着物買取2024年03月22日

【古い着物の買取】は高く売れる可能性も!リサイクル着物やアンティーク着物も対象?

古い着物は買取できるの?
古い着物を売ったら安くてがっかりする?

本記事では、そのような「古い着物の買取」に関して買取専門店が解説します!

結論、需要が高いアンティーク着物は、買取可能な場合が多いです。
また、古くても価値の高いものは高価買取も期待できます。
ただし、着物の種類や状態によって価格は大きく変わりますので、古い着物を売る前に無料査定をお試しください。

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古い着物・アンティーク着物は買取需要あり!

着物生地

着物の黄金期である大正〜明治時代に仕立てられたアンティーク着物は、古い着物の中でも特に買取需要が高くなります。
レトロモダンな柄が特徴で、現代でもおしゃれに見えるデザインが豊富なため、再販やレンタル着物としての活用、またリメイク品の生地にもなるため中古市場でも人気があります。

再販

たとえ古い着物であっても、保管状態が良いものや、着物そのものの価値が高いものは、そのまま再販できる場合があります。

レンタル着物として活用

近年、訪日外国人には和のアイテムである着物が人気となっています。
そうした外国人観光客が着付けを体験できるようにするため、レンタル着物の需要が高くなっています。
また、冠婚葬祭などのシーンにおいても役立つことから、今後も安定した需要が得られるでしょう。

生地がリメイク品に

再販やレンタル着物として活用できない場合、別の商品にリメイクする方法もあります。
そのため、あまり状態のよくない古い着物でも、シミなどの汚れがない綺麗な部分を残し、生地として活用できます。

アンティーク着物とリサイクル着物は違う?

戦前の着物を「アンティーク着物」
戦後の着物を「リサイクル着物」
と呼び、レトロブームが再熱している現代で需要が高いのは「アンティーク着物」です。
着物に付随した帯や和装小物も同じくアンティーク品は人気があります。

古い着物の買取相場はいくら?がっかりするほど安い?

古い着物の買取価格は、数百円〜数万円ほどと開きがあり、着物の種類やサイズ、保存状態によって大きく変わります。
再販やリメイクも難しいほどシミやカビが発生しているものは価格が付かないこともあるため、高く売れると思って査定に出した方は、がっかりすることもあるでしょう。

相場以上に高く売れる古い着物も!

たとう紙と着物

古い着物の中には、数十万円を超えるものも存在します。
また、古い着物を買取業者に査定してもらうとき、できるだけ高く売りたいとお考えの方も多いでしょう。
ここでは高価買取となる古い着物のポイントをご紹介します。

有名作家や産地・老舗のブランド着物

・有名な作家が手掛けた着物
・銘仙、大島紬、友禅など有名産地の伝統織物
・千總など有名な呉服店のブランド着物

などは古い着物の中でも、特に高価買取が期待できます。

証紙や落款のある着物

有名作家や有名産地の着物は、証紙や落款で真作を証明できるため、必ず揃えて買取に出しましょう。
証紙とは、作家ものであることや産地を証明する紙であり、落款とは、着物が完成したときに押される印のことです。

古くても未使用の着物

古くなってしまった着物でも、未使用であれば、高値が付く可能性があります。
その際、仕付け糸が付いたままでたとう紙に包まれていること、折りジワ・たたみジワを防ぐための紙や布が挟まれているか確認しましょう。
新品の状態と変わりないことを査定士に見せるのがポイントです。

シミや色あせ、汚れのない美品

着物の状態が良いほど高価買取となります。
そのためには、日頃から日当たりや湿気に気を付けて保管し、正しくメンテナンスをしましょう。
箔が付いている着物は、薄い白布を挟んで保管し、生地が擦れたりくっついたりするのを防いでおきましょう。

訪問着や振袖、紬など需要の高い着物

訪問着や振袖、紬といった種類の着物は、着用用途が広いため、高価買取される傾向があります。
なかでも訪問着は人気があり、次に振袖・紬・留袖の順に需要が高いです。

正絹など高価な素材の着物

正絹は、絹100%の生地のことです。
品のある光沢やなめらかな肌ざわりが特徴で、その高級感あふれる見た目も相まって需要を高めています。
高級な正絹の中でも、生地に厚みと重みがあるものが、より高額で査定される傾向にあります。

丈の長い着物

アンティーク着物は着丈が短いものが多いため、現代人のサイズに合い仕立て直しやすい丈の長い着物ほど高価買取となります。

古い着物はどこで買取に出すのがおすすめ?

反物

古い着物をできるだけ高く売りたい場合、どこに買取を依頼するとよいのでしょうか?
着物の買取を受け付けているところによって査定基準が異なるため、よく確認しておきましょう。

買取専門店

最もおすすめなのは、着物の買取専門店です。
最新の着物の買取相場を基準に査定しており、価値に合った適正価格で買取されます。
実績が豊富で着物の専門知識を備えた査定士が対応している、信頼できる買取店を選びましょう。

着物を売るなら買取専門店のウリエルへ

リサイクルショップや古着屋

身近で利用しやすいリサイクルショップや古着屋ですが、着物を買い取ってもらうのはおすすめしません。
なぜなら、査定は社内規定が基準となるからです。
また、着物の専門知識のあるスタッフが在籍しているわけでないので、価値の高い着物ほど安く売ってしまうリスクがあります。
ただし、買取専門店で値段が付かなかった場合に立ち寄ってみるのはよいでしょう。

質店

質屋は、品物を担保としてお金を貸す貸金業者であるため、着物の買取を専門としているわけではありません。
そのため、リサイクルショップと同様に適正価格での買取は期待できないでしょう。

古い着物の買取方法はどんなものがある?

着物 リサイクル

古い着物は買取専門店に売るのが最ものよいですが、その買取にはいくつかの方法があります。
時間の都合や品物の数に応じてうまく活用していきましょう。

出張買取

「出張買取」は自宅で査定してもらえるため、最も手軽な方法として人気があります。
査定士が依頼者の自宅へ直接向かい、その場で査定・現金買取をします。
「品数が多い・重い」「高価なものを持ち歩くのが不安」などの悩みがある人におすすめです。

出張買取の詳細はこちら

店頭買取(持ち込み買取)

「店頭買取」は、予約をせずに気軽に立ち寄れるのがポイントです。
売りたいときにすぐに査定してもらえ、その場で現金が受け取れます。
また、出張買取と同じく対面で査定してくれるので、質問や疑問点もすぐに解決できます。

店頭買取の詳細はこちら

宅配買取

「宅配買取」は、空いた時間に品物を発送するだけで済むため、時間を有効に使えます。
「忙しくて時間がない」「遠方にいるため店頭に持ち込めない」といった人にピッタリです。
郵送に使うダンボールなどのキットも手配されるため、自分で準備する必要もありません。
また、対面が苦手な人にもおすすめの方法です。

宅配買取の詳細はこちら

おすすめは出張買取!

着物の買取には一般的に3つの方法がありますが、古い着物を売るなら出張買取がおすすめです!

おすすめする理由は次の3つです。

・品物を店頭へ持ち運ぶ手間が省ける
・持ち運びや梱包によってシワが付く心配がない
自宅で査定・現金買取をしてもらえる

品物を店頭へ持ち運ぶ手間が省ける

出張買取の場合、他の方法と異なり、店頭へ出向いたり重たい荷物を運んだりする必要がありません。
自宅まで査定士が出向いてくれるので、移動時間や交通費を気にする必要もなく気軽に利用できます。

持ち運びや梱包によってシワが付く心配がない

店頭に持ち運ぶときや梱包するときに、着物にシワが付く恐れがあります。
シワが付いていると適切な査定が行えず、買取金額が低くなってしまうかもしれません。
出張買取では、自宅に保管したままの状態で査定が行えるため、より高値で買取される可能性があります。

自宅で査定・現金買取をしてもらえる

自宅での買取でも、店頭買取と同じように査定・買取を行います。
査定金額に合意をすれば、その場で現金の受取が可能です。

便利な出張買取はこちら

買取以外の処分方法

着物

古い着物を処分には、買取以外の方法もあります。

親しい人に譲る

古い着物を家族や仲のよい友人に譲るのも一つの方法です。
信頼できる間柄であれば、思い出の詰まった着物もきっと大切に使ってくれるでしょう。

着物を寄付できる団体へ譲る

「古い着物を誰かに活用してほしい」と思っている人には、寄付がおすすめです。
NPO・NGO法人では、不要になった着物はリメイク品の素材に再利用されるほか、その申込金が被災地支援や海外のワクチン募金につながることもあります。
着物の寄付を検討する人は、団体によって送料や寄付金などの費用を要すること、寄付方法が異なることに注意しましょう。

着物を寄付できる団体には、次のようなところがあります。

リメイクする

古い着物を手元に残しておきたい場合は、大切な着物を手放すことなく活用できるリメイクがおすすめです。
ハンドメイドが得意なら着物の生地を素材にし、バッグやポーチ、ヘアアクセサリーといった新しいアイテムを作るのもよいでしょう。
また時間と費用はかかりますが、専門業者に依頼すれば、洋服や傘などへのリメイクも可能です。


着物をリメイクする専門業者には次のようなところがあります。

状態の悪い古い着物でも買取できる可能性がある

タンス

状態が悪くても、価値の高い着物は買取できる場合があるため、買取専門店へ相談してみましょう

・証紙や落款が付いていない着物
・シミなどの汚れが付着している着物
・色あせてしまった着物
・長期間使用されていない大量の着物

買取が難しい古い着物もある

着物 カビ

カビや虫食いなど状態がひどいもの

汚れの範囲が広いもの、カビや虫食いによる劣化が著しいものは、買取困難なケースがほとんどです。
専門の業者でも落ちないような過度の汚れや、一度発生すると菌やニオイが移ってしまうカビは、徹底したクリーニングが必要です。
しかし、クリーニングでも対応しきれない場合、再販が難しいため買取も不可となることがあります。

素材が安価なもの

人気ブランドや芸能人御用達の着物を除き、素材の安価なものは買取できない場合があります。
ポリエステルなどの化学繊維は、ファッション素材としての生産性が高く、新品でも安値で売られています。
そのため、中古品の需要が低く、買取を断られる可能性があるのです。

丈の短い着物

丈が短い・サイズが小さい着物は、着用する人が限定されるため需要も低いです。
着物はおはしょりという部分で多少の調節ができます。
日本人女性の平均身長が160cm前後ですので、極端に短い丈のものは買取が難しくなるでしょう。
また、自分で丈や袖を裁断した着物は査定額が下がってしまうため、注意してください。

喪服

お葬式などのシーンで活躍する喪服は、その他の場面で着ることが少ないため、中古品の需要がほとんどありません。
また、喪服は原則として五つ紋を入れて仕立ててあります。
数百とある家紋は家庭によって異なるため、再販が難しく、買取業者にもあまり好まれません。
どうしても売りたい方は一度相談してみましょう。

一般的な着物の買取相場

いろいろな着物

着物の買取を依頼するとき、着物の買取相場を知っておくと便利です。
一般的な着物の種類別の買取相場は次の通りです。

ただし古い着物の場合は、買取相場より低い査定額となったり、値が付けられない場合もあります。

着物の種類買取価格相場
留袖~70,000円前後
振袖 ~200,000円前後
訪問着~100,000円前後
付け下げ~80,000円前後
色無地~50,000円前後
アンティーク着物~70,000円前後

※相場は目安であり、実際の買取価格をお約束するものではありません。

価値が判断できない古い着物はウリエルの無料査定をご利用ください!

お持ちの古い着物の価値がわからない場合、まずはウリエルへご相談ください!
「使われている生地もわからない」「汚れがひどい」といった着物でも、知識と経験豊富な査定士が真摯に対応させていただきます。
出張料や査定料などお客様にご負担いただく費用は一切ございませんので、安心してご利用いただけます。

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まとめ

着物を着た女性の後ろ姿

古い着物であっても、状態やその質によって買取をしてもらえる可能性があります。
捨ててしまう前に、一度着物の無料査定を受けてみませんか?
場合によっては古くて汚れてしまっていても思わぬ査定額が付く可能性もあります。
ご自宅のタンスに眠っている古い着物があれば、これを機に着物の買取専門店へ査定の依頼をしてみましょう。

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