赤珊瑚の本物と偽物の7つの見分け方!保管方法も紹介!
赤珊瑚のジュエリーを購入する際に「この赤珊瑚が本物かどうかわからない」と悩まれたことはありませんか。
赤珊瑚はその美しい赤色と希少価値から高価格で取引される魅力的な宝石ですが、偽物も市場に出回っているため、本物を見分ける力が必要です。また、赤珊瑚には劣化するため、適切な保管をしたい宝石です。
本記事では、赤珊瑚の本物と偽物を見分けるための7つの方法と、その保管方法を紹介します。
赤珊瑚の本物と偽物の7つの見分け方
赤珊瑚の本物と偽物の見分け方には次の方法があります。
- ・色見
- ・模様
- ・色のムラ
- ・硬度
- ・重量感
- ・断面の色
- ・熱による反応
これらを知っておくことで、偽物に騙されるリスクを減らせます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
色味
赤珊瑚は長い年月をかけて自然の中で作られるため、独特の赤色を持っていることが特徴です。この自然の色は一見するとシンプルでありながら、見る角度や光の当たり具合によって奥行きと深みがあります。
偽物の赤珊瑚は人工的な色のため、不自然に均一で鮮やかな色で深みがありません。
赤珊瑚が本物かどうか見分ける際には、色味の自然さと深さを確認しましょう。
模様
赤珊瑚の模様の自然さを確認すること、本物と偽物の見分ける大きなポイントです。
赤珊瑚の表面には年輪のような縞模様があります。この年輪が自然に出来たものは均一にはならず、ふんわりとした筋があり一定のパターンが見られることが多いです。
偽物は人工的に作られているため、機械的な均一性があり自然の風合いが欠けています。
色のムラ
赤珊瑚の本物かどうかを見分ける際に、色のムラがあるかも重要なポイントです。
赤珊瑚は色ムラが少ないほど高級とされていますが、自然由来のもののためどうしても色ムラはできます。偽物も色ムラを再現しているものもありますが、一部の色が濃かったり薄かったりと不自然さがあります。
例えば、本物の赤珊瑚には自然な色のグラデーションが見られますが、偽物の場合、人工的に付けるため、色素が均一に分布しない不自然なグラデーションとなります。
硬度
赤珊瑚は天然の素材であり、その硬度は特定の範囲内に収まります。鉱物テストによって、この硬度特性を確認することで、本物と偽物の区別がしやすくなります。
本物の赤珊瑚はモース硬度でおおよそ3.5~4程度とされています。を示します。これに対して、偽物は「プラスチックは硬度が弱い」「ガラスなどは硬度は固いが塗ってある表面の色素はそれほどの硬度はない」ということで確認できます。
硬度テストは専門的な設備が必要な場合が多いですが、市販の鉱物硬度セットを使うことでご自身でチェックすることも可能です。
重量感
赤珊瑚は比重が約2.5としっかりとした重量を持っています。偽物はプラスチックや樹脂などで作られることも多く、比重が軽いです。
例えば、赤珊瑚のネックレスを手に取ると、本物ならば一定の重量を感じることができますが、偽物の場合は軽く感じるでしょう。
ただし、赤珊瑚の偽物はガラスや貝殻を素材で作られる場合もあります。、これらは比重が赤珊瑚と近いため、重さでは見分けがつかない事は知っておきましょう。
断面の色
赤珊瑚は表面と断面の色がほぼ同じですが、偽物は着色しているため、断面の色が違います。
例えば、プラスチック製の偽造珊瑚は、外側だけが赤く塗られていることがあり、断面は白や別の色になっています。断面の色を観察することで、本物の赤珊瑚かどうかを確認できます。
熱による反応
本物の赤珊瑚に熱を加えると特有の臭いがしますが、偽物にはそのような反応は見られません。また、熱を加えた際に本物の赤珊瑚は変色や焼け焦げが生じません。
ただ、赤珊瑚に熱に弱いため、実際に熱をかけるというのはもったいなくてできないでしょう。そんな場合には、少しだけ温める方法でも確認できます。赤珊瑚は熱が伝導しないため、触ってもひんやりしたままです。プラスチックなどの偽物は温かくなるため、この差で確認するのがよいでしょう。
赤珊瑚の3つの保管方法
赤珊瑚はその美しさと価値を長く保つことができます。以下の3つの方法で保管のコツがあります。
- ・空気に触れないように保管する
- ・使用後は柔らかい布で拭く
- ・水と酸には近づけない
それぞれの方法について詳しく紹介していきます。
空気に触れないように保管する
赤珊瑚は元々水の中の生物なので空気中の酸素や湿気により、赤珊瑚の色や品質が徐々に劣化していきます。
具体的には、密閉可能な容器やジップ付きの保存袋に入れて保存し、乾燥剤を使用することで酸化を防ぐのがおすすめです。
適切な保存方法で、高品質を長く保つことができます。
使用後は柔らかい布で拭く
使用後の赤珊瑚には、酸化や変色の原因となる汗や油分、ほこりなどが付着している可能性があります。
柔らかい布で全体を丁寧に拭くことでこれらを取り除くことができ、光沢と美しさを保つことができます。赤珊瑚の寿命と美しさを長持ちさせましょう。
水と酸には近づけない
水や酸にさらされると、赤珊瑚の表面が劣化しやすくなり、色や質感が失われるおそれがあります。とくに、酸は珊瑚の表面を腐食させる可能性があります。例えば、赤珊瑚のアクセサリーを着けたままプールや温泉に入ると、表面が変色することがあります。
同様に酸性の化粧品や洗剤も避けるほうがよいです。
赤珊瑚の本物と偽物を見分けられない時の対処法
赤珊瑚の本物と偽物を見分けるのは、非常に難しい場合があります。特に、専門知識がない場合には、見分けられないかもしれません。その場合には次の2つの対処法を取ることがおすすめです。
- ・購入しない
- ・買取査定に出す
それぞれの対処法について詳しく解説していきます。
購入しない
赤珊瑚が本物か偽物かが分からない場合は、購入しない方が安全です。赤珊瑚は高いものでは10万円~の値段となるため、偽物を購入してしまうともったいないでは済まされないお金を失ってしまいます。そのため、自信が持てない場合は購入を避けるのが賢明です。
赤珊瑚は見た目だけでは真贋を見分けるのが難しいため、注意が必要です。例えば、専門知識がない状態でオークションやインターネットで赤珊瑚を購入すると、高価な偽物をつかまされるリスクが高くなります。
そのため、信頼できる確かな情報が提供されていない限り、赤珊瑚の購入は控えるのが良いという判断になるでしょう。信頼できる業者や専門家に相談し、十分な確認を行うことが不可欠です。
買取査定に出す
自身が保有している赤珊瑚の場合には、専門の買取査定に出すことで確認ができます。専門の買取業者は経験と知識が豊富で、高精度な鑑定をおこなってくれます。
専門の買取業者は使用することで、肉眼では確認しづらい色味や模様のチェックも細かく行い、本物と偽物の区別を確実に行います。また、赤珊瑚の市場価値についても最新情報を持っているため、正確な査定が期待できます。
本物の赤珊瑚かどうかわからない場合は買取ウリエルに依頼しよう
赤珊瑚の真贋がわからない場合は、業者の買取ウリエルに査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
買取ウリエルは赤珊瑚の特徴や品質に関する豊富な知識を持っており、さまざまな角度から正確に評価を行います。
実績のある業者に相談すれば、誤った評価を避け、適切な価格で取引を行えます。安全かつ正確な査定を受けることで、納得して売却を進めることができるでしょう。
まとめ
赤珊瑚は、色味、模様、色のムラ、硬度、重量感、断面の色、熱による反応という7つのポイントで本物と偽物を見分けることができます。また、赤珊瑚の価値を落とすことなく保存する方法と、本物と偽物を見分けられない場合の対処法について紹介しました。
赤珊瑚は紹介した見分け方、保存方法を守って長く楽しみましょう。赤珊瑚の見分けに自信がない場合は、専門の査定士に相談することをおすすめします。買取ウリエルに依頼することで、確実に本物かどうかを判断してもらえるため、迷った方はぜひ相談してみてください。
2つの買取方法