名古屋帯とは?袋帯・半幅帯との違いから買取相場までを解説!

名古屋帯は、袋帯を簡略的に結べるようにした帯で、主にカジュアルな場面で使われるのが特徴です。
そんな名古屋帯には、複数の種類があり、仕立て方も異なります。
本記事では、名古屋帯とはどのような帯なのか、また袋帯・半幅帯との違いや買取相場などについて解説します。
名古屋帯の基礎知識を押さえたい方はもちろん、売却を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。
なお、着物の買取をご検討の方は電話やメールからウリエルの無料査定をご利用ください。
名古屋帯とは

引用:https://ichiri-mall.jp/shop/g/g2022000085228/
結ぶのが難しい袋帯を、初心者でも簡単に結べるように改良された帯を名古屋帯と言います。
帯の種類は名古屋帯のほかに、丸帯と袋帯、半幅帯があります。
それぞれの帯の特徴を以下にまとめました。
帯の種類 | 特徴 |
名古屋帯 | 袋帯を簡素にしたようなカジュアルな帯です。名古屋帯はさらに「九寸名古屋帯」と「八寸名古屋帯」の2種類に分類されます。 |
丸帯 | 帯の中で一番格が高く、袋帯よりも格が上です。主に礼装用として使用され、金糸や銀糸、色糸が多く使用されている豪華なデザインが特徴です。 |
袋帯 | 表の生地と裏側の生地を縫いつけて袋状にしている帯です。丸帯よりも簡単に締められる帯として考案されました。主に訪問着や留袖などの礼装用の着物に合わせて使用されます。 |
半幅帯 | 帯幅が他の帯よりも細い帯です。締め付けが強くないので、主にカジュアルな普段着として利用されます。 |
名古屋帯と丸帯の大きな違いは長さです。
丸帯の方が長いため、長さによって名古屋帯と丸帯は見分けられます。
名古屋帯は短めに仕立てられていることから、軽量で扱いやすく、普通の帯と比較しても、よりカジュアルな場面で着用されるのが特徴です。
また、丸帯についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
名古屋帯の歴史

名古屋帯は、大正時代に名古屋女学校の設立者である越原春子さんによって考案されました。
名古屋で考案されたため、名古屋帯という名前が付けられています。
着付けに時間のかかっていた丸帯や袋帯の代わりとして普及し、大きな呉服店で販売されるようになったのがきっかけで、名古屋帯は全国に広まりました。
名古屋帯が考案された当初は、染め帯だけでしたが、現在は織り帯と染め帯の両方が作られています。
名古屋帯の種類と仕立て方

名古屋帯はさらに九寸名古屋帯と八寸名古屋帯に分類され、それぞれ仕立て方が異なります。
以下では、九寸名古屋帯と八寸名古屋帯の特徴と仕立て方について詳しく解説します。
種類①九寸名古屋帯
名古屋帯と呼ばれる帯のほとんどが九寸名古屋帯です。
両端の耳を五分(およそ2cm)ずつ、合計一寸を縫い代として、内側に折り込んで仕立てられています。
仕立てる前の生地が、幅9寸(約34cm)であることから、九寸名古屋帯と呼ばれています。
帯芯を入れて仕立てられているので、使用されている生地は薄いものが多いです。
九寸名古屋帯はきちんとした装いが求められるフォーマルなシーンから、カジュアルなシーンまで幅広く利用できます。
種類➁八寸名古屋帯
八寸名古屋帯は、お太鼓になる部分だけを折り返し、端を「かがって」仕立てられた帯です。
帯を仕立てる前の幅が八寸(およそ30cm)であることから、八寸名古屋帯と呼ばれており、袋名古屋帯や八寸帯、かがり帯と呼ばれることもあります。
九寸名古屋帯とは違い、帯芯を使用しないため、仕立てには厚めに織られた織物が用いられています。
仕立て方
九寸名古屋帯の場合はお太鼓以外の幅を半分にする「名古屋仕立て」、八寸名古屋帯の場合は手先の幅だけ半分にする「松葉仕立て」が定番です。
しかし、名古屋仕立てだから九寸名古屋帯、松葉仕立てだから八寸名古屋帯というわけではありません。
まれに九寸名古屋帯に松葉仕立て、八寸名古屋帯に名古屋仕立てをすることがあります。
以下ではそれぞれの仕立て方の特徴について解説します。
名古屋仕立て
名古屋仕立ては九寸名古屋帯の定番の仕立て方です。
手先からお太鼓になるたれ部分の手前までを半分に折って縫われています。
名古屋仕立ては一般的な名古屋帯の仕立て方で、前帯の幅が固定されているため扱いやすく、楽に着用できる特徴があります。
松葉仕立て
松葉仕立ては、手先1尺(およそ38cm)を半幅に仕立てる仕立て方です。
先端以外の残りの部分はお太鼓の幅のままに仕上げられており、形が松葉に似ていることから松葉仕立てと呼ばれています。
前帯の幅が自由自在に調整できるので着用しやすいというメリットがあり、背の高い人は広めに締めるとバランスがよく見えます。
開き仕立て
開き仕立てはすべて並幅に仕上げたもので、名古屋仕立てや松葉仕立てとは違い、半幅に折っている部分がありません。
胴に巻く前の状態では帯芯が見えていますが、胴に巻くと隠れます。
芯地を囲むように縫った形から、別名額縁仕立てとも呼ばれています。
名古屋帯の柄

名古屋帯には3種類の柄があります。
以下では、全通柄と六通柄、ポイント柄・お太鼓柄について解説します。
全通柄

引用:https://www.kimonoculture.com/elearning/401_garazuke/
全通柄は帯の表面全体に柄が付いており、胴に巻かれる部分にも柄が入っています。
柄が全体に入っているため、さまざまな結び方を楽しめるのが特徴です。
全通柄の帯はたれ、太鼓、前太鼓、手先を自由に動かせるため、締め付けを調節できます。
六通柄

引用:https://www.kimonoculture.com/elearning/401_garazuke/
六通柄は、表裏面の6割に柄が付いている帯で、胴を巻いたときに内側になる部分には柄が付いていません。
この柄の付いていない無地の部分を中無地といい、着用すると脇腹から中無地が見えます。
中無地に柄を入れるコストがかからないため、全通帯よりも安く購入できます。
ポイント柄・お太鼓柄

引用:https://www.kimonoculture.com/elearning/401_garazuke/
ポイント柄・お太鼓柄は、柄がお太鼓と胴の部分にのみ付いているもので、とび柄と呼ばれることもあります。
ポイント柄・お太鼓柄は、白い生地に染色された染め帯に多く使用される柄です。
お太鼓結び専用の柄で、カジュアルな場面でのおしゃれ着として楽しめます。
名古屋帯・袋帯・半副帯の違い

帯は長さと幅によって3種類に分けられます。
以下では、名古屋帯、袋帯、半副帯の違いについて詳しく解説します。
仕立て方
仕立て方は、帯の種類によって以下のように異なります。
帯の種類 | 仕立ての種類 |
名古屋帯 | ・名古屋仕立て ・松葉仕立て ・開き仕立て |
袋帯 | ・本袋仕立て ・縫い袋仕立て ・片縫い袋仕立て |
半副帯 | ・小袋帯 ・単衣(ひとえ)帯 |
名古屋帯には、名古屋仕立て・松葉仕立て・開き仕立ての3種類があります。
名古屋仕立ては、手先からお太鼓になるたれ部分の手前までを半分に折って縫う方法で、松葉仕立ては、手先1尺(およそ38cm)を半幅に仕立てる方法、開き仕立ては、すべて並幅に仕上げる方法です。
一方、袋帯には本袋仕立て・縫い袋仕立て・片縫い袋仕立ての3種類があります。
本袋仕立ては、袋状に織る仕立て方で、縫い袋仕立ては2枚の帯地を織って、両端を縫い合わせた仕立て方法、片縫い袋仕立ては、2枚を織って16寸幅に織り上げてから真ん中を折り、片側だけを縫い合わせた方法です。
さらに、半副帯には、小袋帯・単衣(ひとえ)帯の2種類があります。
小袋帯は、2枚の生地の端を縫い合わせて袋状にする仕立て方で、単衣(ひとえ)帯は、1枚の生地を使った仕立て方です。
長さ
長さは帯の種類によって異なります。
名古屋帯は約380cmで、半幅帯は約360〜380cm、袋帯は最も長く、約420〜450cmあります。
体型に合わせて適切な帯を選択しましょう。
結び方
帯の結び方は種類によって異なります。
名古屋帯の代表的な結び方は二重太鼓で、着付け時には飾り結びができます。
また、袋帯も名古屋帯と同様に、二重太鼓で結ばれることが多く、飾り結びも可能です。
一方で、半幅帯は自由度が高く、割り太鼓結びやカルタ結び、リボン結びなど多彩な結び方を楽しめるのが特徴です。
用途や着用シーンに合わせて、適切な結び方を選択しましょう。
格
帯の格は、袋帯が最も高く、次に名古屋帯、最後に半幅帯の順に高くなります。
袋帯は格式のある場面で使用され、金糸や銀糸を織り込んだものは特に格が高く、正式な礼装にも適しています。
一方、名古屋帯は袋帯よりも格が低く、半幅帯よりは高い中間的な位置付けで、普段着やおしゃれ着に最適です。
半幅帯は最もカジュアルな帯で、気軽な外出や普段使いに使えます。
柄
帯の柄は、種類によって以下のように数が異なります。
帯の種類 | 柄の種類 |
名古屋帯 | 全通柄、六通柄、ポイント柄・お太鼓柄の3種類 |
袋帯 | 六通柄とお太鼓柄の2種類 |
半副帯 | 数百種類以上 |
名古屋帯には、帯の表面全体に柄が入った全通柄や表裏6割に柄の入った六通柄、特定の位置に柄が配置されたポイント柄・お太鼓柄があります。
特に華やかな全通柄や六通柄は、無地の着物と相性が優れています。
袋帯の柄は六通柄とお太鼓柄があり、六通柄が主流ですが、カジュアルな場面ではお太鼓柄が選択されるのが特徴です。
一方、半幅帯は非常に多くの種類の柄があり、数百種類以上のデザインが存在するため、幅広いコーディネートを楽しめます。
合わせる着物とTPO
帯の種類によって、以下のように合わせる着物や使用する場面は異なります。
帯の種類 | 合わせる着物 | TPO |
名古屋帯 | カジュアルな小紋、御召、紬、綿着物など | お稽古や食事会など |
袋帯 | 黒留袖や振袖、訪問着など | 結婚披露宴や入学式など |
半副帯 | 紬や小紋、浴衣など | 浴衣用や普段着用など |
名古屋帯は、半幅帯よりもフォーマルな場面で使用されますが、結婚披露宴や入学式など、よりフォーマルな装いが求められる場面では袋帯が用いられます。
一方、半幅帯はカジュアルな帯で、浴衣や普段着に合わせることが多く、プライベートなシーンで気軽に楽しめるのが特徴です。
名古屋帯の買取相場

名古屋帯は、着物と同様に地方の伝統工芸品や作家の作品などが多く存在するため、新品・中古問わず需要が高い傾向にあります。
有名作家の作品や伝統工芸品などは希少価値が高いため50,000円以上の値が付き、さらに格の高いもので保存状態がよいものだと買取相場が100,000円を超える場合もあるでしょう。
ちなみに、袋帯の買取相場は~数十万円で、半副帯の買取相場は~数万円です。
袋帯の中でも、有名作家が手がけたものや人間国宝に認定されている人が手がけたものは、数十万円で取り引きされています。
半幅帯は使われている生地が短いため、他の帯よりも買取相場は低くなる傾向がありますが、作家やブランドによっては数万円程度の値が付く場合があります。
名古屋帯はどこで買い取ってもらう?

名古屋帯の売却場所は、リサイクルショップやネットオークション、着物買取専門業者などさまざまです。
以下では、それぞれの場所で売却をするメリットとデメリットについて紹介します。
リサイクルショップ
リサイクルショップで着物を売却するメリットは、すぐに現金化できることです。
リサイクルショップでの売却は、売却後すぐに現金を受け取りたい方にはおすすめですが、一方で、安く買い取られてしまうというデメリットがあります。
リサイクルショップには着物の帯に詳しい専門家が在籍していないことが多く、作家物やブランドものでも価値を見極めきれずに安い値を付けられてしまう可能性があります。
そのため、高価な帯を売却する際には、リサイクルショップでの売却を避けたほうがよいでしょう。
また、帯だけでは買取を断られることも多いので、帯以外の不用品もまとめて査定に出す必要があります。
ネットオークション
ネットオークションには、パソコンやスマートフォンから気軽に出品できるというメリットがあります。
自分で帯を撮影して出品するだけなので手間がかかりません。
最低価格を自身で決められるので、満足のいく値段で取り引きができる可能性があります。
一方で、必ず売れるという保証はありません。
ネットオークションでは毎日多くの商品が出品されるので、時間が経つにつれてページが埋もれてしまいます。
ネットオークションでの売却は、着物の詳細を記入したり相場を見て値下げをしたりする手間がかかり、売れない場合には自宅で保管をし続けなければならないので、すぐに売却したいと考えている方には向いていません。
着物買取専門業者
着物買取専門業者では、帯の知識と査定実績の豊富な査定士が査定をするので、高価な帯でも安心して査定に出すことができます。
また、出張買取を行なっている買取専門業者も多いため、査定に出す手間が少なく済みます。
さらに、帯のみや少ない点数でも対応をしてもらえるのもメリットです
買取専門業者の中には、高価な品物を強引に買い取る悪徳業者も存在するので注意が必要ですが、着物買取専門業者への依頼は、高価な帯を最も安心して売却できる方法です。
名古屋帯を高く売るポイント

名古屋帯を少しでも高く売却するためには、押さえておくべきさまざまなポイントがあります。
以下では、高価買取がされている名古屋帯の特徴を紹介します。
染め帯よりも織り帯
反物を染めて帯に仕立てた染め帯よりも、生地を織る段階で色が付いた糸を使用して模様を織り込む織り帯のほうが高く売れる傾向にあります。
織り帯の中でも、京都市の西陣で生産されている「西陣織」は、金や銀などの糸が使用されている重圧感と立体感のあるデザインが人気で、中古市場でも需要があります。
代表的な織り帯は以下の通りです。
織り帯 | 特徴 |
錦織 | 金や銀などの糸が使用されている華やかな織り帯です。京都の西陣織が有名です。 |
つづれ織 | 横糸だけで模様を描いている織り帯です。非常に手間をかけて制作されるため芸術品として扱われることもあります。 |
唐織(からおり) | 金と銀の糸が使用されている織り帯です。絵のような模様が特徴的で、刺繍のような立体感があります。 |
金糸・銀糸の量が多い帯
金糸や銀糸が多く使用されている帯は、高価買取が期待できます。
特に、糸に金箔や銀箔を巻き付けた本金糸や本銀糸を使用しているものは、格が高くなるため買取価格も上がる傾向があります。
反対に、金糸や銀糸の量が少ないものや、まったく使用されていないものは格が下がるでしょう。
金糸・銀糸が多く使用されているものは、振袖や留袖などの正装に合わせる帯です。
有名なブランドの帯かどうか
有名なブランドの帯は高価買取が期待できます。
名古屋帯を作っている人気の高いブランドは以下の通りです。
ブランド名 | 買取相場 | 特徴 |
博多織 | ~10,000円 | 福岡県福岡市で作られる絹織物で、780年以上の歴史があります。タテ糸が多く使用されており、シワになりにくい特徴があります。 |
西陣織 | ~20,000円 | 京都西陣で作られる先染めの織物です。金糸と銀糸を使用した華やかな柄が特徴的です。1976年には国の伝統工芸品に指定されました。 |
桐生織 | ~50,000円 | 群馬県桐生市で生産される織物で、1,000年以上もの歴史があります。柔らかな感触と光沢感が特徴的です。1977年に国の伝統的工芸品に指定されました。 |
服部織物 | ~15,000円前後 | 京都西陣で200年以上の歴史があるメーカーです。1969年には京都府から「老舗」の称号を得ています。 |
川島織物 | ~70,000円 | 170年以上の歴史があるメーカーです。独創的なデザインと高い機能性が人気です。 |
長嶋成織物 | ~12,000円前後 | 京都西陣屈指の高級帯メーカーです。非常に細かい織柄や繊細な色合いが特徴的です。 |
※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。
保存状態をよくしておく
新品に近いきれいな状態の帯は需要があるため、保存状態のよい帯は高価買取が期待できます。
帯は湿気に弱く、シミやシワ、カビが発生しやすいので保存の仕方には注意が必要です。
状態が悪い帯は買取価格が大幅に低下してしまう可能性があるので、定期的にメンテナンスをしましょう。帯を湿気が少なく風通しのよい日に、日陰で干すと、湿気が飛んでにおいが残りません。
また、帯を高く売るためには目に見える汚れだけではなく、においに気を付けることも大切です。
査定前に帯を湿気が少なく風通しのよい日に、日陰で干すと、湿気が飛んでにおいが残りません。
また、帯に汚れやほつれがある場合、帯を買取に出す際に過剰に補修したりクリーニングに出したりするとかえって逆効果になる可能性があります。
汚れやほつれがあっても無理に手を加えず、状態が悪くなる前に早めに査定に出すようにしましょう。
証紙や付属品を揃えておく
帯を査定に出す際には、証紙や付属品を揃えておきましょう。
証紙や付属品の有無は査定額に大きく影響します。
証紙とは、新品の名古屋帯を購入した際に付いてくる産地名や作家名、織元の組合名などが書かれた紙で、作品の品質や織元組合や作家が本物と示す証となるものです。
また、新品の名古屋帯を購入したときに付いてくる、外箱や保存袋の有無も査定額に大きく関わってきます。
外箱や保存袋などの付属品がある帯は、中古市場での人気が高いので、高価買取が期待できます。
証紙や付属品は紛失しないように、着物などと同じ場所で保管しましょう。
製造年が新しいうちに買取に出す
帯は製造年が新しいうちに買取に出すようにしましょう。
帯は胴に巻いたり結んだりするため、着物に比べて劣化が早い傾向にあります。
新品未使用品であっても経年劣化してしまうと買取価格が下がってしまう可能性があるので、使用していない名古屋帯がある場合は、状態が悪くなる前に査定に出しましょう。
特に、製造から10年以内に作られた帯は、10年が経過している帯よりも高く買い取ってもらえる可能性が高い傾向にあります。
まとめて買取に出す
まとめて買取に出すと、1点ずつ査定に出すよりも高価買取が期待できます。
買取をする数が多いと程業者の利益となり、経費や手間も減少するため、その分買取価格が上がるのです。
また、単体では買い取ってもらえない帯でも、まとめて売ることで買取対象になる帯があります。
まとめて売ることで買取対象になる帯
兵児帯 (へこおび) | もともと男性用に作られた帯で、カジュアルなシーンで使用されます。くつろぎ用の帯なのでフォーマルなシーンでは使用できません。 |
角帯 | 兵児帯よりも格が高い男性用の帯です。博多織や小倉織が多く用いられています。 |
着物買取専門業者に依頼する
帯を売却する際は、着物買取専門業者に依頼するのがおすすめです。
リサイクルショップや古着屋では、着物に詳しい専用家が在籍していないことが多く、高い帯でも安く買い取られてしまう可能性があります。
買取専門業者に依頼をすれば、複雑な帯の価値をしっかりと見極められる専門の査定士が査定を行うため、正確な金額での買取ができます。
直接店舗に持ち運べない場合には、出張査定を利用すると便利です。
名古屋帯の買取ならウリエルにお任せください

名古屋帯の買取を検討されている方は、買取専門店ウリエルにお任せください。
ウリエルでは、着物や帯に精通した専門スタッフが、丁寧に査定を行います。
お客様の大切な名古屋帯の価値を正しく評価することで、適正価格での買取を実現いたします。
また、出張買取にも対応しているため、お忙しい方でもお気軽にご相談ください。
さらに、査定額に納得いただけなければ無料でキャンセルもできるので、安心してご利用いただけます。
名古屋帯に関するよくある質問

着物に名古屋帯を合わせる際、いくつかの疑問が生じることがあるでしょう。
続いては、名古屋帯に関するよくある質問についてみていきます。
名古屋帯の格は低いですか?
名古屋帯は袋帯と比べると格式が低く、カジュアル寄りの帯とされています。
普段着やおしゃれ着として使われることが多く、街着や軽いお出かけに適した帯です。
そのため、訪問着や留袖などの礼装には適しません。
ただし、柄や素材によっては少し格が上がることもあり、場面に応じたコーディネートが求められます。
また、付け下げや紋なしの色無地の場合は、袋帯を合わせられるため、場面によってカジュアルな名古屋帯と使い分けて、着物の格を調整できます。
銀糸を使用した名古屋帯の格は高いですか?
銀糸や金糸を使用した名古屋帯は、上品で華やかな印象を与えることから、一般的な名古屋帯よりも格が高くなります。
そのため、カジュアルな着物だけでなく、柄によっては留袖や訪問着、付け下げなどの準礼装としても使用でき、軽いフォーマルな場面でも活躍します。
ただし、袋帯ほどの格式はなく、正式な礼装には不向きです。
例えば、結婚式のように格式の高い式典では、より格の高い袋帯を選ぶのが基本です。
着物の種類や場面に合わせた選び方をしましょう。
名古屋帯は振袖に合わせてもいいですか?
振袖は未婚女性の第一礼装で、成人式や結婚式、披露宴などの晴れの舞台で着用されるため、帯も格式の高いフォーマルな袋帯を合わせるのが一般的です。
一方、名古屋帯は普段着のようなカジュアルな装い向けの帯であり、振袖との相性は良くありません。
振袖に名古屋帯を無理に合わせると、格が合わず、全体のバランスが崩れてしまいます。
そのため、振袖には名古屋帯ではなく格式の高い袋帯を選び、華やかでフォーマルなコーディネートを心がけることが大切です。
名古屋帯と博多帯の違いは何ですか?
名古屋帯と博多帯は、産地や特徴に違いがあります。
名古屋帯は、愛知県名古屋市発祥の帯で、初心者でも簡単に結びやすいのが特徴です。
一方、博多帯は福岡県博多地方で作られる帯で、経糸を多く使う独特の織り技法による締め心地の良さが特徴です。
経糸を多く使うことで丈夫な生地になるため、博多帯はほかの帯と比較して、着用中の緩みが起きにくくなります。
また、帯を締めた際に「キュッ」と音が鳴る「絹鳴り」が博多帯の大きな特徴で、心地よい絹鳴りは質の良い帯の証とされています。
まとめ

名古屋帯とは、袋帯を初心者でも結びやすいように改良した帯です。
着物の帯には、名古屋帯以外にもさまざまな種類があり、それぞれ仕立て方や長さが異なります。
また、格も異なるため、着物に合った帯を選択することが大切です。
さらに、名古屋帯は需要が高いことから、作家ものや伝統工芸品の場合は、50,000円以上で買取される場合もあります。
そのため、不要な名古屋帯をお持ちの方は、買取専門店での売却も検討してみてください。
2つの買取方法