プルーフ貨幣

プルーフ貨幣とは

プルーフ貨幣とは、使用や流通を目的としたコインではなく「何かの記念」や「収集用」として製造されたコインのこと。

元々は流通用コインを作る前の「試作コイン」をプルーフ貨幣と呼んでいました。

またプルーは貨幣は、表面が鏡のように磨かれているなど特殊加工がされているのが特徴です。

プルーフ貨幣の歴史

プルーフ貨幣の起源には諸説ありますが、もっとも濃厚なのは「17世紀のイギリス」が発祥だと言われています。

日本では1987年に最初のプルーフ貨幣が製造されました。

アメリカのシカゴ博覧会に展示するためのコインとして製造されたのが最初の事例です。

日本国内では今でも「収集用コイン」としてプルーフ貨幣が製造されており、貨幣として使用することもできます。

日本のプルーフ貨幣には2種類ある

日本で製造されているプルーフ貨幣は、大きく分けて以下の2種類に分かれます。

通常プルーフ貨幣

通常プルーフ貨幣は、造幣局がスタンダード製品として製造しているプルーフ貨幣のこと。

1円玉から500円玉までの各コインを1枚ずつケースに収納し、「通常プルーフ貨幣セット」として販売されています。

記念プルーフ貨幣

記念プルーフ貨幣とは、日本国内における大きなイベントや周年記念の際に製造・販売されるプルーフ貨幣のこと。

たとえば、「天皇陛下御即位記念プルーフ貨幣セット」や「1年アルミニウム硬貨誕生50周年プルーフ貨幣セット」、「オリンピック記念プルーフ貨幣」などがあります。

また記念プルーフ貨幣は、通常プルーフ貨幣よりも希少価値が高いため、プレミア価格が付きやすくなります。

プルーフ貨幣の種類と高値が期待できるプルーフ貨幣セットは？

プルーフ貨幣の概要や特徴をご紹介したところで、次にプルーフ貨幣の主な種類や高値が期待できるプルーフ貨幣を見ていきましょう。

プルーフ貨幣の主な種類

まずは、プルーフ貨幣の種類から見ていきましょう。

先述したように、日本国内におけるプルーフ貨幣は「通常プルーフ」と「記念プルーフ」の2種類に分かれます。

最初にプルーフ貨幣が製造された1987年以降、毎年複数のプルーフ貨幣が製造されています。

なかでも代表的なプルーフ貨幣をいくつかピックアップしたので、以下の表をご覧ください。

高値が期待できるプルーフ貨幣セット

続いて、高値が期待できるプルーフ貨幣の種類と買取価格の相場を見ていきましょう。

天皇陛下の御即位や皇太子殿下の御成婚など、皇室の記念を祝したプルーフ貨幣は、高いもので300,000円程度になります。

その他にも2020東京オリンピック、平成最後の年である「平成31年」のプルーフ貨幣も高値で取引されています。

海外の人気プルーフ貨幣

プルーフ貨幣は、日本のみならず海外でも製造されています。

なかでも人気のある海外のプルーフ貨幣をいくつか見ていきましょう。

プルーフ貨幣を少しでも高く売るなら？

せっかくプルーフ貨幣を売るのなら、できるだけ高い値段で売りたいですよね。

それでは最後に、プルーフ貨幣を高く売るためのポイントをご紹介します。

特に意識したいのは以下の2つです。

専用のケース・箱に入れ保管する

1つ目は「専用のケース・箱に入れ保管する」ことです。

新品のプルーフ貨幣は、基本的に最初からケースに入っているため、そのまま外に出さずにケース内に保管するようにしましょう。

ケースのまま置いておくのが不安という方は、さらに箱に入れて安全な場所に保管するのがオススメです。

もし何かしらの事情でケースがない場合は、市販されている専用の保管ケースを利用しましょう。

キズや汚れは無理に触らない

2つ目は「キズや汚れは無理に触らない」ことです。

プルーフ貨幣に限らず、硬貨を査定する際は「状態の良さ」が査定ポイントになります。

少しでも状態をキープするためには、仮にコインにキズや汚れが付いていても、無理に触らないこと。

汚れを取ろうとしてゴシゴシ擦ったり、コインを洗ったりすることでかえってキズが目立ち、買取金額が下がってしまうことがあります。

日本国内から海外、通常プルーフから記念プルーフまで、さまざまな種類のあるプルーフ貨幣には、高値で取引されるプルーフ貨幣もたくさんあります。

またプルーフ貨幣の買取は、無料査定の「ウリエル」にお任せください！

本記事の内容を参考に、ぜひ一度お持ちのプルーフ貨幣を査定に出してみてください。