宝石買取2025年03月24日

翡翠の本物と偽物の見分け方は?少しでも高く売るコツも解説!

翡翠の本物と偽物の見分け方は?少しでも高く売るコツも解説!

翡翠は美しく深い緑色で知られる宝石で、ジェダイト(硬玉)やネフライト(軟玉)に大きく分類されます。特に、ハッキリと透き通ったジェダイトは希少性が高く、高価買取される魅力的な存在です。

しかし、その人気の高さゆえに本物と見分けがつかないほど精巧な偽物も多く流通しており、正しい知識がないまま購入や売却を行うと損をする可能性があります。

今回の記事では、本物の翡翠の見分け方から、高く売るためのコツまで、初心者にもわかりやすく解説します。ぜひ最後までご覧いただき、お手持ちの翡翠の価値を見極めるためにお役立てください。

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翡翠の本物と偽物の正しい見分け方

翡翠の本物と偽物の正しい見分け方

翡翠の本物か偽物かを見極めるためには、複数の要素を総合的に確認することが重要です。

偽物の多くは、色の加工や樹脂の注入などで見た目を似せている場合があります。間違って手にしてしまわないよう、以下10個の特徴を総合的にチェックすることが大切です。

  • ・透明度と輝きを見る
  • ・色合いを見る
  • ・模様を見る
  • ・重さを計る
  • ・音を聞く
  • ・硬度を確かめる
  • ・磁石がくっつかない
  • ・光の通し方を見る
  • ・ひんやりする感触がある
  • ・鑑別書で確認する

それぞれ、解説していきます。

透明度と輝きを見る

本物のジェダイト翡翠は、光をしっかり通しながら内部に上品な輝きを秘めているのが特徴です。

一方、ネフライトはジェダイトに比べて色が薄く、透明感も劣ります。しかし、透明度が高くて白っぽいネフライトは「羊脂翡翠」と称され、高額で取引されることもあります。

なお、樹脂でコーティングされた偽物の場合は、表面的なテカリだけが強調され、光を通したときの鮮やかさに欠けます。表面だけでなく、石の内側からにじみ出る透明感や輝きをじっくり観察するようにしましょう。

色合いを見る

翡翠は緑色以外にも鮮やかな緑色の他にも、白、黒、黄緑、黄、赤、紫など、成分によって多彩なカラーバリエーションがあります。その色合いは全体的に落ち着いている場合が多いですが、特に鮮やかな緑色は価値が高いです。

偽物の翡翠は、極端に鮮やかな緑色や不自然に均一な色味をしていることがあり、自然なグラデーションが見られないことも特徴です。光の下で複数方向から色の濃淡をチェックし、本物特有の深みのある発色かどうかを確認しましょう。

模様を見る

天然の翡翠には、インクルージョンと呼ばれる内包物や微細な模様が見られることが多く、それらが石の個性や希少価値を左右します。

自然な模様はランダムで不規則な形になります。これは、高温と高圧のもとで結晶が絡み合って形成されるためです。その“石の表情”が好まれ、高値がつく場合もあります。なお、この組織の模様は肉眼でも観察できます。

一方、人工的に着色や圧着された翡翠は、模様が均一で不自然なケースがあるため、じっくりと観察すると見抜きやすいでしょう。

重さを計る

本物の翡翠は高い密度を持っており、同じ見た目の石と比べてずっしりと重みを感じやすいです。軽く真上に投げてキャッチしたときに少しズシッとした重さを感じることができれば、本物の翡翠である可能性が高いとされています。

逆にプラスチックやガラスなどの偽物は軽く、手に持つと違和感があります。サイズが小さくても質量感を感じるようであれば、本物である可能性が高まります。

音を聞く

翡翠同士を軽く叩いたり、金属の棒などでそっと弾いたりした際に、高く澄んだ音が響くと本物の翡翠であることが多いです。

本物の翡翠は結晶が密で高い音を響かせる一方、ガラスや樹脂製の偽物は結晶構造が緩いため、やや濁った低い音を出すことがあります。

ただし、無理に力を入れると傷をつける可能性があるため、慎重に音を確かめるようにしましょう。

硬度を確かめる

翡翠は非常に硬度が高い鉱物として知られており、ジェダイトのモース硬度は6.5〜7、ネフライトのモース硬度は6〜6.5です。

スクラッチテストとして、翡翠をガラスや金属と擦り合わせ、どちらに傷が付くかを確認する方法があります。もし翡翠に傷ができた場合、偽物の可能性が高いです。

ただし、強い力で試すと本来の価値を損ねる恐れがあるため、専門家に相談して実践するほうが安全です。

磁石がくっつかない

天然の翡翠は一般的に磁性を帯びていないため、磁石を近づけても反応しません

もし磁石とくっつくような場合には、鉄などの鉱物が含まれた偽物か、完全な模造品である可能性があります

ただし、加工や装飾に金属部品が用いられている場合は例外もあるので注意しましょう。

光の通し方を見る

本物の翡翠は半透明であり、光を通すと美しい光沢を放つ特性があります。本物の翡翠を光にかざすと、石の内部の結晶繊維がほぼ直角に近い角度で交わった繊維状組織や、複雑な内包物がやわらかな輝きを見せます。

全面が均一に透けるわけではありませんが、角度によって自然な光のコントラストを楽しめるのが魅力です。

一方、樹脂やガラスを注入した偽物は、光を当てた部分だけ不自然に明るくなるなど、透過の仕方に違和感を覚えることが多いです。

ひんやりする感触がある

天然石の特性として、手に持ったときの独特の冷たさを感じやすいという点もチェックポイントです。ガラスやプラスチック製品よりも、じんわりとした重みとともに冷涼感が伝わってくるのが本物の翡翠の魅力です。本物の翡翠は、手に数分持ち続けても冷たさがほとんど変わりません。

ただし、気温や体温によっても変化するため、ほかのチェックポイントとも合わせて総合的に判断するとよいでしょう。

鑑別書で確認する

絶対に間違いなく本物や価値の高い翡翠であると判断したい場合は、鑑定機関の発行する鑑別書を確認するのが確実です。

その翡翠が本物であるかどうか、種類(ジェダイトまたはネフライト)、色、硬度、成分透明度、処理の有無などが記載されています。

購入時だけでなく、売却時にも大きなアドバンテージとなります。買取業者に査定依頼をするときにも、信頼性を示す重要な書類となるでしょう。

【偽物】翡翠に似ている5つの石

【偽物】翡翠に似ている5つの石

翡翠によく似た見た目の石は多く、特に混同されやすい5種類を紹介します。

  • ・キツネ石
  • ・フォルスネーム
  • ・アベンチュリン
  • ・クリソプレーズ
  • ・サーペンティン

これらの石は色や透明度が翡翠と似ており、消費者の目を惑わせる存在です。

以下、その特徴を解説していきます。

キツネ石

キツネ石は特定の鉱物名ではなく、翡翠(特に価値の高いジェダイト)に似ているため、人を惑わすという意味合いで使われる俗称です。

実際には成分が異なるため、硬度や透明度に差があり、本物の翡翠ほど硬くなく、透明度や色合いや模様も異なります。キツネ石自体に、宝石としての価値はありません。

精巧な加工がされていると見分けが難しいこともありますが、プロが密度や重さを確認するとある程度区別がつきます。

フォルスネーム

フォルスネームとは、翡翠(ジェダイト)として販売されているものの、実際には別の種類の宝石である場合に付けられた名前のことです。

アメリカ翡翠・ カナダ翡翠・台湾翡翠・中国翡翠などの名前がありますが、実際にはネフライト(軟玉)であることが多いです。

フォルスネームであるにも関わらず、いかにも価値の高い翡翠のような名称で売られることもあるため、実態を知らないまま購入すると損をするリスクが高まります。

気になる石に出会った場合、原産地や鉱物名などの詳細を確認するのがおすすめです。

アベンチュリン

アベンチュリンは、翡翠のフォルスネーム(偽名)の一つで、「インド翡翠」として知られています。

緑色を帯びることで翡翠に見間違いやすい石の一つですが、石英の仲間なので異なる鉱物です。

翡翠ほどの硬度はなく、光を当てるとキラキラと輝く光彩が特徴的で、手触りやテカリ方なども翡翠とは違うため、じっくり観察してみると区別がつきやすいでしょう。

クリソプレーズ

クリソプレーズも翡翠のフォルスネームの一つです。

「オーストラリア翡翠」としても売られており、アップルグリーンのような鮮やかな緑色をもつ鉱物で、翡翠と混同されることがあります。

透過性がありながらも硬度がやや低いため、本物の翡翠と比べて傷がつきやすいのが特徴です。精巧に磨かれたものは非常に見分けがつきにくい場合もあるため、ほかの特徴と合わせて確認する必要があります。

サーペンティン(蛇紋石)

サーペンティンは日本語で蛇紋石と呼ばれ、翡翠と間違えられやすい石の一つです。

鮮やかな緑色から深緑色まで幅広い色味を持ち、安価なため翡翠の代用品として使われてきました。硬度が低いことと、冷やした際の手触りが翡翠とはやや異なる点で区別できます

サーペンティン(蛇紋石)は、市場に大量に出回っているため、知らずに手に取る人も多く、本物の翡翠かどうかを購入前にチェックすることが肝心です。

翡翠の本物と偽物が見分けられない時は買取業者に査定を依頼

翡翠の本物と偽物が見分けられない時は買取業者に査定を依頼

手持ちの翡翠が本物か偽物か、自力で見極めるのが難しい場合は、専門の買取業者や鑑定士に依頼しましょう

翡翠の価値や真贋を知るには、専門家の客観的な鑑定が非常に有効です。

自宅での簡易チェックだけでは見落としが生じる恐れもありますし、大切な宝石を傷つけてしまう可能性もあります。

自分の判断だけで偽物と断じてしまうのはリスクがあるため、信頼できる鑑定士や買取業者に相談し、詳しい成分分析や光学検査などをしてもらいましょう

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翡翠を少しでも高く売る4つのコツ

翡翠を少しでも高く売る4つのコツ

翡翠を売却する際に、査定額をアップさせるポイントを解説します。

  • ・良い状態で買取に出す
  • ・付属品も一緒に出す
  • ・鑑別書を準備する
  • ・他の宝石とまとめて査定に出す

代表的な4つのポイントを挙げ、以下、それぞれの注意点も解説していきます。

良い状態で買取に出す

翡翠は比較的経年劣化しにくいものですが、表面の光沢や色合いは審査にとって重要です。ホコリや皮脂が付着していると本来の美しさを損ねる恐れがあります。

軽い汚れなら、柔らかい布を使って優しく拭き取るだけで印象が変わります。溶剤や超音波洗浄などは注意が必要なので、ケア方法がわからない場合は専門家に相談するのがおすすめです。

購入時の付属品も一緒に出す

購入時の箱やケース、ショップの保証書、鑑定書などが揃っていると、信頼性が高まり、総合的な価値が上がりやすくなります

付属品があることで、宝石の来歴や状態がはっきりし、真贋に対する信頼性も高まります。高額査定を引き出すためにも、翡翠の付属品を探してセットで鑑定に出しましょう。

鑑別書を準備する

本物の翡翠であることを証明する鑑別書は、買取価格を高めるための大きな決め手になります

鑑別書には、鉱物学的な分析結果や評価基準が明記されているため、査定に出したときの信頼性が格段に増します。特に、GIA認定者などの専門家が良質な翡翠であると判断した原石であれば、予想以上の高値で買取される可能性もあります。

ただし、発行には一定の費用や時間がかかりますが、高額査定を狙う場合には十分に価値があります

他の宝石とまとめて査定に出す

翡翠だけでなく、ほかに不要な宝石や貴金属がある場合は、一緒にまとめて査定に出してみましょう

2点以上をまとめて査定に出せば、業者側は査定や手続きにかかる人件費を削減できます。そのため、削減した分が買取価格に上乗せされ、最終的な買取額に還元されます。業者によっては一括査定を優遇してくれることがあり、個別に売るよりも高値がつくケースがあります

まずは無料見積もりで翡翠の査定をしてもらい、納得できる取引先を見つけるのがおすすめです。

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お手持ちの翡翠が本物かどうか、専門家でないと見分けがつかないこともあります。せっかく購入した翡翠が偽物なのではないかと不安な人は少なくありません。

そんなときは、翡翠などの宝石鑑定に詳しい鑑定士にお任せください

経験も専門知識も豊富な鑑定士が多数在籍している「買取ウリエル」では、お客様の翡翠が本物かどうか、そして売却するとしたら価格はどのくらいになるのかなど、詳しい説明を受けることができます。

翡翠が高く売れるタイミングや、市場のトレンドについても丁寧にアドバイスできるため、初めての方でも安心して相談できるでしょう

査定は無料で行っているため、ぜひ気軽に問い合わせてみてください。

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まとめ

翡翠はその美しい緑色と希少性から、多くの人を魅了する宝石です。特にジェダイトは希少価値が高く、驚くような高額で取引されることもあります。しかし、市場には精巧な偽物も多く流通しているため、本物との見分け方を知ることが重要です。

重さや硬度、光の透過具合など、本記事で紹介した、本物の翡翠を見分ける10のポイントを参考にしてみてください。

それでも偽物かどうか判断できないときは、鑑定機関の鑑別書や、専門の買取業者の査定を活用するのがおすすめです。

翡翠を少しでも高く売るためには、信頼できる買取業者を選び、鑑別書を用意することがポイントです。適切な知識を持った鑑定士に翡翠を正しく評価してもらいながら、有利に売却できるよう準備を進めましょう。

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