃)数千円〜数万円(バラ)
数万円〜数十万円(シート)
オオパンダ切手(1963年、1973年)~数千円(バラ)
赤一色切手(1968年)~数千万円(バラ)
逆さまジェニー切手(1918年)〜数千万円(バラ)
宣教師切手(1851年)~数千万円
ペニー・ブラック切手(1840年)~100,000円
ペンス・ブルー切手(1840年)~100,000円

※この相場一覧は目安であり、買取価格を保証するものではありません。

1枚もしくは複数枚の切手がつながっているバラの状態よりも、外枠が残ったシート状の切手のほうが高く買取されやすくなります

また、買取相場はそのときの需要によって絶えず変動するため、あくまで参考程度としましょう。

プレミア切手についてはこちら

世界一高い切手

高額な切手

世界には、驚くほど高額な切手も存在します。

世界一高い切手、「British Guiana One Cent Black on Magenta(英領ギアナ1セント・マゼンタ)」と呼ばれる1セント切手をご存じでしょうか。

2014年、アメリカのオークションで、過去最高の950万ドル(日本円で約9億7,000万円)で落札されました。

この切手は1856年、当時イギリス領であったギアナの郵便局が、本国からの切手の供給不足を補うために臨時で発行したものです。

赤紫色で、八角形という珍しい形をしています。

現在では、世界で1枚しか残っておらず、1セントが約10億円になった数奇な切手として、切手収集家の間で有名になりました。

高く売れやすい日本切手

高く売れやすい日本切手

世界には想像の域を超えるほど高額な切手が存在しますが、日本の切手も負けていません。

日本の切手は、切手収集家の間で「日本切手」と呼ばれています。

ここでは、有名な日本切手をいくつか紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

日本の記念切手についてはこちら

竜文切手

「竜文切手」は、日本で最も価値のある切手と言われ、1871年に日本初の切手として発行されました。

発行された期間が大変短く現存数が少ないため、高額買取が期待できます。

竜文切手は銭四十八文、銭百文、銭二百文、銭五百文の4種類に分かれ、竜の文様の間に額面を縦書きしているのが特徴です。

竜文切手についてはこちら

竜銭切手

竜文切手に次いで、1872年に発行されたのが「竜銭切手」です。

こちらも発行期間が短かったため、市場に出回った数が少なく、希少価値が認められています。

桜切手

1872年に発行された「桜切手」と呼ばれる20銭切手も有名な切手です。

全体の色は赤紫色で、四隅には桜が描かれ、日本らしい見た目をしています。

1銭、2銭、10銭などの幅広い額面で流通しましたが、わずか20枚ほどしか現存確認されていません。

1枚3,000万円、もしくはそれ以上の価値があるとされ、収集家の間でしばしば話題になっています。

鳥切手

鳥切手は、1875年の元日に、日本の切手として4番目に発行されました。

図案をもとに手彫りされた手彫り切手のため、印刷された図案によってわずかな違いがあります。

鳥切手の額面には、12銭、15銭、45銭の3種類があり、それぞれの額面でデザインは異なります

12銭の切手には雁、15銭にはセキレイ、45銭にはタカが描かれており、名前のとおり鳥が描かれたデザインが特徴的です。

金額は、中央に描かれた鳥の周りに表記されています。

田沢切手

田沢切手は、1913年から1937年にかけて発行された普通切手で、図案は一般公募によって選ばれました。

図案が採用された田沢昌言(たざわ まさこと)氏の名前から「田沢切手」と名付けられています。

田沢切手には、「大正白紙切手」「旧大正毛紙切手」「新大正白紙切手」「昭和白紙切手」の4種類に分類されます。

また、偽造防止対策として、切手用紙に透かしや赤と青の木綿繊維くずが混入されているのも、ほかの切手と異なる特徴の一つです

明治銀婚記念切手

「明治銀婚記念切手」は日本初の記念切手であり、1894年、明治天皇と皇后の結婚25周年を祝って発行されました。

新聞投書で記念切手の発行を願う声があり、当時の逓信大臣・黒田清隆によって発行された切手です。

1955年(昭和30年)より前の切手には希少価値が付けられるため、この記念切手も額面以上の高額買取が期待できるでしょう。

つがいである2羽の鶴と梅の唐草文様、菊の紋章が描かれた華やかなデザインであり、赤い2銭、青い5銭の2種類があります。

東宮ご婚儀記念切手

日本切手の中には、発行までに至らなかった「幻の切手」もあります。

それが1923年の東宮(後の昭和天皇)の結婚を記念して作られた「東宮ご婚儀記念切手」です。

ところが、同年9月に関東大震災が発生したため婚儀は延期、切手の発行は中止されました。

切手は火災に遭い、焼失しましたが、南洋諸島に発送済みだった切手だけが難を逃れ、現在では約1,000組のみが残っているようです。

東宮ご婚儀記念切手には、1銭5厘と3銭切手に筑波山、8銭と20銭切手に東宮仮御所が描かれています。

その他の皇太子殿下御成婚記念切手

琉球切手

琉球切手(琉球郵便切手)」とは、沖縄がアメリカ軍に占領された1945年から、日本へと返還される1972年の間に沖縄で発行された切手のことです。

1945~1953年の6月に発行された切手は「沖縄切手」、同年7月から1972年までに発行された切手は「琉球切手」と呼ばれています。

沖縄特有の風土がモチーフになった図柄は、アメリカ軍に統治されていた影響から独特なデザインをしているため、切手収集家の間でも人気の切手です。

沖縄の本土復帰と同時に発行が終了したため、希少性が高いと言えるでしょう。

一方、1958年以降に発行された琉球切手は、ドル建ての切り替えを受けた表記になっているため、価値が付けられない可能性があります。

以下の1958年以降の琉球切手は、買取可能な場合があるため、チェックしてみてください。

・「天女航空加刷5種完」(1959年)
・「第1次動植物5種完」(1959年)
・「米ドル改訂加刷5種完」(1960年)
・「組踊り小型シート5種完」(1970年)

沖縄切手についてはこちら

見返り美人

見返り美人は、菱川師宣の「見返り美人図」を図案として1948年に発行されました浮世絵切手です。

初版は、「切手趣味週間」シリーズの第2弾として登場し、浮世絵をモチーフにした美しいデザインで人気を集めました。

1948年、1991年、1996年と3回にわたり発行されていますが、発行された時期によって額面が違うため、種類ごとの見分けは簡単です。

3種類の中では、初版の1948年版が、ほかの種類と比較して高値で取引されています

見返り美人についてはこちら

月に雁

月に雁は、1949年に発行された切手で、「切手趣味週間」シリーズの第三弾として登場しました。

前年に発行された「見返り美人」切手が多くの人気を集めたことを受け、その人気を引き継ぐ形で発行されました。

図案には、歌川広重の浮世絵「月に雁」が採用されています。

発行は、1949年、1996年、2021年の3回にわたり行われており、特に1949年の初版は現存する枚数が非常に少なく、ほかの発行年のものよりも高値で取引されているのが特徴です。

月に雁についてはこちら

ビードロを吹く娘

ビードロを吹く娘は、1955年に発行された記念切手で、「切手趣味週間」シリーズの第5弾として登場しました。

図案には、江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿の名作「ビードロを吹く娘」が採用されています。

日本国内で発行された切手としては初めてのカラー切手であり、当時としては革新的なデザインで人気を集めました。

また、発行枚数は550万枚と、ほかのプレミアム切手と比べると数は多いため、市場での価値はそこまで高くないのが特徴です

犬山こども博覧会切手

犬山こども博覧会切手は、1949年に愛知県の犬山町で開催された「犬山こども博覧会」を記念して発行されました。

博覧会は、子どもの日の制定を記念して行われたイベントのため、切手には笑顔の男の子が描かれたデザインが施されています。

また、犬山こども博覧会切手と同日に発行された「こどもの日記念切手」とデザインが同じであることも特徴の一つです。

発行枚数は10万枚と少ないため、希少価値が高く、プレミアム切手として高い評価を得ています

日本万国博覧会記念切手

日本万国博覧会記念切手は、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会を記念して発行された切手です。

1次切手シートと2次切手シートの2種類が発行されており、額面は7円、15円、50円の3種類が存在します。

しかし、発行枚数が多かったことから、ほかのプレミア切手と比べると希少性は低いため、買取価格はそこまで高くありません

また、日本万国博覧会記念切手の価値や買取価格についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

飛行試行切手

飛行試行切手は、1919年に日本で初めて飛行機が試行されたことを記念して発行された航空切手です。

航空切手は航空郵便専用の切手で、現在は発行されていないことから希少性の高い切手として知られています

東京と大阪の郵便局限定で発売され、流通範囲が限られていたことも、価値を高める要因となっています。

デザインは、当時発行されていた普通切手である「田沢型旧大正毛紙切手」に飛行機の図柄が加刷されたものです。

額面は1.5銭と3銭の2種類があります。

龍虎の図

龍虎の図は、1950年に発行された年賀切手で、江戸時代を代表する画家・円山応挙の「龍虎の図」をモチーフにしています。

コレクターの間では「応挙の虎」とも呼ばれ、高い人気を誇っています。

初版の発行枚数は約90万枚と少なく、その希少性から現在でも価値が高い切手の一つです。

発行当時の人気の高さにより、後に再発行されるほどの反響を得ています。

状態の良いものであれば、希少性の高さも相まって高値での買取も期待できます

希少価値の高い中国切手

中国切手(毛沢東切手)

「中国切手」とは、1949年に中国で発行された新中国切手のことで、数ある切手の中でも希少価値が高いとされています。

バラ切手1枚でも、十数万の値が付けられるでしょう。

赤猿切手

中国切手の中でも特に有名なのが「赤猿」と呼ばれる、1980年に中国で初めて発行された年賀切手です。

正式名称は「子ザル」で、赤色の背景に猿の子が描かれています。

赤猿は、そもそもの発行部数が少ないため現存するのはわずかであり、バラ切手1枚だけでも10万円ほどの価値が付けられることも珍しくありません。

なかでも黒ずみや擦れ、ヤケがほとんどなく、猿の顔が金色に輝いているものは「極上品」とされ、より高く評価されています。

赤猿切手についてはこちら

毛沢東切手

中華人民共和国の初代主席・毛沢東がモチーフになったのが「毛沢東切手」です。

毛沢東切手と呼ばれる切手には数種類あり、いずれも文化大革命期の1967~1973年頃に発行されました。

当時、収集を目的とした切手購入が禁止になったことから古い切手の多くが廃棄されたため、高い希少価値が認められています。

高額買取される主な毛沢東切手は、「毛主席の長寿を祝う語録」「毛主席の最新指示」「毛主席は赤い太陽」「毛主席詩詞」です。

毛沢東切手についてはこちら

オオパンダ切手

「オオパンダ切手」とは、毛沢東切手と同じく中国の文化革命期の切手で、1963年の第一次と1973年の第二次の2回にわたって発行されました。

どちらもパンダの絵が描かれており、その可愛らしい見た目も相まって、高値で買取されています。

日本には第二次切手が多く持ち込まれたため、第一次切手のほうがより高値で取引される傾向にあるようです。

オオパンダ切手についてはこちら

赤一色切手

赤一色切手は、正式には「全国の山河は赤一色」というプレミア切手で、文化大革命期の1968年に発行されました。

中国全土を赤一色に塗るはずが、台湾だけ塗られていないというミスから、発行からわずか半日で中止・回収された「幻の切手」です。

このような切手は「エラー切手」と呼ばれ、現存数が極端に少ないことから大変価値が高いとされています。

実際に、2009年の香港のオークションで1枚約4,300万円、2013年には通常よりも横長でひと回り大きな切手が1枚約9,100万円で落札され、大きな反響を呼びました。

中国切手についてはこちら

高額買取の可能性があるアメリカ切手

高額買取の可能性があるアメリカ切手

アメリカ切手とは、アメリカで発行された切手のことです。

ここでは、高額買取が期待できる代表的な切手を紹介します。

逆さまジェニー切手

「逆さまジェニー切手」は、1918年にアメリカで初めて発行された航空便のエラー切手です。

複葉機「カーチス・ジェニー」の図柄が逆さまに印刷されてしまったもので、過去には1枚約6,300万円もの値が付けられたこともあります。

希少価値が高いため、状態が悪い場合でも高額買取が期待できるでしょう。

宣教師切手

「宣教師切手」とは、その昔、イギリスからハワイに渡来した宣教師が使用していた切手のことです。

特に、1851年に発行された2セント切手は28枚しか現存していないとされ、その希少性が高く評価されています。

高く売れる可能性のあるイギリス切手

ペニー・ブラック

イギリス切手には、歴史の深い切手が多く存在します。なかでも希少価値が高く、高価買取を期待できるのが、世界最古の切手といわれる「ペニー・ブラック切手」や「ペンス・ブルー切手」です。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ペニー・ブラック切手

ペニー・ブラック切手は、1840年にロンドンで発売された世界で初めての郵便切手です。

世界最古の郵便切手なだけあり、プレミアがつくものだと数十万円程度で取引されます

切手の図案には、ヴィクトリア女王の端正な横顔が描かれています。

また、偽造防止として王冠模様の透かしが入っているのも特徴です。

横12列・縦20行で240面のシートで販売され、初日だけで30万枚以上を売り上げたとされています。

その人気は発売当初から衰えず、過去に何度も増刷されています。

ペンス・ブルー切手

ペンス・ブルー切手は、ペニー・ブラック切手とほぼ同時期に発行された、世界で2番目の切手です。

額面が2ペンスであったため、別名「2ペンス・ブルー」とも呼ばれています。

ペニー・ブラック切手が黒インクを使用していたのに対し、ペンス・ブルーは青色のインクが使われているのが特徴です。

図案はペニー・ブラックと同様にヴィクトリア女王の横顔であり、スタイル自体に大きな違いはありませんが、青色という点で違いがあります

高く売れる切手の特徴

海外の古い切手

これまでに、希少価値の高い切手や高額で取引されやすい切手を紹介しましたが、高く売れる切手にはいくつか特徴があります。

その特徴を押さえて、お持ちの切手を見てみましょう。

封書・はがきの状態で残っている使用済み切手

通常、品物の買取では未使用の美品であることが高価買取の基準ですが、切手の場合は、使用済みのほうが高値で買い取られることもあります。

なかでも封書やはがきに貼付されたまま残っている「エンタイア」は、人気が高く、高価買取も期待できるでしょう。

消印が読める状態

使用済み切手の収集において重要なのは、消印と言われています。

切手収集家は「珍しい消印」に価値を見出すため、消印が擦れて読めないものはコレクションとしての需要がなく、古いものであってもほとんど売れないでしょう。

何かに特化したコレクション

さまざまな国の切手が少しずつ集まったコレクションよりも、何かにこだわって集められたコレクションのほうが高く評価されます。

たとえば、アメリカ切手のみで構成されるファイル10冊以上のコレクション、動物切手が詰まった何冊ものコレクションといったものです。

これらは選りすぐりのものが集められている場合が多く、希少性の高い切手がコレクションの一部になっていることもあるでしょう。

ちなみに、日本の切手アルバムは100万円もの高値で落札されたケースもあります。

間違いやすい切手の価値

使用済みの海外の切手

切手の価値を評価するにあたって、間違いやすいポイントを紹介します。

「古い」だけでは高額買取にはならない

古い切手は一見値打ちがありそうに見えますが、もともと人気や希少性がないものはたとえ明治時代の切手であっても価値は上がりません。

ちなみに、切手収集において4~50年前のものは古いとされないため注意しましょう。

戦後の記念切手にはあまり価値はない

記念切手と言うと特別なものに思いがちですが、実は発行枚数が多く、希少価値がほとんどない切手も多くあります。

特に、昭和30年以降の記念切手はプレミア切手とみなされないため、よく見極めることが大切です。

数百枚は少量

切手に限らず、収集家にとっての「大量」とは、1部屋すべてにコレクションがあるというような状態です。

そのため、手で持ち運べるような数百枚程度のコレクションは「少量」にすぎません。

基本的に、コレクションの量には質が伴うため、量が多いほど価値の高い切手も存在する可能性があります。

「中華民国」という文字の入った切手は台湾切手

中国切手には、ほとんどに「中華人民郵政」「中国人民郵政」と印字されています。

「中華民国」と書かれているものは台湾の切手であるため、注意しましょう。

切手を高く売るコツ

切手を高く売るコツ

切手は高く売るには、いくつかのコツがあります。

少しでも高額な査定をゲットするためにも、切手を高く売るコツについて見ていきましょう。

シートのまま査定に出す

シートの切手は、バラの切手よりも高値で評価されます

特に、希少な切手ほど、シートのまま残っているものが少ないため、シートとバラで査定額に大きな差が生まれます。

そのため、保管がしやすいからとバラにしてしまうのはやめましょう。

また、保管時も予期せず切手がバラけてしまうことを防ぐためにも、丁寧に扱うことが大切です。

シートのままだと思わぬ高額査定につながる可能性もあるので、なるべく入手時の状態を保っておきましょう。

汚れやシワは自分で修復しない

切手を高く売るためには、良い状態で保存しておくことが重要です。

ただし、汚れやシワがある場合、自分で修復を試みるのは避けましょう

誤って破損させたり、修復の跡が目立ったりすると、切手の価値が下がってしまいます。

そのため、修復をするのではなく丁寧な保管を心がけましょう。

保管する際は、皮脂が付着しないように素手で触らないようにしたり、変色や劣化を防ぐために直射日光を避けたりすることが大切です。

適切な保管さえしておけば、余計な修復を行わずとも、切手の価値を維持できます

切手の買取実績が豊富な業者を選ぶ

切手を売る際には、買取実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。

経験豊富な業者は市場価値を的確に判断できるため、適切な査定額を提示してくれる可能性が高まります。

一方で、切手に関する専門知識が少ない業者だと、相場よりも低い評価を提示される場合もあります。

信頼できる業者を選ぶためには、過去の買取実績や口コミを参考にするのがおすすめです

また、複数の業者に査定を依頼することで、相場を把握し、最も有利な条件で売却できます。

切手の高価買取はウリエルにお任せください

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発行年代や枚数によって価値の変わる切手も、ウリエルなら豊富な知識と経験を持つ査定士によって適正価格を提示いたします。

また、なぜその査定額になったのかを丁寧に解説いたしますので、大切な切手も安心して売却いただけます。

他店では断られた古い切手や、状態が悪い切手もどうぞご相談ください。誠意を持って査定を行います。

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まとめ

海外の古い切手2

切手には、私たちの暮らしにある身近なものから驚くような高値で取引されるものまで、さまざまな種類があります。

特に、使用済みの切手や消印が読める状態な切手は高値をつける傾向にあります。

物によっては、数十万から数百万の価値を生み出す切手もあるので、家に眠っている切手があれば積極的に査定へ出してみるとよいでしょう

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