20世紀デザイン切手の買取相場は?プレミア価値がつく種類や価格を上げる方法も解説
20世紀デザイン切手は、そのデザイン性の高さや歴史的な価値からコレクターの間で高く評価されていますが、買取価格はシリーズや状態によってそれぞれ異なります。
本記事では、「20世紀デザイン切手」のシリーズ別の特徴や、実際の買取相場について解説します。
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20世紀デザイン切手の買取相場
ここでは、全17集それぞれの買取相場を詳しく紹介します。
名称 | 買取相場 |
第1集 | 〜1,200円 |
第2集〜第17集 | 各〜800円 |
全17集すべて揃っている場合 | 〜11,000円 |
※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。
第1集は、20世紀デザイン切手シリーズの中でも特に価値が高く、高額買取が期待できるでしょう。
プレミア価値が付く20世紀デザイン切手
20世紀デザイン切手の中でもプレミア価値をつけるのが、「第1集の贈呈用シート」「エラー切手」「マキシマムカード」の3種です。
これらの20世紀デザイン切手の特徴について確認していきましょう。
第1集の贈呈用シート
夏目漱石の「吾輩は猫である」と「坊っちゃん」がデザインされた第1集では、アンケートで応募した人の中から抽選で1,000名にオリジナルシートが贈呈されました。
このオリジナルシートは余白に希望したポートレートがプリントできるなど、抽選に当選した人だけの特別なシートであるため、約4,000〜5,000円の買取金額が期待できます。
エラー切手
エラー切手とは、印刷ミスや製造ミスなどのエラーにより、本来意図していなかった問題が生じた切手のことです。
たとえば、第1集のデザインに描かれているはずの夏目漱石が抜けていたり、小型シートの右下に福耳がついていたりといったエラー切手があります。
このようなエラー切手はコレクターからの人気が高いため、1シートあたり5,000円以上の買取金額が予想されます。
マキシマムカード
マキシマムカードとは、切手と同じデザインの絵葉書である「マキシマムカード用台紙」に20世紀デザイン切手を貼り付けたものです。
マキシマムカード用台紙は、20世紀デザイン切手に関連した商品として全部で170種類が発売されています。
なお、マキシマムカードとして認められるのは「台紙に同じデザインの切手が貼られている」「絵柄に関連する場所の消印が押されている」「消印の日付が切手の発行日と同じ」という3つの条件に当てはまる場合です。
3つの条件に合致するマキシマムカードは、一般的な20世紀デザイン切手よりもプレミア価格がつけられます。
シリーズがすべて揃っていると価値が高くなる!
シリーズがある切手の場合、そのシリーズがすべて揃っていると収集家の需要が高くなるため、買取価格も高くなりやすいです。
20世紀デザイン切手も同様で、第1集~第17集までのシリーズ170枚すべてが揃っているほうが、個別にシートの買取を依頼するよりも買取価格は高くなります。
20世紀デザイン切手はネットオークションで売らないほうがいい?
20世紀デザイン切手は、ネットオークションで売ると以下のように買取価格が低くなることがあります。
相場よりかなり下回る金額で落札されることも
20世紀デザイン切手をネットオークションで売った場合、買取相場をかなり下回る金額で落札されることもあるため注意が必要です。
なかには、1シートあたりの落札額が買取相場の2〜3割程度で落札されているものもあります。
手数料や送料などを支払わなければならない
ネットオークションで切手を売ると、落札された金額から販売手数料や送料などを支払う必要があります。
そのため、実際に受け取れる金額が落札額の9割程度になることもあるので注意しましょう。
写真や文章だけでは切手の状態を正確に伝えられない
ネットオークションで切手を売る際には、切手の状態を写真と文章で伝えなければなりません。
写真の色が実物と異なる色になっていたり説明の文章がわかりづらかったりすると、トラブルに発展する可能性もあります。
写真や文章だけで切手の状態を正確に伝えるのは難しいため、ネットオークションではトラブルが起こりやすいと言えます。
ネットオークションで切手を出品する際には、写真に違いはないか、誰が見ても誤解を招かない商品説明になっているかなど、十分に注意しなければならないでしょう。
20世紀デザイン切手の買取価格を上げる方法
20世紀デザイン切手を売却する際は、いくつかのポイントを押さえておくことで、買取価格を上げられます。
20世紀デザイン切手の買取価格を上げる方法について見ていきましょう。
切手の買取実績が豊富な買取業者を選ぶ
切手を売却する際は、切手買取の実績が豊富な買取業者を選択しましょう。
買取実績が豊富な業者は、それだけ利用者が買取価格に満足して売却を行ってきた証拠です。
さらに、実績の数は、買取価格だけでなくスタッフの対応やサービスに対する満足度が高いことも意味しています。
買取実績は業者のホームページに記載されているケースが多いため、切手の持ち込みをする前に、その買取業者にどれほどの実績があるかを確認しておきましょう。
シートの切手は切り離さない
20世紀デザイン切手をシートの状態で保有している場合、切り離さずに持ち込みをしましょう。
切手は、使用済みであれば価値が下がりますが、シートのままの状態であれば未使用として判断されます。
そのため、切り離された切手よりもシートの状態で保管された切手の方が高値で取引されます。
特に、20世紀デザイン切手はデザイン性が高いため、シートの状態で保存されていると、一般的な切手よりも高い価値がつきやすいのが特徴です。
保存方法に注意する
切手の保存状態は、買取価格に直接的な影響を与える重要な要素です。
特に、切手に変色や汚れがあると大きく価値を下げます。
そのため、保存する際は変色しないように直射日光を避けたり、皮脂がつかないようになるべく素手で触らないようにしたりするなどして丁寧に扱いましょう。
さらに、切手を収納する専用のブックなどを活用することで、折れや汚れを防止できます。
20世紀デザイン切手を持っている場合は、適切なメンテナンスを行い、売却するまで良好な状態を保ちましょう。
20世紀デザイン切手の高価買取ならウリエルにお任せください
ウリエルでは、経験豊富な査定士が20世紀デザイン切手を丁寧に査定します。
切手のデザインや希少性をしっかりと評価するため、ほかにはない高価買取を実現します。
さらに、ウリエルでは出張買取サービスを無料提供しているため、手間をかけずに切手を売却できるのも魅力です。
全国どこからでもご依頼いただけますので、自宅に眠っている20世紀デザイン切手がある方は、ぜひウリエルで査定をご依頼ください。
まとめ
20世紀デザイン切手は、20世紀を象徴する事象や人物などがデザインされた記念切手です。
特に第一集の贈呈用シートやエラー切手はプレミア価値が付くため、お手持ちの方は買取価格が下がる前に買取に出すことをおすすめします。
買取専門店のウリエルは、業界トップクラスの買取価格に自信があります。
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