普通切手や記念切手のバラ切手は、台紙貼りをすれば高く買い取ってもらえる!?買取相場や高く売る方法を紹介
シート切手やコレクションされた切手は高く売れる傾向にありますが、バラ切手はそもそも売れるのかという疑問をもった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バラ切手の買取相場や高く売る方法などを紹介します。
金券ショップと買取業者のバラ切手買取についても解説するので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
専門知識をもって査定士が在籍するウリエルなら、普通切手や記念切手のバラ切手も一つひとつ丁寧に査定いたします。
切手はバラで買い取ってもらえるのか?
切手は通常10〜20枚で1シートの状態で販売されていて、買取に出す場合はシートのほうが高く売れます。
バラの状態や枠から切り取られた状態であっても買取は可能ですが、汚れていたりシミがあったりするような状態が悪いものだと買取不可になる可能性もあります。
バラの切手は換金率がシートの状態に比べて低くなるので、シートの切手はバラさずにそのまま買取に出すとよいでしょう。
しかし古い時代(戦前)の切手の場合、バラの状態でも高価買取になるケースがあります。
また、使用済みで消印の入った切手も、コレクター人気が高い貴重なものであれば高値がつくことがあるでしょう。
このように、普通切手であってもプレミア品であってもバラ切手の買取は可能です。
バラでも高く売れる切手とその買取相場
普通切手
普通切手とは普段の郵便に使われる一般的な切手のことで、販売期間やその数量に制限がありません。
そのため、希少価値がある切手ではないので、買取価格は額面をベースに決められます。
換金率は50~60%なので、切手として使ったり別納料金の支払いに使ったりするほうがお得でしょう。
・切手として使う予定がない ・かなり大量に切手がある |
といった場合には、金券ショップでの売却を検討してもよいでしょう。
記念切手
国による行事や大きなイベントに合わせて発行されるのが記念切手です。
多くの場合、普通切手と同様に額面より少ない金額での買取になりますが、明治~昭和初期に発行されたものは、プレミアム品として高価買取も期待できます。
古い時代の貴重な記念切手は、専門業者に持ち込むと額面よりも高い金額が付けられるでしょう。
しかし、額面を基準に買取金額を決める金券ショップなどで売却をすると、額面の金額を基準に買取金額が決められてしまうので損をする可能性が高くなります。
1955年までの間に発行された記念切手は、切手に詳しい買取業者に査定に出すのがおすすめです。
特殊切手
特殊切手は、日本郵便がキャンペーンなどを行なって発売する切手のことで、毎年さまざまなシリーズが登場しています。
販売期間が短いものや、限定された郵便局だけで販売されるもの、古い時代のものなどは希少価値が高く買取価格も高額になるでしょう。
特に人気が高い特殊切手には、1948年に切手趣味週間記念に発行された「見返り美人」や1949年に登場した「月に雁」などがあります。
いずれもバラ切手であっても3,000~7,000円前後と額面を大幅に上回る価格で取引されています。
中国切手
中国切手は、1949年に中華人民共和国となってからの中国で発行された切手で、外国切手の中も特に注目を集めています。
中国では1966~1976年に起こった「文化大革命」により、コレクションとして切手を保有することが禁止されました。
その結果、文化大革命前後の時代の切手は中国国内でも希少価値が高く、バラ切手であっても高値で取引されています。
特に人気が高いのは、「赤猿」と呼ばれる切手です。
1980年に発行された、赤い背景に小猿の絵が描かれたとても美しい切手で、バラでも1枚10万円前後と高額が付けられることがます。
航空切手
航空郵便専用に使われる「航空切手」は、日本では1919~1961年(第二次世界大戦中を除く)の間に発行されていました。
海外のものとは違い、現在では新たに発行されていないという理由から、日本の航空切手はバラでも買取価格が高値になる傾向があります。
金券ショップでのバラ切手買取
金券ショップでは、切手はコレクターアイテムではなく郵便料金に使用するものとして販売しています。
そのため、63円や84円といった普通切手を大量に必要とする企業や個人に向けて販売されるのが一般的です。
また、郵便局の窓口で支払う別納料金として切手を使用する人もいるので、額面が高額の切手もニーズがあります。
買取金額は額面が基準になるため、特殊切手や記念切手、古い切手などプレミアが付く可能性がある切手は、他で売却するよりも安い金額を提示されるケースが少なくありません。
さらに、使用済みのバラ切手や印刷ミスがあるような切手に関しては買取不可の場合もあります。
買取業者でのバラ切手買取
記念切手や特殊切手、エラー切手、古い時代の切手などは、切手買取専門業者に依頼するとよいでしょう。
価値が高いものや、切手コレクターに人気のものであれば、バラであっても高値で買い取ってもらえる可能性があります。
特に希少価値が高い切手の場合、切手に詳しい人でなければその価値を判断できないでしょう。
ただの古い切手だと思っていたら実はとても高価なものだったということもあるので、一つひとつ丁寧に査定をしてもらえる買取業者に依頼するのがおすすめです。
バラ切手を高く売るには
台紙貼りにする
金券ショップでバラ切手を売る際には、「台紙貼り」にしておきましょう。
※ただし、台紙貼りは買取不可の業者もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。※
台紙貼りとは切手を台紙に貼ったもので、郵便局の窓口での別納料金の支払いか、集荷の際の送料の支払いに使用できます。
大量のバラ切手を一枚ずつ数えるのは手間がかかるので、まとまっていると支払いが楽になることから金券ショップでもニーズが高く、バラ切手よりも換金率が高くなるお店が多いです。
金券ショップによっては、シート切手と台紙貼り切手の換金率が同じというお店もあるので、バラ切手であっても高値で買い取ってもらえる可能性があります。
台紙貼りにする際は、A3かA4の紙に並べ、同じ額面の切手だけを貼りましょう。
額面が同じであれば絵柄や大きさが違っていても問題はありません。
また台紙貼りをする紙は、換金するお店によっては指定のフォーマットがあるので、事前に確認しておきましょう。
保管状態に気をつける
最近発行された普通切手の場合はもちろん、額面以上の価値が期待できる記念切手やプレミア切手は保管状態が買取金額に影響を与えます。
以下のような場合、買取価格が低くなってしまうでしょう。
・色褪せしている ・汚れている ・のり落ちしている ・破れている ・折れている |
バラ切手を保管する際は、湿気が少ない直射日光が当たらない場所に置くのがおすすめです。
取り扱いにはピンセットを使い、切手コレクション用のストックブックに保管しておくとよいでしょう。
切手の買取専門業者に依頼する
額面以上の価値があるかもしれないバラ切手を買取依頼するのであれば、切手に詳しい査定士のいる買取専門業者を選ぶことが大切です。
知識や経験が豊富で、切手の価値に見合った金額を提示してくれる業者でなければ、大切な切手も安く買い叩かれてしまうでしょう。
また、日本や海外での切手の需要を把握している業者であれば、他で売却するよりも高値で買取してもらえる可能性も高くなります。
金額は知りたいけれど、まだ本当に手放すか決めていないという場合なら、無料査定で金額だけを確認してみるということができます。
相場を把握しておく
買取してもらいたい切手の相場を確認しておきましょう。
事前に調べておけば、相場よりも低い金額で買い取られることもないでしょう。
相場を調べる方法は、以下の通りです。
・Webで検索してみる ・買取業者のサイトを見てみる ・SNSでの口コミを見てみる |
バラ切手は保存状態によっても買取金額が大きく変わるので、買取相場は参考程度にしておくとよいでしょう。
仕分けしておく
金券ショップなどにバラ切手を大量に持ち込む際には、額面ごとに仕分けをしておきます。
業者によっては、仕分けをしていないバラ切手は買取を拒否されることもあるので、事前に確認しておきましょう。
なかには仕分けが必要ない業者もありますが、その場合は換金率が低かったり手数料が発生したりする可能性があります。
バラ切手が大量にあると仕分けも大変ですが、できるだけ高く買取してもらうためにも事前に仕分けをしておくとよいでしょう。
まとめ
「使うことがないバラ切手がたくさんある」「家財を整理していたら古いバラ切手を発見した」などの際には、売却を検討してみてはいかがでしょうか。
価値がわからないような古い切手や中国切手、航空切手などがあれば、ぜひウリエルにご相談ください。
ウリエルには切手の専門知識をもつ査定士が在籍しており、豊富な経験から大切な切手の価値を見極めます。
手数料などは一切不要なので、売却をするか迷っているという方も気軽にご利用いただけます。
無料査定で、手元にあるバラ切手の本当の価値を確認してみませんか?
2つの買取方法