古銭買取2021年11月30日

岩倉具視の500円札の価値は?買取価格相場やおすすめの買取方法をご紹介

岩倉具視が描かれている「500円札」は平成6年まで発行されていた紙幣です。

現在は500円玉が貨幣として使用されているため、500円の紙幣があったことを知らない人も多いでしょう。

500円札はすでに発行が停止していて流通していないため、買取業者に依頼すると額面以上の価値が付くこともあります。

500円札を持っているなら、一度査定に出してみましょう。

ここでは、500円札の種類と買取価格相場、高く売るコツについて紹介します。

50円札の価値を確かめたい方は、ぜひ一度ウリエルにご相談ください!

500円札の買取ならウリエルへ

500円札とは?

500円札

500円札は肖像画の人物に岩倉具視が採用された旧紙幣です。

現在日常生活で使用されている500円硬貨が発行され始めたのは1982年(昭和57年)なので、それ以前に使用されていた額面500円は紙幣です。

500円札は以下2種類が発行されていました。

・日本銀行券B号券(岩倉旧500円札)
・日本銀行券C号券(岩倉新500円札)

B号券(岩倉旧500円札)は1971年(昭和46年)1月4日に支払い停止、C号券(岩倉新500円札)は1994年(平成6年)4月1日にそれぞれ支払い停止となっています。

支払い停止とは、あくまで日本銀行から市銀へ紙幣の支払いを停止しただけなので、紙幣としての支払いが無効になったわけではありません。

そのため、両紙幣は現在も使用できます。

しかし、古銭的な価値のあるケースも多いため、500円の貨幣として支払いなどで使ってしまうと損をするかもしれません。

500円札を持っている場合は、事前に買取業者で査定を受けることをおすすめします。

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500円札の買取価格相場

岩倉旧500円札と岩倉新500円札

岩倉旧500円札と岩倉新500円札では、買取価値がそれぞれ異なります。

見た目の状態によって買取相場も異なってくるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

B号券500円札(岩倉具視旧500円札)

B号券500円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%
99%BE%E5%86%86%E7%B4%99%E5%B9%A3

券種日本銀行券B号
年代1951~1971年
図柄表面:岩倉具視の肖像画 裏面:富士山
素材紙幣
相場未使用:500〜5,000円 美品:500~1,000円 並品:額面

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

B号券は1951~1971年まで発行されていた500円札です。

岩倉具視の肖像画が描かれている500円札は2種類ありますが、B号券が先に発行された500円札であることから、通称「岩倉旧500円札」とも呼ばれます。

使用感のある並品だと額面通りの買取価格になってしまいますが、未使用品や美品であれば2〜10倍の買取価格が付くでしょう。

C号券500円札(岩倉具視新500円札)

C号券500円札

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%99%
BE%E5%86%86%E7%B4%99%E5%B9%A3

券種日本銀行券C号
年代1969~1994年
図柄表面:岩倉具視の肖像画 裏面:富士山
素材紙幣
相場未使用:額面 美品:額面 並品:額面

※相場は目安であり、買取価格をお約束するものではございません。

C号券は1969~1994年まで発行されていた500円札です。

C号券はB号券の後に発行された岩倉具視の500円札であることから、通称「岩倉新500円札」と呼ばれています。

比較的近年まで使われていた紙幣であるため、買取市場での希少価値は低いです。

そのため、未使用品でも額面以上の買取価格は期待できません。

図柄が同じ!?B号券とC号券の見分け方

4枚の岩倉新500円札

B号券とC号券はともに岩倉具視と富士山が描かれており、見た目のデザインが似ているため、見分け方に迷うときもあるでしょう。

B号券とC号券を見分けるポイントは、「透かし」と「左側の余白」です。

B号券は透かしがわかりにくく、左側には余白がありません。

一方でC号券は透かしがわかりやすくなっており、左側には余白があります。

この2つのポイントを押さえておけば、B号券とC号券を簡単に見分けられるでしょう。

特に価値が高い500円札

岩倉新500円札

一般的に額面で買取をされることが多い500円札ですが、エラー印刷や珍番号のある500円札は額面を大幅に超えるプレミア価値が付くこともあります。

ここでは高値が付きやすい500円札の特徴を紹介するので、査定に出す前にチェックしてみましょう。

エラー印刷

エラー印刷された500円札には、以下のような特徴があります。

・印刷時の液ダレがある
・文字や図柄にズレがある
・欠損がある
・文字の太さが異なる
・裁断ミスによる耳付きがある

エラー印刷は流通数が非常に少ないこともあり、高額買取の可能性が高いです。

通常時の買取相場の10~150倍の価値が付く場合もあります。

珍番号

500円札の端に記載されている通し番号が珍しい番号の場合、高い価値が付きます。

珍しい番号とは、具体的に以下のような番号です。

・1番 (000001)
・ゾロ目 (111111など)
・キリ番 (100000、70000など)
・サンドイッチ番号 (100001、188881など)
・階段(123456、456789など)

ラッキーナンバーの「77777」や末広がりの意味をもつ「888888」など縁起のいい番号であれば、さらに価値が跳ね上がる傾向にあります。

AA券

AA券とは、最初に発行された500円札のことです。

AA券は「A111111A」というように、Aで始まりAで番号が終わっています。

市場に出回ることはほとんどないため、非常に価値の高いものです。

前述した珍番号に加えて、最初と最後にAが記載されていれば、さらなる高額買取を期待できるでしょう。

その他

以下に該当する500円札は、エラープリントなどに比べると価値は低くなりますが、それでも数万円の価値が付く可能性があります。

ZZ-Z券

ZZ-Z券とは、最後に製造された最終記番号を記載した紙幣のことです。

「ZZ11111Z」というように記載された500円札にはプレミア価値が付きます。

重複番号


重複番号とは「CC394855C」というように、頭文字と最後の英字が重複している番号のことです。

ちょうちん番号

「D555555D」のように、英字の重複記号と珍番号の組み合わせは高い価値が付きます。

500円札を換金するにはどこがおすすめ?

¥マークとスーツ姿の男性

500円札は以下4つの方法で換金できます。

・銀行
・リサイクルショップ
・ネットオークション・フリマサイト
・古銭買取専門店

どの方法を利用するかによって換金額も異なってくるので注意が必要です。

少しでも高値で売りたいなら、プロの査定士がいる古銭買取専門店を選びましょう。

銀行

すでに発行が終わっている500円札ですが、銀行で両替してもらうことができます。

しかし、500円札は額面以上の高い価値が付く可能性もあるので、まずは買取業者に査定を依頼しましょう。

査定額が額面通りだったり額面以下になったりする場合は、銀行で換金してもらうのも一つの方法です。

リサイクルショップ

リサイクルショップでは多くの不用品を対象としているため、他の不用品とまとめて売ることができます。

地方にも店舗がたくさんあるため、気軽に立ち寄りやすいのもメリットです。

しかし、500円札の価値を正確に鑑定できる査定士がいないため、相場より安値で買取をされてしまいます。

本来なら数万〜数十万円の価値が付くものでも、リサイクルショップだと数千円の価値しか付かなかったということも珍しくありません。

500円札を高値で売りたいなら、リサイクルショップではなく、500円札の価値がわかる専門の買取業者に依頼しましょう。

ネットオークションやフリマサイト

ネットオークションやフリマサイトでも500円札を売ることは可能です。

旧紙幣・古銭コレクターがたくさん参加しているため、うまくいけば相場以上の高値で売れる可能性があります。

スマホを利用して簡単に出品できるのもメリットの一つです。

しかし、個人間取引になるため、クレーム対応や配送作業に手間がかかるデメリットがあります。

面倒なトラブルを避けたいなら、買取業者に依頼したほうがよいでしょう。

古銭買取専門店

500円札などの価値を見極めるには、専門的な知識が必要です。

古銭買取専門店には専門知識をもつ査定士がいるため、古い500円札も適切に価値を見極めてもらえます。

しかし、ノウハウや実績の少ない古銭買取専門店だと、相場より安値になる可能性もあるため注意が必要です。

できれば複数の専門店に査定を依頼して、査定額を比較してみましょう。

1番高値を付けてくれた専門店に買取を依頼すれば、損をすることもありません。

紙幣をなるべく高く売るポイント

Check List

500円札をより高値で買取してもらうためには、いくつかポイントを押さえておく必要があります。

どれも大事なことなので、査定に出す前に実践してみましょう。

劣化する前に買取査定

500円札は紙で作られているため、時間の経過とともに劣化していきます。

状態が悪くなってから査定に出しても、高額査定を引き出すことは困難です。

古紙幣は1年経っただけで価値が数万円ほど大きく下がってしまうケースもあるので、なるべく早めに売りましょう。

鑑定書(保証書)があればなおよし

ケース付きの500円札は状態のよさを示すことができるため、高額買取を期待できます。

しかし、旧紙幣の価値を見極めることはプロでも難しいため、査定自体を断られる可能性もあります。

鑑定書(保証書)がある場合は、必ずセットで査定に出しましょう。

鑑定書は紙幣が本物であることを証明できるものです。

高額査定を引き出すためにも、鑑定書は査定に出すときまで大切に保管しておきましょう。

保存方法に注意

紙幣は紫外線や湿気に弱いため、日の当たる場所や湿気の多い場所に保管するのはやめましょう。

保存するときはアルバムや専用ケースなどに入れて、風通しのいい日陰で保存するようにしてください。

空気や皮脂による酸化などの影響も受けるため、できるだけ空気に触れないように保管するのがポイントです。

500円札に触るときも、直接指で触るのではなく、手袋やピンセットなどで触るようにしましょう。

お手入れすると価値が下がる場合も

500円札に汚れが付いていても、無理に落とそうとするのはやめましょう。

下手に手入れしてしまうと、価値が大きく下がってしまう危険性があります。

古い紙幣は大変デリケートなものなので、ちょっとしたことでも傷が付きやすいため要注意です。

古銭はそのままの状態であることに価値があります。

そのため汚れがあっても洗浄せずに、そのまま査定に出しましょう。

まとめ

500円札などの旧紙幣

500円札は比較的近年に発行された紙幣ということもあり、買取相場は低めですが、エラー印刷や珍番号のある500円札ならプレミア価値が付く可能性があります。

500円札を少しでも高値で売りたいなら、プロの査定士が在籍する古銭買取専門店の利用がおすすめです。

500円札の売却を検討中の方は、高価買取に自信のあるウリエルへご相談ください!

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