【一攫千金】金仏具は高価買取できる！金メッキとの見分け方も解説

あなたは『金仏具』をご存知でしょうか？

金は、金属の金のことです。

そして仏具は、簡単にいうと仏壇に置かれている道具の総称で、具体的には仏像・花立（花瓶）・香炉などを指します。

つまり金仏具とは、仏具に金が施された仏具のことです。

実は今、金仏具が注目を集めています。

近年、金のレートが右肩上がりで金の価値が高くなっていることから、「金仏具は高く売れるのでは？」と考え、金仏具を買取査定に出す人が多くなってきています。

そんな金仏具ですが、売れるかどうかを判断するには大切なポイントがあります。

この記事では、金仏具が売れるかどうかについてご紹介するとともに、金メッキを見分ける方法や買取相場もあわせて解説をしていきます。

ぜひ、ご自宅など身近にある仏具でも調べてみてください。

なお、査定数300万点を突破し、金・貴金属の査定経験が豊富な買取ウリエルの知見やノウハウをもとに説明していきます。

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【前提】金仏具は買取専門店で売ることは可能？

前提として、「仏具って売ることができるの？」と思う方もいるのではないでしょうか。

仏具というと先祖代々受け継いできたもので、故人を供養する道具のため神聖な印象があり、簡単に売ることには抵抗がある人も多いでしょう。

では、実際のところ買取専門店で仏具を売ることはできるのでしょうか？

結論からいうと、買取専門店に売ることは可能です。

しかし、仏具自体が高価で売れることは、多くはありません。

後ほど詳しく解説をしますが、有名な職人の作品など特別な価値がある場合や、仏具自体に金・銀・プラチナが施されている場合に、高値が付く傾向があります。

値段については、金・プラチナ・銀の純度や含有量によって変動します。 純度が高く含有率が高いほど、高値が付きます。

とはいえ、仏具にどのような価値があり、どのような素材が使われているのかなどは知識がないと見極めることは至難の業です。

より正確に見極めるためには買取専門店などのプロに依頼しましょう。

買取専門店の買取ウリエルでは、金・貴金属の買取に力を入れており、金仏具に関しても例外ではありません。

多少汚れや傷がついていても、経験豊富な査定士が高価買取につなげますので、お気軽にご相談ください。

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【買取目線】金仏具が高価買取につながる条件

金仏具が売れることがわかったところで、次に気になるのは「どうすれば金仏具は高値で売ることができるのか」ということではないでしょうか。

ここからは、金仏具が高価買取につながるための条件を詳しく紹介していきます。

美術品・骨董品として評価されている

美術品や骨董品として評価されている金仏具は、高価買取につながりやすいです。　

伝統的な技術や手法で製作されたデザインや、有名な職人が手がけたものはブランドとして確立しており、コレクターなどといった買い手から需要があるため高い買値が付きます。

金仏具の中でも美術品や骨董品として評価されやすいものは、以下の通りです。

• ・仏像
• ・花立(花瓶)
• ・おりん
• ・香炉
• ・火立

上記は仏具のなかでもメインであるため、使われている素材も良質で高価な場合が多く、金仏具の中でも美術品や骨董品として評価されやすいです。

また、査定は歴史的価値や希少性も考慮して行われます。

例えば、持っている仏像が実は有名な仏師によって作られたもので歴史に影響を与えるものや、花立が今では作ることのできない素材からできているなど、査定物の背景などもしっかりと考証して査定をします。

このように、美術品や骨董品として評価されている場合、高値が付く可能性が高いです。

素材が高価である

金仏具に使用されている素材に価値がある場合、高価買取につながりやすいです。

具体的には、金・プラチナ・銀が使われている場合、高値がつきます。

査定基準は、主に素材のレートがメインで、金であれば純度や含有量、そして1gあたりどれくらいの額なのかを加味して、査定されます。

金・プラチナ・銀の純度は下の表のようになっていますので、参考にしてみてください。

 

しかし、金仏具は一般的な貴金属製品とは違い刻印がわかりにくい場合もあるので、買取専門店といったプロに確実に査定してもらうと、より正確な結果が得られるので安心です。

また、素材でいうと陶器・磁器製の仏具で下記のような有名な焼き物に当てはまると高値が付く傾向にあります。

上記は一例ですが、買取実績があり高値につながっています。

また、中国から日本に仏教が伝わったこともあり、中国由来の焼き物技法を活かした香炉などの仏具も見受けられ、デザインが珍しいものなども高値の評価を得ています。

ただ、焼き物は作成技法を真似た模倣品の場合も多いため、こういった場合にも買取専門店などで、プロに見てもらうのが確実です。

リサイクル可能

金仏具に限らず、買取において価値のあるものは「再利用できるもの」です。

金仏具の中でも、「再利用可能なもの」や「劣化や破損がないもの」は、買取対象になります。

そのため、お手持ちの金仏具を売ることを決めたら、手入れをすることをおすすめします。

少しきれいにしただけで、査定額がアップしたという事例は、これまでにも多くあります。

布や金属用クロスで傷付けないように優しく仏具を拭くことや、変色・変質を避けるために冷暗冷所で保管するなど、簡単な手入れだけで十分きれいに保つことができます。

また、故人を奉ってきた大切な仏具でもあるため、きれいにすることで感謝の意を伝えることもできます。

しかし、長年使ってきたため手入れをしても傷や汚れなどが目立つなどといった製品は、売れないと考えるかもしれません。

ですが、その場合も売ることを諦めずに、まずは買取専門店を頼ってみましょう。

買取ウリエルでは、多少汚れや傷がついていても経験豊富な査定士が高価買取につなげますので、お気軽にご相談ください。

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【厳選】代表的な金仏具の買取相場

ここでは、仏具の顔であるメインの金仏具の買取相場を厳選してご紹介していきます。

プレミア価値がつく特徴もあわせて解説しますので、ポイントを抑えて高価買取につなげましょう。

仏像

仏像は、素材や美術品・骨董品としての価値があれば、金仏具の中でも高価買取につながる可能性が高いです。

買取相場としては、およそ数千円が底値で、価値が高い場合は200万円に達することもあります。

そして、仏像にプレミア価値がつく特徴には、まず素材があげられます。

金・プラチナ・銀といった貴金属を使ったものは、もちろんですが仏像を作る際に、高い技術を要する白檀や沈香といった良質な木材造りも、高値が付く傾向にあります。

また、基本的に大きいサイズは材料と時間がかかっているので高く売れる一方で、小さくても細やかな技法や細工がされているものは、美術品・骨董品として価値が高くなり高価買取につながります。

最近では、工場などで大量生産されている仏像もありますが、職人である仏師によって作られた一点ものであることも、高値で売れる重要なポイントです。

花立(花瓶)

花立とは、仏壇用の花器のことで、花立に花を挿し、故人を供養する仏具です。

花立は仏具のなかでも、美術品や骨董品としての評価によりプレミア価値が決まることが特徴です。

特に、花立は陶器・磁器などの焼き物で作られているものも多いため、先述の「【買取目線】金仏具が高価買取につながる条件」でも紹介したような、歴史がある焼き物ブランドの素材でできたものは特に重視されます。

さらには、花立がひとつの作品として有名なものや人気が高いものであったり、著名な作者による作品であるとプレミア価値につながります。

しかし、プレミア価値がついた作品などを安価に模造したものが流出しているので注意が必要です。

本物かどうかを判別するのは、美術品や骨董品に興味がある人でも難しいため、鑑別の知識がある専門家に任せることも検討するとよいでしょう。

その際は買取専門店を選ぶと、さまざまな素材の査定も行えるので一石二鳥です。

おりん

おりんとは、お経を読む際に使用される音を鳴らす仏具のことです。

おりんを査定する場合、使用されている素材が価格を決める基準になります。

素材は主に貴金属であり、以下のようなものが使われており、それぞれ特徴があります。

• ・金
  • 純度とレートによって変動するが、約100万円を超える場合が多い。　
• ・プラチナ
  • 金と同じく純度とレートによって価格帯が変動し、高値がついている場合が多い。
• ・銀
  • 金やプラチナなどに比べると比較的安価なものの、純度や状態によっては高価なものも多い。
• ・真鍮（シンチュウ）
  • 日本に古くから伝わる金属。銅と亜鉛20％以上を合わせた合金。
  • 金属製仏具の多くに真鍮が使われている。
• ・青銅
  • シルジン青銅とも呼ばれ、真鍮にケイ素を５％程加えた合金。
  • 真鍮と同じく日本に古くからあり、仏具に多く使われている。
• ・砂張（サハリ）
  • 中国・東南アジアから日本に伝わった、銅とスズを組み合わせ、少量の銀・亜鉛・鉛からなる合金。
  • 非常に繊細で加工が難しいため、砂張製品は高く評価されており、人気が高い

やはり、金・プラチナ・銀が使われている場合はレート次第ではあるものの、高額査定につながっています。

おりんは、主に貴金属のため査定で高評価を得るためには、保管には十分気をつける必要があります。

金属は、高温多湿や日光に当たることで酸化してしまいます。

できるだけ、直射日光を避け、定期的に布や金属用のクロスで拭く<\span>など手入れをしておくと、状態を保てるのでおすすめです。

香炉

香炉とは、線香を焚くときに使用する器です。

香炉も、貴金属製や陶器製など様々な素材が使われており、美術品・骨董品として評価されて、高値につながることが多いです。

宗派によって用途が違うため落ち着いたものや、きらびやかなものまで、デザイン性が多様なのも特徴です。

最近では、香炉として使うだけでなく、インテリアや観賞用としても収集されることも多く、著名な作者の作品なども人気のため高値がつきやすいです。

また、売る際には香炉が入っていた木箱なども、一緒に買取査定に出すことで、査定額がアップする場合が多いです。

木箱には、作者の名前など査定のポイントにつながる事柄が記載されていることが多いので、査定士もより確かな査定結果を出すことができます。

査定に出す前には、香炉に入った灰をしっかりと取り出し、汚れがない状態にしておきましょう。

火立

火立は、ロウソク立てのことです。

火立は、花立・香炉と共に「三具足」と呼ばれ、仏具の中で大事な役割を担います。

主に、耐火性のある貴金属製が多いので、金・プラチナ・銀が使われている場合には、高価買取につながります。

中には、動物をモチーフにしたものや、彫刻が施されたものなどデザイン性の高いものもあり、珍しいものであれば高値がつく場合もあります。

火立は、溶けた蝋の汚れなどがつきやすいので、定期的に拭くなど、こまめに手入れをしておきましょう。

【金仏具】簡単！金と金メッキの見分け方

金仏具のなかでも、金・プラチナ・銀といった貴金属は高価買取の査定に大きく影響していることを解説してきました。

特に、金は本物であれば一攫千金の高額が出たことも、これまでの実例でも多くあります。その一方で、真鍮などに薄い金を施した「金メッキ」という偽物も多くあるのも現状ですので、しっかりと見分けなくてはいけません。

結論から言うと、以下の方法で見分けることができます。

• ・刻印の有無を確認する
• ・磁石を近づける
• ・比重を確認する
• ・色味を確認する
• ・擦って確認する
• ・手に取って重さなどを確認する

詳しくは、以下の記事で紹介しています。

多くの金や貴金属を査定したプロが解説していますので、合わせてご覧ください。

金と金メッキの見分け方

【必読】金仏具を売る際の注意点

ここまで、金仏具についての知識を深めてきました。

その知識もふまえて、ここでは金仏具を売る際の注意点をご紹介します。

より良い評価で買取をしてもらうためにも、しっかりとポイントを抑えておきましょう。

金メッキの場合は売れない

「金と金メッキの見分け方」で解説したように、金仏具に価値が付くのは金メッキではなく、金です。

金メッキは、”偽物”の金であるため、評価が付くことはありません。

金仏具を売る場合、素材が金なのか金メッキなのかは必ず知っておく必要があるでしょう。

金仏具の作者や購入金額を把握しておく

金仏具の作者や購入金額を把握しておくことで、買取価格の交渉の際に値を引き上げる材料として使えます。

その際には、口頭だけではなく、証明書や値札などの物的に証明できるものがあるとよいでしょう。

定期的に手入れをしておく

査定において、商品の清潔さもポイントに入ります。

どうしてもとれない汚れや破損、劣化などは仕方ないですが、少し洗えばとれる汚れは、売却前にきれいにしておきましょう。

また、普段から定期的に製品を拭くなど、手入れをしておくとよいでしょう。

特に、貴金属製のものは酸化しやすく、変色・変形の原因になるので、こまめな手入れを心がけましょう。

仏壇の場合、前もってお焚き上げをしておく

一般的に、使い終わった仏壇を処分する場合、本来は「お焚き上げ」という行為を行い、閉眼供養を行います。

閉眼供養とは、「魂抜き」ともいい仏具の中にある魂を抜いて、ただの箱にする儀式のことです。

仮に、この儀式を行わない場合、魂ごと買取に出すことになりますので、忘れずに必ず行いましょう。

とはいえ、仏壇を買い取れる業者は少ないので、閉眼供養を行うお寺に、どうしたらよいのかを相談するのがよいです。

売る前には周囲と話し合いをする

仏具は、先祖代々受け継がれてきた歴史あるものの場合もあるので、所有権が自身にあっても仏具を売る前に、家族・親族など周囲の方と、必ず話し合いましょう。

独断で売ることを決めてしまったことで、家庭内トラブルになってしまったという事例も過去に起こっています。

最後まで、仏具に感謝の意を持って使うためにも、話を通しておくことは大切です。

また、話し合いの証拠として、同意書など書面を作成しておくと、安心して売ることができます。

仏具に関して知識のある買取業者に依頼する

買取業者は数多くありますが、仏具に関する知識がある業者は少ないです。

仏具に関する知識が少ない業者に頼んでも、価値がわからないために、正確な買取価格を付けられない可能性があります。

あまり知識のない業者に依頼をしたことで、低い金額で見積もられた場合、大きな損失になるため、仏具を売る場合はしっかりと知識のある買取業者を選ぶようにしましょう。

買取ウリエルは、遺品整理や遺品買取の知識が豊富で、仏具にも非常に詳しい買取業者です。

査定にかかわる料金はすべて”無料”ですので、金仏具の買取をご検討の方は、ウリエルまでどうぞ、ご気軽にお問い合わせください。

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まとめ

今回の記事では、身近な仏具の中でも買取価値の高い、金仏具についてご紹介しました。

金仏具は、素材が金・プラチナ・銀といった貴金属製であり、美術品や骨董品としての価値がある場合、最大で200万円の買取価格も実現可能です。

査定数300万点を突破した実績のある買取ウリエルでは、金・貴金属に関する専門知識が豊富な査定士がしっかりと鑑定し、1つ1つ丁寧に査定します。

買取もあわせてご希望の場合は、その場で行うこともできるので、ご気軽にご相談ください。

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