パンダ金貨とは?1982年のパンダ金貨は高価買取の対象に?買取相場や特徴も紹介!金貨の種類や査定に出す際のポイントも!
1982年に流通が開始されてから今なお人気が衰えない「パンダ金貨」。
買取市場においても高額で取引され、場合によっては20万円以上の値が付くこともある金貨です。
今回はその金貨の特徴や買取相場、査定時のポイントなどを紹介します。
パンダ金貨とは
「パンダ金貨(熊猫金幣)」とは、1982年以降、中華人民銀行から毎年発行されている純金の地金型金貨です。
金貨の表にはジャイアントパンダ、裏には1988年にユネスコ世界遺産になった北京天壇が彫られています。
裏の北京天壇のデザインは最初の発行以来変わりませんが、表のジャイアントパンダの絵柄が毎年異なり、その可愛らしさがコレクターに人気の理由です。
また、純銀のパンダ銀貨も発行されています。
地金型金貨の貨幣
「地金型金貨」とは、各国の造幣局で発行された投資用の金貨のことで、通常の地金に対して安価で入手できます。
金の質量に応じて複数のサイズ展開がされており、金の純度はどれも地金と同じ99.9%以上です。
自分の予算にあわせて選べ、記念金貨のような希少性よりも、金そのものの価値がポイントになっています。
そのため、将来的な資産の1つとして購入する人も多いようです。
パンダ金貨の種類
パンダ金貨の場合は、金の質量によって1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、1/20オンスの5種類に分かれています。
「オンス(oz)」とは、金の重さを指すときに用いられる単位で、1オンス=31.1035gです。
また、国際的には「トロイオンス(toz)」という正式な単位で表現されることを押さえておきましょう。
パンダ金貨のすべてが純度99.9%以上の24金ですが、時折、異なる質量で特別発行される金貨もあります。
パンダ金貨の買取相場は?
パンダ金貨をお持ちの場合、気になるのはその買取相場ですよね。
パンダ金貨のような地金型金貨は金の質量によって大きさが異なるため、当然、買取金額にも差があります。
5種類のパンダ金貨の重さやサイズ、額面、買取相場は次の通りです。
1トロイオンス
重さ | 31.1g |
直径 | 32mm |
額面 | 500元 |
買取相場価格 | ~20万円 |
主に流通しているパンダ金貨の中でも最も大きく、高く買い取られる傾向にあります。
全体的に見ても発行枚数が少ないため、発行年によっては高値が付けられるかもしれません。
1/2トロイオンス
重さ | 15.5g |
直径 | 27mm |
額面 | 200元 |
買取相場価格 | ~10万円 |
質量に基づき、1トロイオンスの半分ほどの相場価格で取引されます。
1995年に鋳造された1/2トロイオンスは発行枚数が少なく、また、2006年まで他のパンダ金貨よりも少なめに発行されているのがポイントです。
1/4トロイオンス
重さ | 7.7g |
直径 | 22mm |
額面 | 100元 |
買取相場価格 | ~5万円 |
1トロイオンスの4分の1ほどの相場価格です。
発行枚数は、1/2トロイオンスとあまり差がありません。
1/10トロイオンス
重さ | 3.1g |
直径 | 18mm |
額面 | 50元 |
買取相場価格 | ~2万円 |
1トロイオンスの10分の1ほどの相場価格で、発行枚数も多いのが特徴です。
手頃な価格で入手できるため、買い求める人の多さが理由でしょう。
1/20トロイオンス
重さ | 1.5g |
直径 | 14mm |
額面 | 20元 |
買取相場価格 | ~1万円 |
1トロイオンスの20分の1ほどの相場価格に収まり、パンダ金貨の中でも発行枚数が最多の金貨です。
※ここまで紹介している買取相場価格は査定時の目安として提示するものであり、買取価格を保証するものではございません。
1982年のものは希少価値が高い
先述したように、1トロイオンスのパンダ金貨は、その年によって発行枚数に差があります。
なかでも1982年に発行されたものは発行枚数が少なく、プレミア価格が付く可能性があります。
金自体の価値に希少価値が加わるため、収集型金貨という要素も含んでいると言えるでしょう。
また、1988年の1トロイオンスのパンダ金貨も発行枚数が少なめであるため、高値の買取が期待されます。
パンダ金貨を高く売るポイント
中国のみならず、世界中のコレクターに根強い人気を誇るパンダ金貨ですが、より高く売るためのポイントを押さえることも大切です!
次の4つのポイントに注意して、買取査定に出しましょう。
偽物に注意
残念ながらパンダ金貨は、人気のあまり偽物も流通しています。
コレクターの目を欺いて利益を得ようとする作り手がいることに注意して取引しましょう。
偽物は、誰でも気付けるようなわかりやすいものから本物さながらのものまであるため、自分の目で見極めることが大切です。
24金をうたっている金貨でも、彫りが荒かったり厚みがあったりなどの特徴があれば、偽物かもしれません。
「買取に出してみたら偽物だった!」ということがないように確認しておきましょう。
金の相場を確認しておく
パンダ金貨は地金型金貨であるため、買取において金の相場を理解しておく必要があります。
金の相場は日々変動するため、高くなったときがベストタイミングです。
パンダ金貨の純度は99.9%以上と高く、金としての価値が買取価格に大きく影響します。
保存状態に注意
パンダ金貨のような純金の金貨は、化学変化の心配はあまりありませんが、他の金属よりやわらかいのが特徴です。
そのため、些細なことで傷が付きやすく、1つの傷でも買取金額が下がってしまう恐れがあります。
保管の際には専用のコインケースなどに入れ、鑑賞時には細心の注意を払って扱いましょう。
また、手で直接触ると、爪で傷ついたり汚れが付いたりすることもあるため、手袋やピンセットを使ってください。
汚れやホコリが付いたときも、決して布などで拭き取ってはいけません。
買取専門業者に依頼
パンダ金貨は質屋や骨董屋、リサイクルショップ、オークションなどで売却可能です。
買取時にはその時々の金の相場や希少性など、あらゆる点が判断材料となり、査定されます。
そこで、おすすめするのが買取専門業者です。
金貨などの硬貨・古銭類を扱っている専門の業者であれば、パンダ金貨の価値を正しく見極めてくれます。
お持ちのパンダ金貨ができるだけ高く売れるよう、売却の際は専門知識と経験のある買取専門業者に依頼しましょう。
パンダ金貨の買取はウリエルへ!
パンダ金貨は発行年や金の相場、状態によって買取額が大きく変わります。
特に1982年発行の1トロイオンスパンダ金貨をお持ちの場合は、高額買取が期待できるでしょう。
買取専門店ウリエルは、高価買取満足度第No.1の実績をもつ買取専門業者です。
金貨買取では、金の価値に「お品物の価値」をプラスして査定いたします。
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