EXPO’70記念硬貨100円白銅貨は、大阪万博博覧会を記念して大阪万博記念硬貨メダル・ミントセット・プラチナメダルとともに発行された記念硬貨です。
この記事では、EXPO’70記念硬貨100円白銅貨の買取相場や大阪万博記念硬貨メダル・ミントセット・プラチナメダルの価値についても詳しく解説します。
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大阪万博記念硬貨について
引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%
B8%87%E5%9B%BD%E5%8D%9A%E8%A6%A7%E4%BC%9A
日本初の万国博覧会である「大阪万博」を記念して、1970年に造幣局によって発行された記念硬貨です。
「日本万国博覧会記念硬貨」や「EXPO’70記念硬貨」などとも呼ばれ、比較的手に入りやすい記念硬貨として現在でも高い人気を集めています。
大阪万博記念硬貨の価値とは？買取相場を紹介
大阪万博記念硬貨自体は、発行枚数が多く希少価値はそれほど高くありません。
しかし、海外向けに発売された「大阪万博記念硬貨メダル」や「ミントセット」は、希少価値の高い記念硬貨として知られています。
ここでは、大阪万博博覧会の際に発行された硬貨の種類や買取相場について紹介します。
日本万国博覧会記念100円白銅貨幣（大阪万博記念硬貨）
大阪万博記念硬貨は1970年3月10日と7月9日の2回に分けて発行されました。
日本では東京オリンピック記念硬貨に次ぐ2番目の記念硬貨です。
大阪万博記念硬貨は100円白銅貨1種類のみで、表面に葛飾北斎の富嶽三十六景「赤富士」、裏面に大阪万博のシンボルである桜の花びらがデザインされています。
買取相場は、未使用のもので額面〜150円程度、美品・並品であれば額面での取引が相場です。
日本万国博覧会記念メダル
日本万国博覧会記念メダルは、金・銀・銅メダルがセットになった大阪万博記念硬貨の中でも特に価値の高いメダルの一つです。
このメダルセットの中に18金のメダルが1枚含まれているため、金相場と照らし合わせて買取価格が査定されます。
そのため査定金額は金相場により変動しますが、金メダルだけでも60,000円前後、アクリルケースや外箱・メダルすべてが揃った完品であれば70,000〜80,000円と高額査定になることもあります。
大阪万博記念硬貨貨幣セット（単独ケース）
大阪万博記念硬貨貨幣セットは海外に向けに発行された貨幣セットです。
プラスチックケースに日本万国博覧会記念白銅貨幣1枚が収められています。
発行枚数が7,000枚と非常に少なく、希少価値が高い記念硬貨です。
ケースの表面に「100YEN（EXPO’70）」「MINTBUREAU,JAPAN」と記されており、ケースなどがすべて揃った未使用品で〜8,000円程度が相場でしょう。
状態のよいものであれば～3,000円前後の高値が付くこともあります。
大阪万博記念硬貨ミントセット
大阪万博記念硬貨ミントセットは、日本万国博覧会記念100円白銅貨に加え、1970年当時に日本で流通していた1円・5円・10円・50円・100円の硬貨各1枚ずつを6枚セットにして海外向けに発売されたものです。
大阪万博記念硬貨のミントセットは、26,000セット販売されおり、保管状態がよければ〜500円前後で買取されることもあります。
大阪万博記念プラチナメダル
大阪万博記念プラチナメダルは、万国博統一のシンボルマークが制定されたことを記念して発行された、Pt1000の純度の高いプラチナ製メダルです。
プラチナ製の日本万国博覧会メダルは、非常に珍しく希少価値が高いため、高価買取が期待できます。
プラチナの相場によって変動しますが、～10万円前後での買取になるでしょう。
大阪万博記念硬貨の価値を下げないためには
大阪万博記念硬貨の価値を下げないために、気を付けることを2点紹介します。
買取査定に出す前にチェックしましょう。
保管環境などに気を付ける
保存状態がよい記念硬貨は高価買取の対象です。
紫外線などによる劣化を防ぐため、サイズの合ったカプセルに入れ日光の当たらない場所に保管しましょう。
ケースに入れて保存しておくと、硬貨の表面が傷付かずきれいな保存状態を保つことができます。
査定に出す際には必ず付属品も忘れずに持っていきましょう。
硬貨を扱っている買取業者に依頼する
記念硬貨やコイン・メダルにはさまざまな種類があり、年代や希少性、素材、状態などさまざまな条件で査定額が判断されます。
専門的な知識がない買取業者には、正確な硬貨の価値を見極めは難しいでしょう。
そのため、正しい価値が反映されず、見合った買取価格を提示してもらえない可能性もあります。
ウリエルでは、記念硬貨の専門知識をもつ経験豊富な査定士が対応するため、どのような状態の記念硬貨でも、一つひとつ丁寧に査定し、相応の買取価格を提示いたします。
また、買取価格に納得いただけない場合にはキャンセルも可能です。
もちろんキャンセル料も発生しませんので、お気軽に無料査定をご利用ください。
日本初！1970年に開催された大阪万博とは
引用：https://www.expo70-park.jp/cause/expo/
1970年に大阪府吹田市の千里丘陵をメインとして開催された日本万国博覧会は、アジア初の開催であると同時に、日本初の国際博覧会でもありました。
1970年3月14日～9月13日まで開催され「人類の進歩と調和」をテーマに77か国が参加し、さまざまな催しが開かれました。
特に、アポロ12号が持ち帰った月の石を展示したアメリカ館には、連日多くの人々が来場し大変な賑わいを見せていたものです。
日本の終戦25周年を記念した象徴的な意義をもつイベントとして、多くの企業や研究者、建築家、芸術家らがパビリオン建設や映像・音響などのイベント制作や展示物の製作に起用されました。
なかでも、岡本太郎作の「太陽の塔」は有名で、現在でも大阪万博記念公園のシンボルとして広く親しまれています。
有名な万博記念硬貨は大阪だけじゃない！つくば万博記念硬貨とは
引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A7%91%E5%
AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E5%8D%9A%E8%A6%A7%E4%BC%9A
つくば万博記念硬貨は、1985年に茨城県筑波郡（現・つくば市）で「人間・居住・環境と科学技術」をテーマに開催された国際科学技術博覧会を記念して発行された硬貨です。
つくば万博記念硬貨は500円白銅貨のみで、表面には筑波山と梅、裏面には梅の花と万博のシンボルマークが描かれています。
買取相場
つくば万博500円の記念硬貨の場合、発行数が多くプレミアも付きにくいため、未使用で美品であっても〜1,000円程度でしょう。
ただし、会場限定のミントセットであれば額面を上回る査定が期待できる場合もあります。
日本で発行されたその他の記念硬貨について
引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%
A8%98%E5%BF%B5%E8%B2%A8%E5%B9%A3
日本での記念貨幣は、1964年の東京オリンピック記念の銀貨幣が発行されて以降、さまざまな種類のものが現在まで発行されています。
ここでは、記念硬貨の中でも人気の高いものを厳選して紹介します。
東京オリンピック記念硬貨
東京オリンピック記念硬貨は、日本で初めて開催された東京オリンピックを記念して発行された日本初の記念貨幣です。
1,000円銀貨と100円銀貨が発行され、発売当初すぐに売り切れになったことでも話題になりました。
また、東京オリンピック記念貨幣は日本初の記念貨幣ということもあり、現在でも根強い人気があります。
札幌オリンピック記念硬貨
1972年に開催された冬季札幌オリンピックの開催を記念して発行された記念硬貨で、100円白銅貨単体とミントセットの2種類が販売されました。
札幌五輪100円白銅貨は発行枚数が多いため希少性はさほどありませんが、海外向けに販売されたミントセットは、国内での流通量が少ないことから高値で取引される場合もあります。
長野オリンピック記念硬貨
長野オリンピック記念硬貨は、1998年に長野県で開催されたことを記念した硬貨で、500円白銅貨、5,000円銀貨、10,000円金貨が絵柄違いで発行され、合計9種類の硬貨が販売されました。
なかでも、3種の10,000円金貨は発行枚数が各55,000枚ずつと少なく希少性が高いため、高値で取引されることもあります。
沖縄万博記念硬貨
沖縄万博記念硬貨は、沖縄国際海洋博覧会の開催を記念して1億2千万枚発行された白銅貨メダルです。
現在まで発行されてきた記念硬貨の中でも最大の枚数で、その数の多さから希少性は低く、完全な未使用品であっても買取価格は250円程度となっています。
まとめ
大阪万博記念硬貨は、その種類や保存状態によって買取価格もさまざまです。
金やプラチナ製のメダルなら、相場に合わせて買い取ってもらえますが、白銅貨やミントセットは専門の査定士のいる買取業者でないと正確な価値を見極めるのが難しいでしょう。
ウリエルなら、記念硬貨の専門知識をもつ査定士が硬貨一つひとつ丁寧かつスピード感をもって査定いたします。
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