翡翠の買取価格の相場は?宝石の高価買取実績多数のウリエルが翡翠の価値を解説します!
ご自宅に使わない翡翠はございませんか?翡翠は「縁起物」として親しまれている中国をはじめ、世界中で高い需要があります。中古品も同様で、ウリエルでは買取を強化しており、高価買取に自信があります。専門知識をもつ経験豊富な査定士が対応いたしますので、状態の悪いものや、他社で断られたお品物もご相談ください。
翡翠の買取例
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翡翠/ネックレス 脇石ダイヤ
買取価格¥405,000 -
翡翠のリング PT /脇石ダイヤ 鑑定書付き/他 複数点
買取価格¥320,000
2つの買取方法
お客様の声
2つの買取方法
翡翠(ヒスイ)について
翡翠とは5月の誕生石の一つに数えられている深緑色の半透明の宝石で、多くの国々で古くから様々なアクセサリーや骨董品に用いられてきました。
現在でも翡翠を使用した品々には高い値段が付けられており、買取も盛んです。
そこで、そもそも翡翠とはどのような宝石なのかということや、主な産地や歴史について解説します。
翡翠とは
翡翠と一言でくくられている宝石は、硬玉(ジェイダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類に分けられます。
数千年の間この2種類は、どちらも緑色の半透明もしくは不透明の似た鉱石のために、同じ翡翠として扱われていましたが、1863年にダモーラというフランスの学者によって、異なる二つの鉱物であると科学的に解明されました。
日本において硬玉は本翡翠とも呼ばれており、現在では軟玉よりも価値が高いです。
また、翡翠は緑色のイメージが強いものの、ピンクや薄紫、青や黒といったカラーバリエーションがあります。
翡翠の産地
翡翠は日本国内からも産出される宝石で、10か所ほど産地がありますが、特に日本の糸魚川が高品質な翡翠を産出することで有名です。
鳥取県若桜町や長崎県長崎市なども、糸魚川には及ばないものの美しい翡翠を産出します。
また、世界ではミャンマーが最も有名な翡翠の産地です。
ミャンマーのジェイダイトは非常に硬く色も美しい緑色で、高い評価を得ています。
中国で翡翠は古来より重宝されてきましたが、中国国内で産出する翡翠は軟玉だけであり、18世紀からはミャンマーより持ち込まれた硬玉も市場に流通するようになりました。
また、ミャンマーには生産量で劣るものの、グアテマラも有名な翡翠の産地です。
グアテマラの翡翠の特徴には、ラベンダーや水色や黄緑色といった様々な色合いのものがあるということが挙げられます。
グアテマラ産のジェイダイトは、らせん状に加工されるものもあり、これも特徴的です。
翡翠の歴史
翡翠は古くから中国やインカ帝国で、不老不死や生命の再生の効果を持つ宝石として愛されてきました。
それ故に位の高い王族の遺体などは翡翠で覆って埋葬することがあり、始皇帝もその処置を施されたといわれています。
また、中国では翡翠を手に入れると家宝として先祖代々受け継ぐことがあり、今でも中国では多くの人に大切にされる宝石です。
そして、18世紀にミャンマーよりジェイダイトが渡ってきた際には、それまでに一般的だったネフライトと違った色合いに驚き、美しい羽が特徴的なカワセミが漢字で翡翠と書くことから、今の名前が付けられました。
また、昔のニュージーランドやメソアメリカでも同様に、翡翠は貴重な宝石です。
それらの地方の一部には翡翠をお腹に押し当てることで肝臓が健康になるという信仰があり、それを見たスペイン人が、腹の石という意味の「ジェイド」という言葉から名前を付けました。
さらに、先史時代には翡翠の壊れにくい性質を利用して石器武器に用いられたこともあり、ヨーロッパでは翡翠製の石斧が見つけられています。
しかし日本では、糸魚川の翡翠が勾玉のような装飾品に使われていたといわれていますが、奈良時代から先ではあまり重宝されてこなかったようです。
ただ、1938年には再び産出が確認されており、最近では北京オリンピックのメダルにも用いられました。
日本では玄関に置くことで魔よけの効能を発揮するとして、置物に翡翠を使うことが多いです。
翡翠の買取相場と価値を左右するポイント
翡翠にはダイヤモンドの4Cほどの分かりやすい価格の算出方法はありません。
そのため、その査定には経験や知識を持った鑑定士の力が必要です。
ただ、翡翠の買取価格に影響する分かりやすいポイントはあるため、それについて解説します。
翡翠の買取市場での相場
翡翠の買取価格は、様々な要因が重なって決められるもので一概には言えませんが、大まかな買取相場について記述します。
ジェイダイトの買取価格は1.0カラットのものだと最高の品質のものは5万円、その次のランクは2.5万円、品質によってはさらに安くなり粗悪なものは500円ほどです。
2.0カラットだと1.0カラットの3~4倍、3.0カラットだと10倍以上と、宝石が大きくなるにつれて価格は跳ね上がります。
価値を左右するポイント:地金・メレダイヤなど
翡翠は他の装飾がついた宝飾品の場合には、さらにプラスの査定がつくことがあります。
地金やメレダイヤがあるだけで、それぞれ5万円前後のプラス査定がつくこともあり、品質が良い場合にはそれ以上の査定額アップも望めるのです。
価値を左右するポイント:デザイン・ブランド
翡翠を取り扱った品物の中でも、宝飾品や和装品などの場合にはそのデザインやブランドによっても価格は大きく変わります。
有名なブランドの場合は品物の価値に加えてブランドの価値が加算されますし、古臭いものでなく流行のデザインの場合には需要が高いためにその分高く買い取ってもらえるのです。
特にティファニーやルイ・ヴィトンなどといった、広く名前の知られている有名ブランドの品物の場合には大きく値段が上がります。
価値を左右するポイント:カラー
翡翠の色は、その宝石を生成する際にクロムやマンガンといった不純物がどれだけはいるかなどの違いによっても変わってきます。
まず、翡翠の中で最もオーソドックスな色として緑系があります。
最も高い評価をされている翡翠は色鮮やかな緑色の琅玕(ろうかん)と呼ばれる翡翠です。
翡翠の色で、緑色の次に定番の色合いが紫系です。
紫系の中でも透明度が高いものや、色の濃いもののほうが高く評価されます。
紫系と言っても様々な種類がありますが、明るめの藤色をしたラベンダー・ジェイダイトが特に好評価です。
翡翠には、ダイヤモンドのように無色透明のものもあり、氷翡翠(アイスジェイド)と呼ばれます。
透明度が高ければ高いほど高く評価され、その美しさから近年評価が上がってきている種類です。
赤系は、翡翠の中でも希少な色合いです。
翡翠が赤くなる理由は鉄分にあるといわれており、ごくわずかな量しか産出されません。
特に、透明度が高いものは希少であるために高く査定されます。
黄色系の翡翠も、赤系と同じく鉄分によってその色が作られています。
また、真っ黄色からオレンジがかった色合いのものなど、その種類は様々です。
こちらも透明度が高いものほど希少であるために、高く査定されます。
青系の翡翠は、翡翠の色としては非常に希少です。
ガラス質で透明度が高い青色の翡翠は、幻の翡翠と言われます。
翡翠には、黒系の色合いのものも存在します。
他の色にはないような気品や、艶のある美しい翡翠です。
一見真黒な宝石に見えますが、光にかざして見ると緑がかった黒色であることが分かります。
無色透明な翡翠とは別で、真っ白なものも存在します。
この色の原因は、白く見せるような成分によるものではなく、翡翠内に存在する細かい結晶による光の乱反射です。
価値を左右するポイント:翡翠のサイズ
翡翠もダイヤモンドなどのほかの宝石と同じで、その宝石の大きさによって価値が大きく変わります。
大きくなればなるほどに希少価値も上がるため、ある翡翠とその2倍のサイズの翡翠には、2倍では収まらない程の価値の差があるのです。
同じ品質の1カラットのものと比べると、2カラットだとその値段は3~4倍、3カラットでは10倍前後と大きく跳ね上がります。
価値が高いとされる翡翠とは
宝飾品の翡翠以外の宝石や地金、デザインやブランド、そもそもの翡翠の色と大きさなど、翡翠を使った品の価格を決定する要素にはさまざまなものがあることを記述しました。
また、それ以外にも単純に価値が高いとされる種類の翡翠というものがあるため、それについて解説します。
琅玕(ろうかん)
翡翠には様々なカラーバリエーションがあり、その中で一番オーソドックスな色は緑系です。
ただ、緑色の翡翠にもさまざまな種類があり、その中で最も高級なものは琅玕(ろうかん)と呼ばれています。
美しい半透明の鮮やかな緑色をした翡翠のことを指し、その価値は1カラットでも数十万や数百万に及ぶものもあるのです。
非常に価値が高いものですので、宝石の表面に傷をつけてしまうなどの価値が下がってしまうような取り扱いはしないように注意しなければいけません。
ラベンダー翡翠(ラベンダージェイド)
価値が高い翡翠の一つとして、ラベンダージェイドと呼ばれるものがあります。
これは薄い藤色の物や濃い紫の翡翠のことを指し、翡翠にチタンの成分が入ることによって紫がかった色になると言われてはいますが、この色になるはっきりとした理由はまだ分かっていません。
世界三大翡翠産地の一つである日本の糸魚川で産出し、アメリカを中心に人気が高いです。
翡翠を少しでも高く売るには
もしも手元に買取に出したい翡翠製品がある場合は、査定を受ける前に少しでも高く買い取ってもらうために出来ることがあります。
鑑定書や付属品をセットにする
翡翠にはカルセドニーやクリソプレーズというよく似た天然石や合成石もあります。
それらが市場に多く出回っているため、翡翠が本物であると保証できる鑑別書を付けて査定に出すことで、高く査定してもらうことが可能です。
もしも手元に翡翠製品だけでなく鑑別書もある場合には、忘れずに一緒に査定に出しましょう。
また、有名ブランドの品である場合には、購入時についてきた箱などの付属品も査定に加えてもらえるかもしれないため、一緒に出すことをおすすめします。
無理のない程度でお手入れをする
査定に出す際にも、汚れたままの状態よりもきれいに手入れした状態の方が高く査定してもらえるかもしれません。
ただ、翡翠は硬玉の場合、かなり頑丈で宝石の中でも割れにくい部類に入りますが、高い場所から落とすなどで強い衝撃を与えると傷ついてしまう恐れがあります。
そのためお手入れをする際にも、逆に傷つけて価値を落としてしまう事のないように、無理ない範囲で行わなければいけません。
具体的なお手入れ方法ですが、査定前に汚れやほこりなどを布で取り除いたり、ぬるま湯に中性洗剤を少しだけ加えたものに付けながら、毛先の柔らかくなった歯ブラシで優しく汚れをこすり落とすくらいで大丈夫です。
酸や有機溶剤に触れると腐敗してしまうため、絶対お手入れの際にも用いてはいけません。
宝石の種類別の買取実績
翡翠買取に関する
よくあるご質問
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鑑別書・鑑定書が無いのですが、査定は可能ですか?
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鑑定書等がなくても問題ございません。経験豊富な査定士が、品質をしっかりと見極めて鑑定させていただきますのでご安心ください。
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数十年前の宝石でも買取してもらえますか?
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宝石は比較的経年劣化しにくいため、古くても品質やカラット数によっては高価買取させていただきます。ご売却をお考えの際はまずはウリエルへご相談ください。
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宝石の石のみ(ルース)買取も対応してくれますか?
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ウリエルではルース(裸石)も喜んで買取させていただきます。お気軽にお問い合わせください。特にダイヤモンドは、グレードが高ければルースでも高価買取させていただけるケースもございますので、ぜひウリエルにお任せください!
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宝石の種類が不明ですが、査定してもらえますか?
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種類不明の宝石も対応致します。ウリエルの経験豊富な査定士が、正しく見極めて査定させていただきますのでご安心ください。
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ノーブランドの場合は買取してもらえませんか?
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ウリエルでは、ジュエリーはブランド、ノーブランドでも買取させていただいております。高品質な宝石は、ノーブランドでも高価買取になることもございます。
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買い取ってくれる宝石の種類が知りたいです。
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ダイヤモンド・サファイア・ルビー・エメラルドを中心に様々な種類の宝石を買取しております。まずはお手持ちの宝石をウリエルまでお持ちください。
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査定をキャンセルした場合、料金は発生しますか?
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ウリエルでは、査定料や買取手数料、キャンセル料、出張費用などすべて無料でご利用いただけます。お客様にご負担いだだく料金は一切ございません!お気軽にご利用ください。
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宝石専門の買取店の方が買取価格が高いのでは?
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一概にそうとも言い切れません。ウリエルでは様々なジャンルを取り扱っておりますので、幅広い売却ルートがあり、その分だけ販売チャンスも多くなります。つまり、在庫を抱えるなどの無駄を省くことができるのです。その分を、お客様の買取価格に還元することで、宝石専門店に劣ることない買取価格をご提示することが可能となります。
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高く売れる宝石は?
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“「ダイヤモンド」「エメラルド」「ルビー」「サファイア」あたりの宝石は、世界的にも需要があり、人気のため、高額買取が期待できます。
なお、高価買取になるポイントは、主石の色味が強く2ct以上、透明度があり、全体的に均一な色味のジュエリーであることです。これに鑑定書があれば、さらに価格が上がる可能性がございます。他にも、条件に当てはまる場合、アレキサンドライトやパライバトルマリンも高額での買取が可能です。”
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宝石の買取価格はどのように決まるの?
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宝石は種類によって査定要素が変わります。色・大きさ・照り・カットで判断されるルビーやサファイアのような色石もあれば、ダイヤモンドは「4C」と呼ばれる色・透明度・カット・蛍光性が基準となります。また、土台の貴金属の重さによって価格が変わることもございます。
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宝石も、流行のデザインだと買取価格が上がりますか?
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“一般的には流行デザインの方が、古いデザインよりも買取価格は高くなる傾向にあります。
ただし、宝石の場合、一番重要なのは石の質です。たとえデザインが古くても、質のいい宝石が使われていれば、買取価格は高くなります。ウリエルでは、経験豊富な査定士がきちんと査定し、適正な価格で買取いたします。お悩みの際は、まずはウリエルまでご相談ください。”
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買取価格に石の大きさは影響しますか?
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正確には大きさではなく、重量(カラット)が目安となります。重量が増えると必然的に大きくなるので大きさを目安にされることがございます。まったく同じ質の宝石であれば、基本的にはカラットの数値が大きいほど高額で買取可能になります。
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査定の際に持ち込んだ方がいい付属品はありますか?
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宝石の鑑定書・鑑別書などがございましたらご持参ください。これがあることで買取価格が上がるわけではございませんが、これがあることにより不明点によってお付けできなかった査定額がプラスとなることがあります。結果として、買取価格が上がる可能性も十分にございます。
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ジュエリーの地金(ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナなど)の中で買取価値が高いものはどれですか?
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“プラチナやホワイトゴールドの使われているジュエリーは、質の良い宝石を使っているケースが多いため、買取価格が高くなる傾向があります。地金の買取価格を高い順で並べると以下のとおりです。
1.プラチナ(PT)
2.ホワイトゴールド(WG)
3.イエローゴールド(YG)
4.ピンクゴールド(PG)”
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買取価格に「円安・円高」は影響しますか?
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影響はございます。ただし、販路によって影響の仕方がさまざまであるため、どのように影響するのかをはっきり申し上げることはできません。ウリエルでは国内相場と併せて海外相場もチェックしており、お品物をより良い相場でお取引できるよう努めています。ご不明点などございましたら、ぜひウリエルまでお問合せください。
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海外で購入した宝石も買取可能ですか?
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はい、買取可能です。海外製のジュエリーは、そのデザイン性から、高く評価されるケースが多いです。お持ち込みの際は、ぜひ鑑定書を一緒にお持ちください。場合によっては鑑定書の情報から、価格が上乗せになることもございます。もちろん、必須ではありませんので、鑑定書がなくてもきちんと査定して買取させていただきます。
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宝石買取コラム
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