セリーヌの正しい偽物の見分け方は?8種類の違いをプロが徹底解説!
セリーヌ(CELINE)は世界的に人気がある高級ブランドですが、その需要の高さから、偽物が多く出回っています。近年では精巧に作られたスーパーコピーと呼ばれる偽物もあり、「本物と偽物を見分ける力」が重要になっています。
今回の記事では、セリーヌ商品の偽物の見分け方8つを、プロの視点で解説します。誤って偽物を購入しないためにも、これらの知識を身につけ、安心してセリーヌの製品を購入しましょう。
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セリーヌの偽物の見分け方8つを紹介!
セリーヌは多くの人々に愛される高級ブランドであるがゆえに、偽物も数多く出回っています。注意すべき8つのポイントは、以下の通りです。
- ・レザー
- ・ファスナープル
- ・縫製
- ・刻印
- ・金具
- ・ロゴ
- ・スナップボタン
- ・付属品
それぞれ、解説していきます。
レザー
レザーの質感や状態は、セリーヌの本物と偽物を見分ける際にとても重要なポイントです。正規品には、柔らかくてしなやかな触り心地の高品質なレザーが使われています。偽物の場合はコスト削減のため、硬くて粗悪なレザーや合皮レザーが使われている場合が多いです。また、表面の色ムラや質感が整っていない場合もあります。
正規品は表面だけでなく、内側や裏側にも高品質なレザーが使用されているのに対し、偽物は細部まで手間をかけておらず、表面の見た目と比べて品質が落ちていたり、不自然なマット加工が施されていたりします。
他にも、本物は天然レザーが使用されているため、ルーペで確認すると表面に小さな毛穴が見られます。偽物でよく使われる合皮レザーには、毛穴がありません。また、偽物の中には安価な天然レザーで作られたものもあり、総合的に判断する必要があります。
ファスナープル
本物と偽物を見分けるポイントとして、ファスナープルの品質やデザインがあります。高品質な素材を使用した正規品に対し、偽物は粗悪な素材を使用して雑な作りになっています。
例えば、本物のファスナープルは高品質な金属が使われており、時間が経過しても金具部分の色や輝きを保ち続けます。偽物は粗雑な金具を使っているため、光沢がなくなったり、変色したりします。
また、本物のセリーヌのファスナープルは平たい作りで、ファスナーの製造番号(「1.3.8」と記載されたものが多い)以外は一切、打ち込まれていません。偽物はファスナーブルの中央部分が膨らんでいることが多く、セリーヌのロゴが刻印されている場合があります。比較的わかりやすい違いなので、しっかり確認しておくとよいでしょう。
縫製
縫製の品質も、本物と偽物を見極める重要なポイントです。本物のセリーヌのバッグや財布などには、高品質な材質の糸を使用し、直線で均一に縫われています。偽物は縫い目が不揃いだったり、途中で糸が飛び出ていたりすることがあります。
例えば、セリーヌで人気のバッグ「ラゲージ」を例に挙げてみます。正規品の「ラゲージ」には裁縫の数や、「左右・上下・斜め」全てが対称になるように縫われていています。偽物は非対称になっていたり、縫い目の形が違ったり…ひどいものでは、縫い目の間隔が不揃いのものもあります。
内側の裁縫も確認しましょう。セリーヌの偽物には、内側の目立たない箇所に不自然な継ぎ目やシワが見られることもあります。また、バッグの持ち手部分では、縫製の幅に余裕がある本物に対し、偽物は極端に幅が狭いこともあります。
製品全体の縫製を確認することで、偽物を見分けることができます。購入を検討する場合は、内側までしっかりチェックしましょう。
刻印
セリーヌ製品の真贋を判定する際のポイントとして、刻印も見逃せません。本物の刻印は文字が少し溝のように凹んでいて、そこへインクを流し込んで作られています。一方、偽物はレザーの上へインクを垂らしただけの粗雑な作りになっています。触った感じですぐにわかる違いなので、確認しておきましょう。
金具
金具の仕上がりや品質も、セリーヌの偽物を見分ける重要なポイントです。正規品の金具は精密に作られており、その仕上がりや質感が非常に高品質であるのに対して、偽物は粗雑で品質が劣ることが多いからです。
例えば、本物の金具は表面が滑らかできれいに処理されていて、しっかりとした重みがあります。偽物の表面はざらつきがあり、軽く感じることがあります。また、金具についた刻印がつぶれていたり、金メッキが施されたりするものもあります。本物は金具部分がマットな仕上がりになっているのに対し、偽物はメッキ特有の安っぽい光沢があるものが多いです。
金具のディテールを確認することで偽物と見極める手がかりになります。細部まで注意深く確認しましょう。
ロゴ
ロゴのディテールは、セリーヌ製品の真贋を見分ける重要なポイントです。正規品のロゴは文字の配置や間隔が均等ですが、偽物はこれが不完全である場合が多いです。また、ロゴのフォントの太さが微妙に異なることもあります。
例えば、正規品はゴールドにブラウンがかった色で細部まで丁寧に仕上げられていて、全体的に高級感と均一性がみられます。偽造品はゴールドが強めで、字体もぼやけていてバランスが悪く、文字の形状や間隔が不自然な場合が多いです。
また、2018年9月以降の製品には、ブランドロゴである「CÉLINE」の「É」上部にドットのアクセントがなくなりました。セリーヌ商品を購入する際のチェックポイントとして押さえておきましょう。
スナップボタン
セリーヌ商品の真贋を見分けるには、スナップボタンの品質も重要な確認ポイントになります。本物は高品質な素材で作られているため、開閉がスムーズです。偽物は開閉する際にひっかかったり、消耗の激しい安価な素材で作られていたりする場合が多いです。
また、本物のスナップボタンには細かい線が均等に入っているのに対し、偽物には線の入り方が違ったり、全く線が入っていなかったりします。他にも、本物と偽物では、ボタンの模様が全く違うこともあります。
付属品
セリーヌの偽物を見分ける際には、付属品のチェックも重要です。
例えば、本物のセリーヌのバッグには通常、オリジナルの保存袋やブランドロゴが入ったカードが付いてきます。付属品が揃っていない場合は、まず偽物を疑っても良いのですが、近年のコピー品は偽物の付属品までセットになっています。また、正規品についてくるストラップも、偽物には安っぽい金属である場合が多くみられます。
付属品の品質についても、本物のセリーヌ商品に付属している保存袋は内側も高級感がある精巧な作りであるのに対し、偽物は素材が粗悪だったり、ロゴの印刷が不鮮明だったりすることがあります。購入前にしっかり確認しましょう。
【アイテム別】セリーヌの偽物の見分け方
続いて、アイテム別にセリーヌの偽物の見分け方を解説します。
セリーヌの中でも、特に有名で偽物の多いアイテムは、以下の通りです。
- ・アクセサリー
- ・財布
- ・ベルト
- ・ピアス
- ・Tシャツ
- ・サングラス
- ・バッグ
順番に見ていきましょう。
アクセサリー
セリーヌのアクセサリーの真贋を見分けるためには、素材の質感や刻印に気をつけましょう。アクセサリー類はサイズが小さいため、偽物と本物の違いが見分けにくいことが多いです。
例えば、本物のセリーヌのアクセサリーは高品質な素材を使用していますが、偽物は品質が劣っています。ブランド名やロゴの刻印についても、刻印が不明瞭等、不自然なところがあれば、それは偽物の可能性があります。
セリーヌのアクセサリーを購入する際は、信頼できる店舗で購入しましょう。見極めが難しい場合は、専門家のもとに持参し、正確な判断を仰ぎましょう。
財布
セリーヌの財布の真贋を見極めるためには、素材の品質を細部まで確認しましょう。本物に使われている素材は高品質で、肌触りの良いレザーや金具・縫製に至るまで、丁寧に作られています。一方、偽物は表面に傷や凹凸がみられる粗悪なレザーを使用し、経過とともに劣化する金具や縫製で作られていることが多いです。
また、保証書やショップカード・シリアルナンバーの情報から、本物と偽物を見極めることもできます。細部まで確認してみましょう。
ベルト
セリーヌのベルトの本物と偽物を見分けるには、レザーや金具の品質など見極めポイントがいくつかあります。
まず、本物のベルトは高品質な素材を使用し、金具にはマット加工が施されています。偽物は合皮が使われていることが多く、触った際に硬さやゴワゴワ感が感じられることがよくあります。金具部分も粗雑な作りが見られることがあります。
また、本物のバックルの溶接部分は、一流職人の技で精密に溶接されていて、凹凸のない美しい曲線となっています。偽物は不自然な線が入ったり、曲線が均一ではなかったりします。ループ(ベルト通し)部分に関しても、等間隔な縫製でレザーにしっかり固定し、型崩れしにくく耐久性が高いです。一方、偽物は縫製が不規則で粗雑な作りとなっています。
セリーヌのベルトを購入する際は、細部にまで気を配ることで、偽物を見分けることができます。購入を検討するときは、以上のポイントを確認して、信頼できる店舗で購入しましょう。
ピアス
セリーヌのピアスの正規品は、高品質な素材が使われていて、デザインも精巧に作られています。一方で偽物は、安価な素材を使用することが多く、デザインも粗雑です。また、ロゴの位置や凹凸・文字の形状など刻印が特徴的な本物に対し、粗悪な作りになっています。
デザインに関しても、本物と偽物には大きな違いが見られます。例えば、「セリーヌノットピアス」はノット(結び目)の巻き方が特徴的なピアスですが、本物はノットの巻き方が左右対称で、合わせ鏡のように作られています。一方で偽物は、両方のピアスが同じ向きに巻かれていることが多いです。
その他、本物には真鍮にロジウムコーティングされた高級感のある光沢で重量感があるのに対し、偽物は光の反射角度で微妙に輝きが変化します。
Tシャツ
セリーヌのTシャツの真贋を見極めるためには、品質からロゴ・タグに至るまで確認することが重要です。本物は、高品質な素材を使用し、ロゴの刺繍やプリントが精巧で丁寧な作りになっています。一方偽物は低品質な場合が多く、ロゴの刺繍やプリントも粗雑な仕上がりになっています。また、タグ部分でも真贋を判断することができます。
例えば、本物のタグにはシリアルナンバーや素材名・製造国名・洗濯表示が記載されていますが、偽物のタグには間違った内容が記載されていたり、そもそも表示がなかったりします。また、洗濯表示例でも誤った記載が見られることが多いです。
不安な場合は信頼できる店舗か、専門の鑑定士に相談して確認してから購入しましょう。
サングラス
セリーヌのサングラスはブランドとしての価値が高いため、偽物も多く出回っています。そのため、本物と偽物を見分けることが重要です。具体的には、レンズからフレームまで細部に確認するポイントがあります。
例えば、正規品のセリーヌのサングラスには品質の高いレンズが使用されていて、視界がクリアです。一方、偽物はこれらの要素が粗悪なことが多く、レンズも視界がぼやけたり色調が悪かったりすることが多く見られます。
また、金具やフレームにおいて、全体的な質感と金具の接合箇所やフレームの塗装の品質をチェックするのも有効です。偽物は、金具が粗雑な作りで、フレームには色ムラや変色が見られることが多いです。
バッグ
セリーヌの本物のバッグは、高品質な素材を使用し、細かいディテールまでこだわって作られています。一方、偽物はプロから見ると安っぽい作りになっています。
例えば、本物のバッグには「Made in italy」と刻印されているのに対し、偽物には「PARIS」と刻印されたものが見られます。字体も違う場合が多いです。また、本物にはプラスビスが使用されることはありませんが、偽物には高い確率で使用されているのも分かりやすい見極めポイントです。
その他、本物のバッグに使用されているファスナーブルはマット加工が施されているのに対し、偽物はメッキ特有のギラギラした安っぽい光沢が見られます。
セリーヌ商品を手に取った際は、ネット上の正規情報を参考にしてみましょう。それでも不安な人は、正規店舗で購入、もしくは信頼できる買取査定を利用しましょう。
セリーヌの偽物と本物を見分けられない時の対処法
残念ながら、セリーヌは、数多くの偽物商品が市場に出回っています。購入を検討する時は、偽物と本物の見極めが重要ですが、細部まで精巧に作られた偽物を、正しく判断できないケースも多いです。見分けるのが難しい時の対処法について解説します。
購入しない
セリーヌの商品が偽物かもしれないと思ったら、購入しないことです。偽物は品質が劣るだけでなく、消費者保護の観点から、トラブルに繋がることさえあります。偽物業者に利益をもたらし、セリーヌブランドの信頼性を損なう行為にもなるため、偽物の購入は絶対に避けましょう。
特にネットショッピングやフリマアプリでの購入時には、出品者の評価やコメント・商品の詳細写真をよく確認してください。信頼できる正規販売店や公式オンラインストアでの購入をお勧めします。
また、価格が極端に安いものや、詳細説明が不十分、付属品が揃っていない場合も特に注意が必要です。この記事を参考に、総合的かつ慎重に検討することで、セリーヌの偽物を購入するリスクを大幅に減らすことができます。
買取査定に出す
セリーヌ商品が偽物か本物かを見極めるためには、買取査定に出すのも確実な方法です。プロの査定士がブランド品の真贋を専門的に鑑定してくれるため、自己判断のリスクを回避することができます。
例えば、セリーヌのバッグを買取査定に出すと、レザーの質感から、内側の縫製など細部にわたって確認してくれます。プロが見極めることで偽物を見抜くことができます。セリーヌの真贋の見極めが難しい場合は、プロに任せてみてはいかがでしょうか。
なお、買取査定を依頼したからといって、必ずしも売却する必要はありません。査定結果の金額によっては、売らずに持ち帰ることもできます。査定に出すお店は、査定金額やその他の情報を詳しく説明してくれる優良店を選びましょう。
セリーヌを高価買取してもらう7つのコツ
セリーヌ製品を買取査定に出すときは、できるだけ高く買取ってもらいたいと考える人が多いのではないでしょうか。ここでは、セリーヌ製品を高値買取してもらうための7つの具体的な方法をわかりやすく紹介します。
- ・保存方法に気を付ける
- ・付属品をそろえる
- ・季節ものはシーズン前に売る
- ・まとめて査定に出す
- ・修理は正規店で行う
- ・事前に汚れを落とす
- ・不要になったらすぐに売る
それぞれ、解説していきます。
保存方法に気をつける
セリーヌ製品を高価買取してもらうためには、保存状態によって価値が下がらないように注意することが重要です。例えば、直射日光が当たる場所や湿気が多い場所で保管すると、レザーが色褪せたり、カビが生えたりすることがあります。セリーヌの製品を高く売るには、直射日光を避け、風通しのよい場所で保存します。
ほかにも、バッグや財布などの金具部分は定期的に柔らかい布で拭き取ったり、専門のクリーナーを使ったりすると綺麗な状態を保てます。長期間使わない場合は、定期的なメンテナンスを行いましょう。
付属品を揃える
セリーヌのアイテムを高価買取してもらうためには、付属品をしっかりと揃えておくことが重要です。付属品が揃っていることで買取価格が上がります。例えば、セリーヌのバッグに付属しているオリジナルのダストバッグや保証書、購入証明書などがあると、商品の信頼性をさらに高める要素となります。
季節ものはシーズン前に売る
季節の商品は、購入を考えている消費者が増えるシーズン前に売ることで、市場価格も高まるため買取価格も高くなります。例えば、夏に使うサングラスや水着は梅雨明け前に売ることで、高値で買い取ってもらいやすくなります。同様に、冬のコートは秋口に売ることで、買取価格が上がる傾向があります。
まとめて査定に出す
複数のセリーヌ製品をまとめて査定に出すことで、高価買取してもらえる可能性が高くなります。まとめて査定できれば、買取業者にとって作業効率化などのメリットがあります。時間や労力を削減できたことで、より高値で買取してくれる傾向があります。
修理は正規店で行う
セリーヌ製品を修理する際は、必ず正規店で行うことが重要です。非正規店で修理をおこなうと製品の品質が下がり、買取価格を下げる可能性が高いです。
事前に汚れを落とす
査定依頼する前に、セリーヌ製品の汚れを落とすことで買取価格の下落を抑えることができます。
例えば、財布やバッグの外装を柔らかい布で拭き取るだけでなく、内部のゴミやほこりも取り除くことで買取価格が上がる可能性があります。
不要になったらすぐに売る
不要になったセリーヌ製品がある場合、できるだけ早めに売ることで高価買取が期待されます。時間の経過やトレンドの変化・使用頻度によって商品価値は下がります。使わないと判断した際は、早めに買取査定してもらうことで高値での買取が期待できます。
偽物のセリーヌかどうかわからない場合は買取ウリエルに依頼しよう
セリーヌ商品が本物と偽物の判断が難しい場合は、査定業者「買取ウリエル」にご依頼ください。買取ウリエルには偽物の見分け方に熟知した経験豊富な査定士が正確な鑑定をいたします。
例えば、金具や刻印など、今回紹介した「セリーヌの偽物の8つの見分け方」についても、専門知識に基づいて細かくチェックし正しい判断を行います。
高級ブランドの中でも人気を誇るセリーヌの偽物は、非常に精巧に作られることが多いため、素人の目では見極めるのが難しいです。お手持ちのセリーヌ製品の真贋に不安があれば、売るかどうかは別として、プロによる鑑定をおすすめします。
まとめ
今回の記事では、セリーヌ製品の偽物を見分ける方法や、高価買取のコツについて解説しました。セリーヌは人気の高いブランドのため、制作技術の進化によって精巧に作られた偽物製品を見分けることも難しくなっています。本物と偽物の違いを見分ける8つの方法を参考にして、安全に、正規品を楽しみましょう。
不安に感じる場合は、買取ウリエルのようなプロの買取業者へ査定を依頼することをおすすめします。セリーヌ製品を安心してお使いいただくために、この記事が参考になっていれば幸いです。
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