ルイヴィトンで高く売れるものは?少しでも高く売るコツも解説!

ルイヴィトンといえば、高級ブランドの代名詞として世界中で幅広い支持を得ています。
ルイヴィトン製品を手放すときに、少しでも高く売りたいと考える方も多いでしょう。そのためには、どのようなモデルが人気なのか、売却のタイミングやコツなどを知っておくことが大切です。
この記事では、ルイヴィトンで高く売れる理由や具体的なバッグのモデル、さらに高値を引き出す方法までを詳しく解説します。
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ルイヴィトンが高く売れる理由

ルイヴィトンは世界中で人気が高く、一定の需要が常にあります。新作が発表されると大きな話題を集める一方で、定番ラインも安定的に選ばれるため、時代が変わっても中古相場が大きく崩れにくいといえます。
なぜルイヴィトンの製品が高く売れるのか、その主な理由は以下の5つです。
- ・世界的なブランド力と知名度
- ・中古市場における高い需要
- ・資産価値としても高い
- ・希少性が高く再販がされない
- ・品質が高く耐久性が高い
ここでは、これらのルイヴィトンが高く売れる理由について詳しく解説します。
世界的なブランド力と知名度
ルイヴィトンは、世界中で誰もが知る数少ないラグジュアリーブランドの一つです。1854年にフランスで創業して以来、約170年もの長い歴史を持つルイヴィトンは、時代を超えて愛され続ける稀有なラグジュアリーブランドとなっています。
ルイヴィトンは常にマーケティング戦略にも力を入れており、世界的なセレブリティやインフルエンサーを起用したキャンペーンを展開し、ブランドイメージの向上と維持に努めています。
その圧倒的な知名度は、商品の品質だけでなく、長年にわたって培われてきたブランドイメージによって支えられています。これだけの認知度をもつブランドのアイテムは、中古であっても高級感が薄れにくく、高い価格を維持しやすいのです。
中古市場における高い需要
中古市場で人気があるのは、手が届きにくい新品価格とのバランスが取りやすいからです。ルイヴィトンは中古になっても人気モデルや状態の良いものには買い手が多く、高い需要が維持されます。
ルイヴィトンの中古市場では、国内だけでなく国際的な需要も大きな要因です。日本で買い取られたルイヴィトンの中古品は、海外の二次流通市場で再販されることも多く、この国際的な需要が買取価格を支える重要な要素となっています。
さらに、ルイヴィトンは他のブランドと比較して、価値を正確に評価できる専門的な買取業者が多いことも特徴です。この専門性の高さが、適切な価格での取引を可能にし、結果として中古市場全体の信頼性と活発さにつながっています。
一部のラインは発売から年月が経過しても根強い支持を得ているため、高値で取引されることが続いています。
資産価値としても高い
ルイヴィトンのバッグは、数年使ったとしても一定の価格で売却できる資産性を持ち合わせています。特に定番モデルや限定モデルは希少性が高く、いつ手放してもそれなりの価格が期待できる点が魅力的です。
その最大の理由は、ルイヴィトンは定期的に価格改定(主に値上げ)を行っているためです。特に2020年以降は、原材料費や人件費の上昇、為替変動などを背景に、年に数回のペースで値上げが実施されています。
一般的に値上げ幅は3〜6%程度ですが、人気モデルやラインによっては10%以上の値上げが行われることもあります。例えば、2015年に新品価格が15万円だったネヴァーフルMMは、2025年には25万円前後まで上昇しています。
これにより中古品の価格も上昇する傾向にあり、単なる消費財ではなく「買ってからも価値が残るアイテム」として評価されています。
希少性が高く再販がされない
ルイヴィトンでは、期間限定で販売されたアイテムやコラボ商品など、再販の予定がないモデルが存在します。そういったレアなシリーズはコレクターからの需要が非常に高く、中古品であってもプレミアがつくことがあります。
ルイヴィトンは、人気のある製品であっても需要に対して供給を完全に満たすことはせず、常に「入手困難」な状態を創出しています。これにより、製品の希少性と価値が保たれ、中古市場においても高い価格での取引が可能になっているのです。
日本限定モデルや、パリの旗艦店でしか購入できない特別なデザインなども、その地域以外の顧客にとっては中古市場でしか入手できないため、プレミア価格がつくことがあります。
希少性が高いほど持っているだけで価値が上がる可能性が高く、高額買取につながりやすいのです。
品質が高く耐久性が高い
革の選定や縫製など制作工程のクオリティが高いため、ルイヴィトンの製品は傷みにくく長持ちしやすい特徴があります。中古品でも破損が少なく、次の所有者がストレスなく使えるのは大きなアドバンテージです。
最も代表的な例として、モノグラムやダミエのバッグに使用されている素材があります。これらはトアル地と呼ばれる素材で、コットンキャンバスにPVC(ポリ塩化ビニール)のコーティングが施されています。
このコーティングにより、防水性と耐久性が格段に向上し、日常使いでの摩擦や水濡れに強い特性を持っています。このため、適切に使用・保管すれば、10年以上経過しても良好な状態を保つことが可能です。
結果として、長く使われたバッグでも比較的高い査定価格を得られるケースが多くなるのです。
ルイヴィトンはバッグが一番高く売れる

ルイヴィトンの中でも特にバッグの人気とリセールバリューは群を抜いています。
ブランド全体で見ても、バッグは最も需要が高く相場も安定しているアイテムです。定番化しているモデルが多く、知名度が高いため、新品のみならず中古品としても購買意欲が落ちにくい特徴があります。
実際、多くの買取業者がバッグの査定に力を入れているのは、売れ筋が明確で市場価格がしっかり形成されているからといえます。
高く売れるルイヴィトンバックのモデル一覧

人気のあるバッグモデルは、中古市場においても高い相場を維持しやすい傾向があります。下記に挙げるバッグはいずれも定番かつ需要が高いモデルであり、長く持っていても価値が下がりにくいのが特徴です。
- ・アルマ
- ・ネヴァーフル
- ・スピーディ
- ・オンザゴー
- ・キーポル・バンドリエール
- ・モンスリ
- ・ミニスピーディ
- ・ジェロニモス
- ・バムバッグ
ここでは、これらの特に高く売れる代表的なモデルの特徴や魅力について解説します。
アルマ
アルマは1934年に「スクワイア」として誕生し、1992年に現在の名前となった歴史あるバッグです。立体的でエレガントなフォルムが人気のアルマは、ルイヴィトンを代表するハンドバッグの一つです。
アルマの大きな特徴は、ダブルジッパーで大きく開く実用的な開閉方式です。底部から上部にかけて面積が狭くなる独特のシルエットは、自立して型崩れしにくい構造になっています。
この機能的なデザインは、日常使いからフォーマルなシーンまで幅広く活躍するため、実用性を重視する方からの支持も厚いのです。
モノグラムやダミエなど、多彩なラインで展開されており、コーディネートに合わせやすい点も魅力といえます。中古市場でも一定の需要があり、状態が良ければ高額での売却が期待できるモデルです。
ネヴァーフル
大容量でありながら軽量という特徴を持ち、発売当初から高い人気を誇るのがネヴァーフルです。2007年に発表されたトートバッグで、その名前は英語で「決して一杯にならない」という意味を持ち、その卓越した収納力を表しています。
ショッピングや旅行など、さまざまなシーンで使いやすいデザインが支持され、女性を中心に幅広く愛用されています。定番モデルであるため、状態とラインによっては相場より高めに査定されるケースも見られます。
中古市場においても高い人気を誇り、新品未使用品であれば定価の70%以上という高い換金率で買い取ってってもらえる可能性があります。モノグラムやダミエといった定番ラインはもちろん、限定デザインやコラボモデルも高値で取引されています。
スピーディ
ルイヴィトンの歴史を語る上で外せないモデルが、丸みのあるフォルムが特徴のスピーディです。1930年代に誕生した、ルイヴィトンの長い歴史を象徴するバッグの一つです。
元々は「キーポル」というトラベルバッグをコンパクトにした「エクスプレス」という名前でしたが、自動車が普及し始めた時代背景に合わせて改名されました。
オードリー・ヘプバーンが愛用していた話は有名であり、そのエピソードがいまでも人気を支えています。
中古市場でも常に高い人気を誇り、特にバンドリエールタイプや、コンパクトサイズのスピーディは需要が高く、状態が良ければ高額査定が期待できます。定番モデルで廃盤になる心配が少ないため、資産価値としても安心して所有できるバッグです。
年代や素材によって需要が異なるため、査定前には製造年と状態をしっかり確認しておくことが大切です。
オンザゴー
比較的新しいトートバッグのモデルとして注目を集めているのがオンザゴーです。発売以来爆発的な人気を博し、短期間でルイヴィトンの定番モデルの仲間入りを果たしました。
最大の特徴は、シンプルかつスタイリッシュなスクエア型のフォルムです。1968年に発表された「サック・プラ」をモダンにアレンジした形状で、上品な佇まいとトレンド感を両立しています。
シンプルなラインの中に大きめのモノグラムが映えるデザインで、日常使いにもビジネスにも対応できる使い勝手の良さがあります。
新作モデルは値崩れしにくく、発売から間もなく流通量が少ないため、高く売れる可能性が十分にあります。
新品未使用品であれば、定価の60%以上という高い換金率も期待できます。限定カラーや限定素材のモデルは、さらに高額での買取が見込めます。
キーポル・バンドリエール
ルイヴィトンの代表的な旅行バッグとして長く定番人気を保っているのがキーポル・バンドリエールです。1924年に発表されたルイヴィトンの伝統的なトラベルバッグ「キーポル」に、ショルダーストラップ(バンドリエール)を組み合わせた実用的なモデルです。
キーポル・バンドリエールの最大の魅力は、優れた機能性と汎用性です。旅行好きはもちろん、週末のお出かけ用バッグとしても重宝されるので中古市場での需要も底堅いです。
中古市場では、特にショルダーストラップが付属するバンドリエールタイプの需要が高いです。近年では飛行機での移動が増え、機内持ち込み用のバッグとしての需要も高まっているため、買取価格も安定しています。
サイズや状態によっては、想像以上の高値で売れることもあります。
モンスリ
1994年に発表されたルイヴィトンを代表するバックパックタイプのモンスリは、カジュアルスタイルに合わせやすい点で人気があります。発売当初から高い人気を誇り、一度廃盤となった後、2017年にリニューアルされて再登場しました。
モンスリの最大の魅力は、両手が自由になるリュックスタイルの実用性と、ルイヴィトンらしい上品なデザインの融合にあります。ショルダーストラップがしっかりしており、使い勝手が良いのも高評価につながっています。
買取市場では、特に再登場後の新型モンスリの需要が高く、状態の良い商品であれば高額査定が期待できます。リバイバルヒットの影響で、旧型モンスリも再評価されており、保存状態が良ければ高く買取られるケースもあります。
ヴィンテージ感のあるデザインを好むファンからの需要も高く、高額査定が期待できます。
サンクルー
サンクルーは、1980年代に発表されたルイヴィトンの人気クラシックモデルです。かぶせ蓋のデザインが特徴的なサンクルーは、斜めがけや肩掛けができる使い勝手の良さで人気です。
多くの収納スペースを確保していることから、カジュアルシーンで活躍するバッグとして支持されています。
サンクルーは現在は廃盤となっていますが、洗練されたデザインと実用性から中古市場では高い人気を誇っています。特に状態の良い品はヴィンテージルイヴィトンとして価値が高く、保存袋などの付属品が揃っていれば、更に高額査定が期待できます。
丸みのあるシルエットと程よいサイズ感は、現在のトレンドにもマッチしており、若い世代からの需要も高まっています。状態が良いモデルは、中古市場でも比較的高い値段で取引される傾向があります。
ミニスピーディ
スピーディをよりコンパクトにしたミニスピーディは、愛らしい見た目で根強いファンを持つモデルです。元々はポーチとして使われることを想定していましたが、ストラップを取り付けて斜めがけするスタイルが人気を博し、バッグとしての地位を確立しました。
小ぶりながらも機能面がしっかりしており、ちょっとしたお出かけに使いやすいのが魅力といえます。
現行モデルでは「ナノスピーディ」と名称を変えて展開されていますが、オリジナルのミニスピーディは独自の魅力を持ち、中古市場で高い需要を誇っています。
買取市場では、コンディションの良いミニスピーディは非常に高値で取引される傾向にあります。特に付属のストラップや保存袋が揃っている場合は、さらに買取価格が上昇します。
廃盤モデルであるという希少性もあってコレクターからの需要があるため、状態次第で高値がつきやすいです。
ジェロニモス
ダミエラインのボディバッグとして有名なジェロニモスは、スタイリッシュなデザインが人気です。2005年頃に登場し、2018年に廃盤となりました。収納スペースが確保されており、機能性が高いことから男性からの支持も多く得ています。
シンプルな見た目でファッションに合わせやすいため、好条件の査定を受けやすいバッグです。
廃盤後は「バムバッグ」というモデルがその後継として位置づけられていますが、オリジナルのジェロニモスの方がコンパクトで使いやすいという声も多く、中古市場での需要は依然として高いままです。
廃盤となって時間が経過しているにも関わらず、中古相場は上昇傾向にあり、発売初期のモデルも含めて人気が再燃しています。特にダミエラインのジェロニモスは状態が良ければ、新品時の価格に近い金額で買取されるケースもあります。
バムバッグ
ウエストポーチの形状ながら、ルイヴィトンらしいラグジュアリー感を併せ持つのがバムバッグです。ジェロニモスの後継として2017年頃から展開されています。
近年のスポーティーでカジュアルなファッションブームに合わせて発表され、瞬く間に人気アイテムとなりました。コンパクトながら収納力は意外と高く、さっと斜めがけできる手軽さも人気の理由といえます。
ファッション性が高くストリート系のコーデとの相性も良いため、海外でも需要が高いです。
買取市場においても安定した人気を誇り、特に状態の良い商品や限定モデルは高額査定が期待できます。現行モデルでありながらも、限定色や限定素材のバージョンは生産数が限られているため、中古市場でも高値で取引される傾向にあります。
高く売れるルイヴィトンバッグの特徴

同じモデルでも、バッグの状態や仕様によって中古価格は大きく変わります。
以下の高く売れるバッグの特徴を理解しておくことで、バッグを購入する時点から将来の売却を見据えた選択ができるようになります。
- ・目立つ傷や汚れがない
- ・製造年が新しい
- ・人気カラーやラインが施されている
- ・限定デザインやコラボ商品
- ・サイズが小さい
- ・新しいモデル
ここでは、これらのルイヴィトンのバッグが高値で買い取られるための重要な特徴について詳しく見ていきます。
目立つ傷や汚れがない
中古品を購入する際、一番に気になるのがバッグのダメージです。大きな擦れやシミが目立つと査定額は大幅に下がる傾向があります
買取専門店の査定士が注目するのは、まずバッグの四隅の最も摩擦が起こりやすい部分です。すれや破れがないかが細かくチェックされます。その他、持ち手部分は手の油分や汗による劣化が生じやすいため、黒ずみやひび割れがないかも重要です。
モノグラムやダミエなどのバッグは、キャンバス素材に施されたコーティングの状態も査定の重要なポイントになります。このコーティングが剥がれたり、ひび割れたりしていると、大幅な減額要因となってしまいます。
クリーニングや補修である程度回復できる場合もありますが、基本的に生地そのものが綺麗な方が査定で優遇されやすいといえます。
製造年が新しい
製造年の若いバッグほど、内部や金具の劣化が少なく、デザインも現行ラインに近い場合が多いです。そのため、中古市場では比較的高い価格が付きやすい傾向にあります。
バッグの状態以外にも、時代とともに少しずつ変更されるデザインにより、一般的には、最新モデルの方が中古市場での需要が高いとされています。
製造年は、バッグ内部やポケット、もしくはタグなどに刻印されている製造番号から確認できます。この番号は通常、アルファベットと数字の組み合わせになっており、初期の2桁で製造国、後の4桁で製造時期を示しています。
例えば、「FL1234」の場合、「FL」はフランス製、「12」は2012年、「34」は製造された週を表しています。
発売されたばかりの新作に近い時期であれば、確実に好条件を得られる可能性が高まります。
人気カラーやラインが施されている
ルイヴィトンで人気の高いモノグラムやダミエラインは、多くの人から支持を集めます。これらのラインは一目でルイヴィトンと分かるため、常に高い需要があり、中古市場でも安定した価値を保っています。
エピラインも高く評価されることが多いライン展開です。エピは麦の穂をイメージした波型の型押しが施された上質なレザーで、シンプルながらも高級感のあるデザインです。
モノグラムやダミエと比べると主張が控えめなため、ビジネスシーンなどフォーマルな場面でも使いやすく、特にブラックやネイビーなどの落ち着いたカラーは需要が高いです。
一方で、派手なカラーや特殊素材の場合は好みが分かれるため、査定額が下がる可能性もありますが、逆に限定色ではプレミアがつくことがあります。人気ラインかつ汎用性の高いカラーであれば、安定して高い評価を得られます。
限定デザインやコラボ商品
ルイヴィトンの限定デザインやコラボレーション商品は、通常のラインアップとは一線を画す特別な存在です。
村上隆や草間彌生、シュプリームなどとのコラボモデルは、その希少性から中古市場でも高騰しやすいです。特に限定生産で入手困難なデザインは、発売当時の価格を大きく上回ることも珍しくありません。
シーズン限定のデザインも見逃せません。例えば、2019年に発表されたモノグラム・ジャイアントは、通常よりも大きなモノグラム柄が特徴で、数シーズン限定で展開されました。
特にオンザゴーやネヴァーフルなどの人気モデルにこのデザインが採用されたアイテムは、独自性が高く評価され、高値で取引されることがあります。
コラボ商品かどうかを確実に証明できる付属品がある場合は、高額査定が期待できます。
サイズが小さい
近年は小さめのバッグがトレンドとなっており、ファッション性を重視する若い世代から人気を集めています。ラグジュアリーブランドのアイテムでも、ミニサイズのほうが使いやすいと感じる場面が増えているのです。
例えば、スピーディのラインナップでは、一般的な25や30サイズよりも、さらに小さいミニスピーディやナノスピーディの方が、新品時よりも価値が上がるケースも見られます。
ポシェットやクラッチ型のバッグも高い人気を誇ります。特にポシェット・フェリシーやポシェット・メティスなどは、スマートフォンや小型の財布、リップなど最低限のアイテムを収納するのに最適で、幅広いシーンで活躍する点が評価されています。
需要が高まっているため、小さいバッグの高額査定につながりやすくなっています。
新しいモデル
発売後まもないモデルは、中古市場に出回る数が少ないため高めの相場になりやすい傾向があります。新作発表後にすぐに完売してしまうモデルも珍しくなく、入手できなかった顧客が中古市場で探すことも多いのです。
さらに話題性のある新作は需要が集中し、オークションや買取店でも品薄になることがあるため、高額査定を獲得しやすいです。
例えば、2021年に登場したワイルド・アット・ハートコレクションのスピーディも、伝統的なスピーディのシルエットに現代的なアレンジを加えたデザインが特徴で、発売後すぐに完売する人気ぶりでした。
一般的に、新作モデルは発表から1年程度が最も需要が高く、その後は徐々に価値が下がっていく傾向があります。状態が良ければ、新作モデルは特に人気が高いので早めの売却も選択肢となります。
ルイヴィトンバッグを高く売るコツ

ちょっとした準備や戦略で、ルイヴィトンの買取額は大きく変わります。以下のポイントを押さえておくだけでも、査定金額は大幅にアップする可能性があります。
- ・修理はルイヴィトンの正規店で行う
- ・相場が上がっているときに売却する
- ・付属品をそろえる
- ・買取キャンペーンを利用する
- ・未使用品は開封せずに売る
- ・使用しない場合早めに売る
- ・査定前に綺麗な状態にしておく
- ・ルイヴィトンに詳しい買取業者に依頼する
- ・出張買取を利用する
ここでは、これらのルイヴィトンバッグをより高く売るための具体的なコツを解説します。
修理はルイヴィトンの正規店で行う
バッグに破損や劣化が見られる場合、ルイヴィトンの正規店で修理するべきです。
正規店での修理は純正パーツを使用します。ルイヴィトンの正規修理サービスでは、バッグの製造時と同じ素材や金具を使用するため、修理後もブランドの品質基準を維持することができます。
これに対し、非正規店では見た目は似ていても、質感や耐久性が異なる素材が使用されることが少なくありません。
正規店の修理記録があると、査定時に「純正パーツで補修された」という証明にもなり、減額されにくくなります。これは、バッグのメンテナンス状態を証明する一種の保証となり、買取時に信頼性を高める要素となります。
修理費用については、正規店での修理は確かに非正規店より高額になることが多いですが、それは適切な素材と技術を用いるための投資と考えるべきで。ブランド価値を損なわずに整備されるので、長期的に見ても損はありません。
相場が上がっているときに売却する
シーズンによっては、需要が一時的に高まることがあります。たとえば、ボーナスシーズンや新年度前などは消費意欲が高まり、中古バッグの需要も増える傾向にあります。
そういった時期を狙って売却すれば、相場自体が底上げされているため、高額査定を受けやすいです。
ルイヴィトンが定期的に行う価格改定のタイミングも売り時です。近年のルイヴィトンは、年に数回の価格改定を実施しており、ほとんどの場合は値上げとなります。例えば2020年以降は、平均で3%〜6%ほどの値上げが繰り返し行われています。
この値上げは新品価格だけでなく、中古市場の買取相場にも影響を与えます。新品価格が上がると、それに比例して中古品の価値も上昇するため、価格改定後は売却に有利と言えます。
付属品をそろえる
購入時の箱や保存袋、保証書やタグなど、付属品があると査定額が高くなりやすいです。完全なセットであれば、購入した当時の状態に近いことをアピールできるため、買取業者としても再販しやすくなります。
まず押さえておきたいのは、バッグ本体に直接関わる付属品です。
例えばネヴァーフルであれば、2014年以降のモデルには小型のポーチが付属しています。このポーチは単体でも使用可能なため、紛失しやすいアイテムですが、本体と一緒に揃えて売却することで査定額が大きく上がります。
ショルダーストラップは特に注意が必要です。キーポル・バンドリエールやスピーディ・バンドリエールなどのモデルでは、ストラップの有無によって買取価格が半分近く変わることもあります。
小さなものでも査定価格に影響する場合があるため、売却前に再度確認することが重要です。
買取キャンペーンを利用する
ブランド買取店では、新規オープンや周年記念などのタイミングで買取強化キャンペーンが行われることがあります。特にルイヴィトンなど人気ブランドはキャンペーン対象になりやすく、通常より高い買取価格が期待できます。
「シーズン限定キャンペーン」も見逃せません。春や夏になると、ダミエ・アズールなどの明るい色調のバッグの需要が高まることから、こうしたアイテムを対象としたキャンペーンが実施されることがあります。
複数アイテムを同時に売却する際に有利な「まとめ売りキャンペーン」も有効です。使わなくなったルイヴィトンのバッグが複数ある場合や、財布や小物なども含めて手放す予定がある場合は、このようなキャンペーンを利用すると効率的です。
キャンペーン情報はウェブサイトでもチェックできるので、こまめに確認することが重要です。
未使用品は開封せずに売る
新品同様の状態である場合、開封すらしていなければさらに査定額が上乗せされる可能性があります。タグや保護シールがついたままの状態だと、実質的に新品と評価されることもあるのです。
実際の買取価格の差を見てみると、例えばネヴァーフルMMの場合、定価が約25万円とすると、未開封品であれば定価の70〜80%程度の18〜20万円程度で買い取られることもあります。
一方、開封済みで使用感のない新品同様の状態でも、それより1〜2万円程度下がることが一般的です。試着程度で使用したものになると、さらに数万円の差が出ることもあります。
未開封品を売る際の注意点としては、正規店での購入を証明できる書類(レシートやギャランティカードなど)を用意することです。使う予定が全くないのであれば、安易に開封しないことも賢い選択といえます。
使用しない場合早めに売る
流行の移り変わりや素材の経年劣化などを考慮すると、使わないのであれば早めに売るのが無難です。長期間放置してしまうと、カビや色あせ、金具部分の劣化などが進んでしまい、査定額にもマイナス影響が出ます。
具体的な例としては、ルイヴィトンの人気モデル「ネヴァーフル」の場合、購入から1年以内の美品であれば、定価の60〜70%程度での買取が期待できますが、3年以上経過すると40〜50%程度に下がることが一般的です。
さらに、5年以上経過したものになると、状態が非常に良くても30〜40%程度にまで下がることもあります。
具体的にはいつ売るべきなのかという点ですが、「使わなくなったと感じた時点ですぐに」が基本です。使用予定がないと感じたら、価値が高いうちに売却を検討するのが得策です。
査定前に綺麗な状態にしておく
ルイヴィトンのバッグを高く売るためには、査定前の簡単なお手入れが非常に効果的です。ホコリや手垢など、簡単に落とせる汚れは査定前にしっかり落としておくことが重要です。
たとえ小さな汚れや角の擦れでも、全体的な印象に影響して査定額が下がる場合があります。
汚れが気になる場合は、微量の中性洗剤を含ませた布で軽く拭き取る方法も有効です。ただし、洗剤が残らないよう、その後必ず水拭きをし、最後に乾いた布で水分を拭き取ることを忘れないようにします。
ただし、誤ったお手入れ方法はかえって逆効果になることもあるため、素材に合った正しい方法で行うことが重要です。不安な場合はクリーニング専門店のサービスを利用するのも一つの手で、プロに任せればより綺麗に仕上がります。
ルイヴィトンに詳しい買取業者に依頼する
ブランド品の査定は経験と知識が求められるため、ルイヴィトン専門のバイヤーが常駐している業者を選ぶべきです。値段がつきにくいマイナーラインでも、専門家であればきちんと価値を見極めてくれます。
ルイヴィトンに精通した業者であれば、ホームページ上でルイヴィトンの買取に関する詳しい情報や実績を公開していることが多いです。ネット上での口コミや評判も参考にしながら、安心して任せられる買取店を探すことが重要です。
査定スタッフの専門性も重要です。ルイヴィトンに詳しい業者では、専門の鑑定士や査定スタッフが在籍しており、モデルの特徴や市場価値、真贋判定など幅広い知識を持っています。
例えば、「ルイヴィトン専門の鑑定士が在籍」「ブランド品鑑定士の資格保持者が査定」といった記載があれば、信頼性の高さを示す指標となります。
出張買取を利用する
多忙な方や大量の品物を処分したい方は、出張買取を活用すると手間が省けます。専門スタッフが自宅まで来て査定してくれるため、複数のアイテムをまとめて査定に出しやすいのもメリットです。
お店に行く時間が取れない場合などは、出張買取を利用する価値があります。
出張買取のもう1つのメリットは、査定士との直接交渉が可能な点です。査定額に納得がいかない場合、その場でバッグの状態の良さや希少性について説明したり、他社の査定額を提示して交渉したりすることができます。
さらに、出張買取は自宅にある他のアイテムも簡単に追加できる利点があります。
例えば、査定の過程でクローゼットに眠っていた他の不用品も一緒に売却できることがあります。この場合、まとめ売りによる査定額アップの恩恵を受けられる可能性が高まります。
ルイヴィトンを高く売るために知っておきたいよくある質問

時期やモデル、状態など、さまざまな要因で査定額は変動します。普段から少しずつ知識を蓄えておくと、売却するときにスムーズに交渉ができます。
以下はルイヴィトンを売却する際のよくある疑問点です。
- ・ルイヴィトンが高く売れる時期はいつですか?
- ・ルイヴィトンで一番高いものは何ですか?
- ・ルイヴィトンは古くても売れる?
- ・ルイヴィトンのバッグはなぜ高いのですか?
ここでは、これらのルイヴィトンの売却に関して多くの方が気にする疑問点をまとめて解説します。
ルイヴィトンが高く売れる時期はいつですか?
一般的にボーナスシーズンや年末年始、春の新生活シーズンなどは需要が高まりやすいタイミングです。中古品に対する購入意欲が上がるため、それに伴い相場も上振れしやすくなります。
一方で、避けた方が良い時期もあります。例えば、新作発表直後は、注目が新モデルに集まるため、既存モデルの需要が落ち込むことがあります。
セール時期(日本では主に夏と冬)も、新品が割引価格で購入できるため、中古品の需要が低下する傾向にあります。
経済状況や為替レートの変動も買取価格に影響します。特に円安傾向が強まると、海外からの購入需要が高まるため、中古市場での取引価格も上昇することがあります。2022年以降の円安局面では、海外ブランド品の買取価格が上昇していました。
ブランド買取店が独自にキャンペーンを行う時期もあるので、こまめに情報をチェックすることが大切です。
ルイヴィトンで一番高いものは何ですか?
エキゾチックレザーを使用した特別ラインや、一点物のオーダーメイド品、アーティストとのコラボによる限定モデルなどが高額になりやすいです。こうした限定品は生産数が非常に少ないため、オークションなどで高値が付きやすい特徴があります。
定番ラインを遥かに上回る金額で売買されることも珍しくありません。
中でも「クロコダイル」「アリゲーター」といったワニ革を使用したバッグであるカプシーヌは、ルイヴィトンの最高峰アイテムとして知られており、定価はおよそ100万円前後となっています。
次いで高価なカテゴリーとしては、限定コレクションやアーティストとのコラボレーションモデルが挙げられます。特に草間彌生のドット模様を取り入れたカプシーヌは、発売当初から高い注目を集め、中古市場でも高値で取引されています。
ルイヴィトンは古くても売れる?
古いモデルでも、状態が良かったり、ヴィンテージとしての価値が認められていたりする場合には高く売れる可能性があります。特に生産が終了しているシリーズや珍しいラインはコレクター需用が強いため、発売当時を超える買取価格になるケースもあります。
例えば、1990年代に製造されたモノグラム・スピーディやアルマなどの定番モデルは、ヌメ革の色焼けや雨シミ、使用感が少なければ、現在でも1万円から10万円程度で買い取られることがあります。
現在人気を集めている「モンスリ」のような一度廃盤になったモデルも、再評価されて中古市場での価値が上昇することがあります。モンスリは2017年に再登場し、それに伴って旧型の需要も高まりました。
きちんと保管していた古いモデルは、思わぬ価格がつくこともあるので要チェックです。
ルイヴィトンのバッグはなぜ高いのですか?
厳選された素材と高度な技術を駆使して作られることに加え、歴史と伝統、ブランド力による希少性が価格に反映されています。長年にわたり培われた職人技やデザイン性の高さも、大勢から認められているポイントです。
近年では、原材料費や人件費の上昇、為替変動などを理由に、ルイヴィトンを含む高級ブランドは頻繁に価格改定を行っています。2020年以降、ルイヴィトンは年に数回の値上げを実施しており、これも現在の高価格の一因となっています。
価格改定が続く中で、以前の価格で購入した中古品の価値も相対的に上昇する傾向にあります。こうした背景から、たとえ中古品でも一定の価値が残り続け、高値で取引されるのです。
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大切なルイヴィトンを手放すなら、信頼できる買取店を選ぶのが重要です。
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まとめ
ルイヴィトンは、世界的なブランド力と高い需要、そして品質の良さから、ルイヴィトンは中古市場でも非常に注目度が高いアイテムです。高値で売却するためには、日頃からバッグを丁寧に扱い、付属品を大切に保管しておくといった地道なケアが大切になります。
ルイヴィトンのバッグを高く売りたいとお考えなら、信頼と実績の買取ウリエルにぜひお任せください。無料査定も行っておりますので、お手持ちのルイヴィトン製品の価値を知りたい方は、ぜひ一度ウリエルの査定をお試しください。
2つの買取方法