着物買取2021年09月27日

着物を買うならえり善がおすすめ!京都の老舗呉服専門店「えり善」の特徴や歴史について解説

えり善(ゑり善)は、400年以上の歴史をもつ京都の老舗呉服専門店です。


この記事では、えり善の魅力をたっぷりご紹介!えり善の歴史や着物の特徴、いくらで購入できるかなど、わかりやすく解説します。


また、えり善の着物の買取相場や高価買取にポイントについてもご紹介します。


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「えり善(ぜん)」とは

和装着物色打掛

京都の老舗呉服専門店「えり善」とはどのようなお店なのでしょうか。

以下で詳しく紹介します。

京都の老舗着物専門店

えり善(正式表記:ゑり善)は、京都を代表する老舗呉服専門店です。

京都だけでなく東京、愛知にも店舗を構え、上品で華やかな着物が「えり善好み」として全国的に知られています。

えり善という屋号は「半襟」の「えり」と、創業者である山崎善助の「善」を合わせたのが由来です。

ちなみに半襟とは、長襦袢(ながじゅばん)と呼ばれる和装下着の襟に付ける替え襟のことで、汗などで着物が汚れるのを防いでくれます。

加えて、半衿は顔映りや着物の見栄えを左右するアクセントとしても活用されています。

400年以上の歴史を持つ

えり善は1584年に京染屋として創業してから今日まで、400年以上の歴史があります。

明治時代から繁盛していたとされ、その繁盛っぷりは夏目漱石の「漱石日記」や幸田露伴の「辻浄瑠璃」にも登場するほどです。

着物が普段着だった大正時代から昭和初期にかけては「半襟」が全国の人々に買い求められました。

戦後はこれまでの華麗な刺繍が施された半襟よりも、襟元が広く開かない半襟や白色無地のものに需要が変化したようです。

白地無地の半襟に需要がシフトしたことで、高度な技術を持つ多くの半衿刺繍職人の引退につながりましたが、えり善は今でも伝統技術を活かした着物や帯を取り扱っています。

多くの着物好きに知られるお店

明治時代には夏目漱石らの書物に登場したり大正から昭和初期にかけては半襟を求めて全国から人が集まったりと、えり善は昔から多くの着物好きに知られています。

着物を着る機会が減った現在でもそれは変わらず、京都ならではの上品さや華やかさと伝統技術を兼ね備えた着物や帯が「えり善好み」として着物愛好家に人気です。

中古品でも需要があり、高額で取引されているのがその裏付けでしょう。

着物や帯に加え、ハンカチやタオルなどの小物も人気のようです。

「えり善」の商品の特徴

着物生地

全国の着物ファンに人気のえり善には、どのような商品があるのでしょうか。

以下で詳しく紹介します。

着物愛好家にお馴染みの「えり善好み」

えり善の大きな特徴は、着物愛好家にファンも多い「えり善好み」と呼ばれる着物や帯の数々です。

京都特有の華やかで上品な美意識と、長い歴史で培ってきた技術・技法を活かした商品を取り扱っています。

豊富な取扱商品

えり善の取扱商品は、着物だけでも冠婚葬祭用(振袖・留袖・訪問着)と、普段使い用(付け下げ・色無地・江戸小紋)があります。

京都ゆかりのため京友禅が中心ですが、それぞれの地域で愛される着物を提供できるよう、大島紬や結城紬なども取り扱っています。

加えて帯や足袋、和装小物から季節限定の着物やオリジナルの風呂敷、エコバッグなどもあり、種類も豊富です。

特に風呂敷はこだわって作られており、シーンや季節に合わせて使い分けられるよう多数展開されています。

かわいいデザインのみゆき袋や懐紙入れなどは贈りものにも最適です。

着物選びの相談サービス

えり善は「装いの喜び、楽しさを発信する店」として、着物選びの相談サービスを行なっています。

希望に合わせた着物選びはもちろん、季節やシーンに適した着物やコーディネートの相談にも乗ってくれるので、迷ったらまずは店舗に足を運んでみましょう。

長い歴史で培ってきた知識と経験をもとに、皆さんの悩みを解決してくれるはずです。

「えり善」着物の販売価格や買取価格は?

着物打掛と帯

「えり善」の着物の購入や売却を検討している方は、ぜひ以下の相場を参考にしてください。

販売価格

えり善の販売価格は、オークションなどを参考にした結果、相場はおよそ50,000円ほどです。

着物の種類や素材、デザインによっては100,000円を超えることもあります。

購入の際にはこの価格を参考に中古の着物取扱店の値段をチェックし、価格に納得してから購入しましょう。

正規品を求めるなら、オークションではなく信頼できる店舗で買うのがおすすめです。

買取価格

買取価格の相場はおよそ~50,000円です。

こちらも販売価格と同様にデザインや状態によって価格が大きく異なります。

一般的に着物の買取相場は購入額の10%程度ですが、えり善の着物は高価買取の対象となり買取価格が期待できます。

この価格を踏まえて、納得できる価格なら売却しましょう。

査定自体は無料でできる業者が多いですが、事前に確認は必要です。

高価買取のポイント

着物一式

えり善の着物を高値で買い取ってもらうためにはどうすればよいのでしょうか。

以下に高価買取のポイントを紹介します。

証紙や付属品を一緒に査定

えり善の着物は、証紙や付属品と一緒に査定してもらうと買取価格がアップします。

証紙とは、製作者や生産地、織り方などが記載されている「着物の価値・品質を示す証明書」であり、高級な着物であることを保証してくれるものです。

また、えり善の商品には購入したときに和文・英文の商品解説書や包み紙、着物を入れる進物箱が付属品としてついてきます。

そのため、証紙や付属品は大切に保管し、査定時に併せて提出しましょう。

この他にバッグや扇子、草履、長襦袢などの和装小物もまとめて一緒に査定に出すと、家がスッキリするので一石二鳥です。

よい状態をキープしておく

えり善の着物を高く売るためには、保存状態も重要です。

保存状態がよく、新品に近いものの方が買取価格もアップします。

まずは着物をしまう前に手入れを行いましょう。

ハンガーにかけ、ホコリをタオルで軽く払うとともに汚れがないかどうかチェックします。

汚れがある場合はクリーニングを利用するかシミ抜きを行い、汚れを落としましょう。

汚れがない場合は日陰で1~2日干し、汗などの湿気を飛ばしてから収納します。

紫外線が当たると着物が色あせてしまうので、必ず日陰に干してください。

手入れが完了したらシワにならないようキレイに畳み、型崩れを防ぐためにたとう紙で包んでから収納しましょう。

着物をよい状態でキープするためには湿気をため込まないことが重要です。

収納後も定期的に着物をハンガーにかけて陰干しをして、湿気がたまらないようにしましょう。

まずは査定してもらうとよい

着物を売ろうか悩んでいるなら、まずは査定してもらうとよいでしょう。

えり善の着物は相場の変動が大きく、着物の種類や状態などで買取価格が大きく変わります。

またニーズの移り変わりも激しいため、買取価格の予測が困難です。

査定してもらい、自分が納得できる値段なら売却を検討しましょう。

査定は無料の場合が多いので、複数の業者に依頼して買取価格が妥当なのか、信頼できる業者なのかを比べてみることをおすすめします。

複数の業者に査定してもらえば、着物の買取相場を把握でき、その対応から業者の良し悪しも判断できるでしょう。

まとめ

白い帯揚げ

えり善の着物は、上品さや華やかさと伝統技術を兼ね備えていることから「えり善好み」として多くの着物ファンに知られています。

人気も高く、中古品でも高値で取引される傾向が見られます。

そのため、えり善の着物がタンスに眠っているのであれば、状態が悪くならないうちに一度査定に出してみましょう。

着物の売却を検討しているなら、買取専門店のウリエルにお任せください。

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