陶器の置物の正しい処分方法は?干支や縁起物の置物の捨て方を解説!

陶器の置物はインテリアとして人気がありますが、正しい処分方法をご存じでしょうか?
陶器は衝撃に弱く、破損するとケガをする恐れもあるため、処分する際は注意が必要です。
また、干支や縁起物の置物の処分については、捨て方以外にも気をつけるべきポイントがあります。供養や奉納をすることで、運気を逃すことなく、気持ちの区切りをつけることができます。
今回の記事では、陶器の置物の正しい処分方法7つを紹介します。また、干支や縁起物の置物を処分する際の注意点も紹介するので、最後までご覧ください。
なお、陶器の買取や遺品整理を検討の方は電話やメールからウリエルにご相談ください。
陶器の置物の処分方法は?

陶器の置物を処分する際には、大きさ・価値・思い入れの深さに応じて、適切な方法を選ぶことが重要です。
陶器の置物の処分方法は、以下7つです。
- ・ゴミとして処分
- ・フリマアプリで売る
- ・神社に奉納する
- ・施設に寄付する
- ・友人や知人に譲る
- ・不用品回収業者に依頼する
- ・買取業者に依頼する
順番に、解説していきます。
ゴミとして処分
陶器の置物は、自治体のルールに従って、不燃ゴミや粗大ゴミとして処分することが可能です。陶器は割れやすいため、運搬時に破片でケガをしないよう気をつけましょう。
割れていない陶器でも、厚紙や新聞紙・緩衝材などで包み、「割れ物注意」「危険」と書いた紙をつけて出しましょう。
ゴミの収集日や手数料などのルールは、各自治体で異なります。また、置物の大きさや重量によって、ゴミの分別が変わる場合もあります。事前に自治体ホームページや窓口で確認しましょう。
なお、割れた陶器を指定のゴミ袋に入れるのは、清掃員のケガを招くため絶対にやめましょう。ゴミ清掃員の安全面に配慮することで、回収・運搬・処理までの間、事故やトラブルを防ぐことができます。
フリマアプリで売る
陶器の置物は、商品の状態によって、フリマアプリで売ると価値がつく可能性があります。
例えば、メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで、見栄えのよい写真と丁寧な説明文をつけて出品すると、リサイクルショップや骨董店で値段がつかない陶器の置物でも売れることがあります。また、干支や縁起物の置物は、コレクターの需要があり、高値が付く場合もあります。
フリマアプリを利用すると、厚紙・新聞紙・緩衝材で包んだり、配送用ダンボールを準備したりと、梱包作業や発送に手間がかかります。しかし、誰でも手軽に不用品を処分できるフリマアプリは有効な選択肢です。
神社に奉納する
陶器の置物の中でも、干支や縁起物など特別な意味を持つものは、神社に奉納したり供養したりすることも検討しましょう。多くの神社では、陶器でできた人形や故人から引き継いだ縁起物などの供養を行っています。
奉納や供養に対応している神社への持ち込む際は、箱などに入れ、安全に保管できる状態で持ち込みます。郵送での受け入れを認めている神社もあるため、遠方の人や時間的に直接持ち込みが難しい人には選択肢の一つとなるでしょう。
神社に奉納・供養することで、ただ捨てるのではなく、役目を終えたへの感謝の気持ちを示すことができます。また、自分の気持ちに区切りをつけることで、浄化させる効果もあります。
ただし、すべての神社が対応しているわけではありません。事前にしっかり確認しておきましょう。
施設に寄付する
贈答品で貰ったり、未使用で保管状況がよかったりする陶器の置物は、近隣の福祉施設やコミュニケーションスペースへ寄付するのも良い処分方法です。
施設へ寄付することで、自宅に眠っていた陶器の置物が新しい場所で役に立ってくれます。また、ゴミとして処分するより有効な活用法で、社会貢献にもつながるため、自分の気持ちもスッキリするはずです。
ただし、施設によっては、寄付することで迷惑をかける場合もあります。事前に施設に問い合わせるなどして、確認しましょう。寄付先がわからない場合は、NPO法人に確認してみるのもおすすめです。
友人や知人に譲る
大切にしていた陶器の置物を、友人や知人に譲る方法もあります。
インテリアとして使用できる陶器の置物は、相手に日頃の感謝を伝える贈り物として人気で、関係性が深まる可能性があります。
特に趣味が合う人や、陶器の置物が好きな人なら、喜んで引き取ってくれるでしょう。
なお、知人や友人に譲る場合でも、陶器の置物を厚紙・新聞紙・緩衝材などで包み、安全面に配慮すると親切です。
不用品回収業者に依頼する
陶器の置物が大きかったり、処分したい数が多かったりする場合は、不用品回収業者に依頼するのも有効な手段です。
不用品回収業者に引き取ってもらう場合は、粗大ゴミで処分するより、料金が割高になります。しかし、電話1本で見積もりから回収までおこなってくれるため、面倒な手間を省くことができます。
また、不用品回収業者の中には、リサイクル資源として有効活用してくれる道があるのもメリットです。
ただし、業者選びには注意しましょう。高額な料金を請求されたり、トラブルが起きたりしないよう、事前にインターネットで口コミや評判を確認しましょう。また、複数社に相見積もりを依頼するのも良いでしょう。
買取業者に依頼する
骨董品や価値の高い陶器の置物を手放すのであれば、買取業者に査定依頼するのが最もおすすめです。
陶器の専門知識を持つ査定士の鑑定により、高値で買取してくれる可能性があります。一般的なリサイクルショップで評価が難しいとされる、芸術的・歴史的な価値をもつ陶器の置物でも、適正な価値を提示してくれます。現代作家の作品でも同様に、人気のある作品は高値がつきやすいです。
査定結果に納得できない場合は、他の買取業者に相見積もりを依頼したり、売却を見送ったりすることも可能です。納得した金額で買取ってもらえるよう、信頼できる業者に相談してみましょう。
陶器の置物を処分する際の注意点

陶器の置物を処分する際には、安全面や精神的な面にも配慮することが重要です。
また、陶器は衝撃に弱く、破損した欠片でケガをする可能性があるため、細心の注意が必要となります。陶器の置物を処分する際の注意点は以下4つです。
- ・作業する際は軍手を使用する
- ・割れ物として適切に梱包する
- ・遺品や思い出の品の場合は関係者に相談する
- ・縁起物は供養してもらう
順番に、解説していきます。
作業する際は軍手を使用する
陶器の置物を処分する際には、作業時に割れた破片でケガをしないよう、軍手を使って作業することが大切です。小さな油断によるケガを未然に防ぐためにも、安全対策に配慮しましょう。
例えば、陶器の置物は割れやすいため、作業スペース周辺はこまめに片づけましょう。また、軍手を着用することで大切な陶器が傷つくことを防げますし、自分の怪我を予防できます。
また、陶器の置物を処分するときは、周辺に子供やペットが入らないようにすると、落ち着いて作業ができます。
割れ物として適切に梱包する
陶器の置物をゴミとして処分する際は、運搬時に割れた破片でケガをしないよう、適切に梱包することが重要です。
例えば、処分する陶器の置物を厚紙や新聞紙・緩衝材で包み、「割れ物注意」「危険」と書いた紙を貼ることで、トラブル回避につながります。
これは、フリマアプリで売ったり、友人や知人に譲ったりする場合も同様です。陶器を扱う際は、運送中や受け渡し中に落として破損させると、再利用が難しくなり、怪我の恐れもあります。
また、陶器の置物を梱包する際は、余裕のあるダンボール箱に入れて隙間に緩衝材を詰め、箱の中で固定することが大切です。複数の陶器を梱包する場合は、ひとつずつ個別包装してから大きなダンボール箱に入れることで、破損のリスクが軽減できます。
遺品や思い出の品の場合は関係者に相談する
故人の遺品や思い出が詰まった陶器の置物は、家族や親戚など身近な関係者へ処分方法について相談することが重要です。
思い入れの強い品は、自分の判断だけで処分せず、身内の中に引き取りたい人がいないか確認しましょう。
例えば、お墓参りや法事など身内が集まる場で確認すると、譲ってほしい人がいるかもしれません。身内同士のトラブルが起きないためにも、事前に話し合ってみることをおすすめします。
引き取り手がない場合は、神社へ供養・奉納したり、ゴミとして処分したりするなど手続きを進めていきましょう。その場合も、関係者全員が手放したことを後悔しないために、心理的な面に配慮しながらおこなうことが大切です。
縁起物は供養してもらう
干支や神様・仏様などの置物は縁起物として扱われるため、神社に奉納・供養することができます。多くの神社で供養をおこなっていますが、神社への持ち込みを検討した際は、陶器製品にも対応しているか事前に確認しましょう。
縁起物の置物をゴミとして処分すると、後悔や不安が残ることがあります。神社で奉納や供養することで、置物に対する感謝を表し、精神的にも気持ちの整理がつけられます。
ウリエルなら陶器の置物の買取から不用品回収(遺品整理)まで一気通貫で対応可能

陶器の置物の買取依頼を検討した際は、不用品回収や遺品整理まで幅広く対応している買取業者「買取ウリエル」へご依頼ください。
「大量の陶器の置物を整理したい」「遺品整理でまとめて処分したい」などにも、一貫したサービスを提供しています。
買取ウリエルは、丁寧な説明や見積もりを提示するため、安心してご利用いただけます。また、結果的に神社での供養が必要となった場合や、不用品として処分することになった場合でも、今後の生活にあったアドバイスが可能です。
なお、陶器は作家名や希少性によって価格に変動があり、一般的なリサイクルショップでは正しい価値で評価されないことがあります。
買取ウリエルでは骨董品の専門知識を持つスタッフが査定をおこなうことで、客観的で正当な価値を判断できます。陶器の置物の処分を検討した際は、お気軽に問い合わせいただき、条件や費用面をご確認ください。
陶器の置物の処分に関するよくある質問

干支や縁起物の置物については、ゴミとして処分したり、フリマアプリで売ったりすることに抵抗を感じる人も多いです。
以下、陶器の置物を処分する方法に関して、よくある質問と回答をまとめました。
干支の置物はどのように捨てますか?
干支の置物は縁起物と考えられるため、神社へ奉納や供養することが望ましいです。ただし、干支の置物の場合は、その年を過ぎれば通常のゴミとして処分することも可能です。処分に抵抗を感じる人は、神社でのお焚き上げなどを検討するとよいでしょう。
時間や費用面で奉納や供養依頼が難しい場合は、不燃ゴミや粗大ゴミとして処分することも可能ですが、自治体によって処分方法が異なります。事前にしっかり確認しておきましょう。
希少価値の高い置物や有名な作家の置物は、骨董品として査定される可能性があります。売る・売らないは別として、いちど買取査定を依頼してみると、正しい価値を知ることができるため、おすすめです。
縁起物の置物はどのように捨てますか?
神様や仏様など縁起物の置物は、神社で陶器の置物の供養を依頼するのが一般的です。地元でみつからない場合は、遠方でも郵送で受け付ける神社が見つかる可能性があります。干支の置物と同様、時間や費用面で供養依頼が難しい場合は、通常のゴミとして処分することもできます。その場合、置物を粗塩で清めてから処分するとよいでしょう。
縁起物の陶器の置物は、手放すことに抵抗を感じる人も多いですが、置物の存在がスペースの面や、風水の面などで負担になっている可能性があります。自分自身の気持ちと今の生活空間を考慮し、最善な方法を選びましょう。
まとめ
今回の記事では、陶器の置物の処分方法や注意点などを紹介しました。また、干支や縁起物の処分方法についてもお伝えしました。
陶器の置物を処分する際は、不燃ゴミや粗大ゴミで出すだけでなく、フリマアプリや不用品回収業者の利用など、多くの方法があります。
干支や縁起物の置物は、神社へ奉納・供養依頼することで、心理的に抵抗がある人でも安心して手放すことができるでしょう。
また、骨董品を専門にあつかう買取業者へ、査定依頼することもおすすめです。専門家から見ると、非常に高い価値のある陶器である可能性もあります。
縁起物の場合は、まず、処分方法について家族や親族などの身内に相談してみてください。最終的に、全員が納得できる方法で手放すことが重要です。ゴミとして処分する場合は、お住まいの地域によって、処分方法が異なります。事前にしっかり確認しておきましょう。
陶器の置物の処分方法について、本記事が参考になっていれば幸いです。
2つの買取方法